赤い梅酒の作り方2.

 もう一つの赤い梅酒の作り方です。  赤い梅酒を作るというよりは、赤くなってしまうと言った方が正解でしょう。  もともと橙色と黄色の色具合の普通の梅酒でした。  なぜ、赤く変色したのか。  実は私のところには、味見して処分する梅酒が数十本ありました。  私は立場上、飲む梅酒以外に実験的に作る梅酒がたくさんあります。  多い年は40本以上漬けます。  これらはある期間を得て、味見へと移ります。  こうすることにより、梅酒のいろんなことがわかってくるからです。  丸河屋酒店にある、今年味見して用がなくなった梅酒を整理していました。  すべて片つけたと思っていたのですが、数本は1.8Lのお酒の箱の中にありました。  「あれあれ、こんなところにまだあったのか!」  と味見をしようかと思いましたら、色が赤くなっているではありませんか。  そこにあったすべての梅酒が赤くなっていました。  農業高校の先生からも紫外線による着色によるものと言われました。  私の放置した場所は、屋外であって、日陰です。  日向だった...
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赤い梅酒の作り方1.

 たまたま赤い梅酒の作り方がわかりました。それも2つも。  日本果実酒倶楽部代表としても発表します。  赤い梅酒の作り方 その1.  手順  1.一般的な梅酒を仕込む。    梅の実+お酒+糖分  2.これによく洗った梅の木(幹や木片)を入れる。  そうしますと写真のようになります。  3.常温で置く。   梅の実がしわになり、梅酒が出来て、色も赤みがかってくる。   梅の木と梅の実を取り出す。   飲みやすいように、他の瓶につめかえました。   この梅酒の場合は、梅酒用日本酒を使っていますから、約一ヶ月でこの時点まで来ます。   梅酒用秘蔵酒を使った場合もおよそ一ヶ月でここまで来ます。   梅酒用秘蔵酒の場合は、糖分は必要ありません。  4.さらに熟成させる。   仕込んでから1年くらいたちますと、色はここまで来ます。   これで赤い梅酒は出来上がります。   赤い色を出すにはこのようにすればよいことがわかりました。   が、問題が多いです。   それは飲むことを前提と...
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天狗舞 純米超辛

 ブルーボトルの夏酒はどの蔵もも出すようになりました。  ブームでしょうか。  石川県の天狗舞の夏酒は純米超辛。  ここは山廃造りが得意、でも超辛純米は山廃ではなく、一般的な速醸。  日本酒度は+11で酸度は1.9。  予約してあったのが、本日入荷です。  本数が少ないので、私の分はないことでしょう。  したがって、味見ができません。  丸河屋酒店にはあり、お客様にはご案内します。
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