梅酒は進化著しい創作庶民酒です。
エイ出版から出ている「梅酒の基本」の中に登場する私、丸河屋酒店が2009年に作った梅酒を紹介します。
これが表紙になります。
84ページから89ページにかけて私の梅酒に関することが書かれています。その84ページと85ページに出ているレシピです。
6つのレシピを抜粋して紹介します。
1.黒糖焼酎30度360ml + 黒糖粉末200g + 梅210g
黒糖ならではのコクのある甘味と、梅酒らしい酸味のバランスが絶妙。とろりとした口当たりに仕上がります。
2.ブランデー360ml + 果糖70g + 紅茶1p + 梅210g
紅茶がまろやかさを演出し、飲みやすく仕上がります。ブランデー梅酒としては成功ですが、ストレートではアルコールが強いかも。
3.焼酎甲類360ml + 果糖50g + 紅茶1p + 梅210f
後味に梅酒らしいほのかな酸味が感じられます。糖分をもう少し多くしてもいいでしょう。
5.梅酒用日本酒360ml + 果糖70g + 紅茶1p + 梅200g
後味にほどよい酸味が感じられ、全体的にバランスよく仕上がります。紅茶は梅に仕込んだら、5分程度で取り出してください。
6.梅酒用秘蔵酒 + 梅200g
私が開発したみりんリキュール(酒精強化みりん)である梅酒用秘蔵酒で仕込みます。麹の甘味が生きた梅酒です。糖類を使わなくても、梅酒は出来る!というレシピ。
13.七田純米焼酎360ml + 氷砂糖100g + 梅200g
梅酒としてのバランスがとてもよく、美味しい梅酒になります。香りのインパクトや甘味、酸味など、すべての良さが前面に出てきてほれぼれします。
16.ブランデー360ml + 果糖100g + ハチミツ5g + 梅210g
梅酒は口に入れて時間が経つほど酸味が出てきます。このレシピは酸味が先に来て、後から甘味が感じられます。ハチミツはブランデーとの相性がいいです。
本の5ページ分をこうして紹介していきますと、容量が必要ですね。
梅酒作りは自由度抜群。
いろんなひらめきを出し、いろんな作り方でチャレンジしてみてください。