誉富士の第二弾を模索している静岡酒業界。 　別株から、酒米としてよいのを選抜。 　お酒はまだ試験醸造的段階です。 　2社がこのお米で醸造した模様。 　一つは由比の正雪。 　特別純米酒を造りました。 　720mlだけの販売。 　丸河屋酒店の冷蔵庫にまだ数本入っていますよ。

　清水にあります三和酒蔵。 　現在のメイン銘柄は臥龍梅であります。 　純米吟醸の生酒の新酒が来ました。 　臥龍梅は静岡のお酒であって、静岡らしいところと、静岡らしくないところを持ち合わせております。 　香りの出方が静岡らしくないとか、味の綺麗さが静岡らしいとか、よく言われます。 　いずれにしても、軽やかにきれいに酔える。 　そんな1本です。

　鶴齢の新酒。 　毎年第一弾はこれでいきます。 　 　鶴齢　美山錦　特別純米　生原酒無濾過 　うぐいす色の鶴齢であります。 　そもそも鶴齢がここまで来る記念すべきヒット第一弾がこれ。 　このお酒が新発売になった年の12月、鶴齢の青木社長が静岡にみえて、SBS学苑の生徒さんらと飲み交わしました。 　あの年からお酒はすぐに売れきれるようになり、鶴齢の名も全国区へと動き出したことを思い出します。