春鹿 しぼりばな 2015

 春鹿から届いた新酒は「しぼりたて」ではなく「しぼりばな」。  はなの意味にさきっぽもありますから、使っているのでしょう。  春鹿の純米吟醸のしぼりたて生原酒であります。  作秋、好評だったひやおろしの新酒です。  ひやおろしがあまりによく、すぐ売れきれ、蔵元在庫もすぐになくなり、早く新酒がほしいと脳裏に焼きついていましたから、何時出るのか、何時出るのかと待ちわびていました。  新酒らしい、新酒らし過ぎる。  開封後、数日経ってからが丁度バランスが取れる気がしています。  これも3月には開けたてでも丁度よいバランスになるかと思います。  自家熟成して秋あがりにしてもいいですね。  「春鹿しぼりばな」は丸河屋酒店から通販しています。季節限定品。
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奈良の春鹿二大定番その2「超辛口」

 昨日に引き続き、ならまちにあります春鹿の二大定番酒です。  その2は「春鹿 超辛口」です。  もうかれこれ25年以上も販売している長寿銘柄。  発売当時は辛口が一斉に出てきました。  純米で超辛口はこの当時は珍しい存在。  技術的にも難しかったし、当時の味の主流ではないことへの挑戦酒として目立っていました。  現在は辛口はたくさんあります。超辛口もたくさんありますね。  そんな今の中では超辛口ではなく、辛口に入るかと思われます。  お酒の全体的な傾向が25年もすれば変わるものです。  ラベルも発売当時のまま。  丸河屋酒店でもヒット中で通販もしています。  フレッシュなフルーティーさがなくなって火入れしてから出荷です。  米を磨いて香りを出すのではなく、技術を磨いてよりよい辛さを出しています。
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奈良の春鹿二大定番その1「純米大吟醸」

 奈良駅前のならまちにあります春鹿。  世界遺産の興福寺が近くにあり、雰囲気が何とも言えないいい感じ。  はじめての訪問をしました。  蔵内を案内してもらい、代表的なお酒のきき酒。  春鹿では、年間50位の銘柄があるそうです。  取引先もまちまちですものね。  その中で2つの銘柄が春鹿の顔だそうです。  一つ目は純米大吟醸であります。  内容は一般的な純米大吟醸といった感じ。  フルーティーな優しいタッチ。  けっこう香るなあと思いますが、純米吟醸で香りがもっと高いのもあるとのこと。  バランス重視なのですね。  3,000円しない価格も人気の理由の一つなのでしょう。  これだけあれば、他のお酒はいらないかなって思ってしまいました。  蔵元では定番なのですが、金額が金額なので、年末だけになるかもしれません。
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千葉県浦安市から御来店

 来月に飲食店を開店なさる方が千葉県の浦安市からご来店いただきました。  丸河屋酒店とお取引したいとのうれしい御連絡をいただいての御来店。  静岡の地酒を静岡の酒販店から仕入れたいということであります。  静岡のお酒でも全国区の銘柄は東京でも千葉でもあります。  そうでなく、主に現地で売られているお酒をメニューに入れたい。  こういったコンセプトに丸河屋酒店を取り上げてもらいありがたいことです。  私どもで出来ることは積極的に何でもしたいと思っています。  丸河屋酒店内にていろんなお話をした後に、蔵に行きました。  君盃と萩錦です。  どちらも好意的に対応して下さいました。  開店は2015年2月の中旬。  待ち遠しいです。
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