焼酎ナビゲーター認定講座 早稲田大学

焼酎ナビゲーター認定講座 早稲田大学 2011年2月26日(土)

 2010年の10月に打診を受けました。焼酎の講座の出前についてです。それが数カ月後に実現しました。今回のこの講座は焼酎ナビゲーター認定講座として行ないました。
 現在はお酒の消費量は以前よりも減っています。人口減の影響もありますが、お酒に接する機会が減っていることが一番の要因でしょう。
 世界中にあるお酒。お酒の飲み方もお国柄があります。お酒を飲む、飲まないとは別に、お酒についてのことを知らないと、それなりの育ちだと判断されてしまうこともあります。
 グラスの持ち方ひとつで家柄までわかってしまう。こういうことを事前に知っておくことも、国際社会では有利にたつことだと思います。とお話させてもらいました。
 生徒さんらは感心したことについては、「へえ~へえ~」と机の上を叩いていました。何かの番組でそうしているからでしょうか。
 また、私はあなたたちよりも2.2倍以上も生きてしまいました。その少ない経験から感じていることは、「人生にはリハーサルなし、あるのは本番のみ、しかも必然で最善だ」と偉そうに述べましたら、「深~い 深~い」とズボンを脱ぐような仕草をして、その深さを表現していました。これもテレビの番組の影響でしょうか。
 早稲田大学の生徒さんと数時間接していて、早稲田の校風とでも言うのでしょうか、そんな人となりを感じることができました。
 ある生徒さんが、「英語が苦手なんですよ」と言うので、「私は普段はまったく英語を話さないけど(話せないけど)、アメリカに一人で行き数週間いた時には、ぺらぺらしゃべれて何の問題もなかったから、君たちなら全く問題ないじゃない」と話しましたら、そういうレベルじゃあなくってさあ(おじさん)みたいな顔をしているような気がしてきました。
 確かに早稲田大学って中々入れない名門大学ですものね。私などが早稲田大学の学生さんの前で、お話するなんて、これまで夢にも思わなかったです。
 新宿駅で待ち合わせしましたが、当初は東京駅まで迎えに行きましょうかと先方さんから言われました。私はそこまで田舎者ではないよとの気持ちもありましたが、何と親切な方々だなあと感心しました。
 話しがそれました。焼酎講座の内容はどうだったか。
 10数ページのテキストと焼酎を4種類お持ちしました。早稲田大学内ではお話はいいのですが、禁酒ということで、会場は新宿1丁目コマ劇場の近くのカラオケハウスに。

 焼酎の基本的なことをお話して、4つの焼酎を6つの飲み方でお飲みいただきました。
 
 御参加いただいた早稲田大学のみなさんへ、

 みなさんは世界中に羽ばたき、御活躍されることでしょう。時には大勢だったり一人きりになったり、時にはうれしくなったり悲しくなったり。どんな時にも人にも平等にお酒は良き友として接してきてくれました。優れた文化のあるところには必ず銘酒たるものが存在します。その土地々の優れたお酒を理解し、また、日本のお酒については相手に理解してもらうように務めて下さい。あなたのすぐそばには良き友お酒がいることをお忘れなく。

 最後に。
 私のお酒の話しを2時間みっちり聞いてもらいましてありがとうございます。お酒を愛する心が芽生えたり、あるいは一層好きになられたら幸いです。

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 この日にお誕生日の方がいたのでキャンドルを消してケーキが提供されました。

 最後は記念写真を撮り無事終了。
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日程表

17:00 スタート・挨拶
17:05 講演
「お酒の分類」「焼酎の定義・分類」「焼酎の原料」「焼酎の造り方」「焼酎の保存
管理」「焼酎の商品特性」など
18:00 焼酎の飲用スタイル・・・麦、芋、米、泡盛、お茶割り
18:55 記念写真撮影
19:00 講座終了

費用

費用やその他などを12名として計算しました。
・お酒代 焼酎の4種類       円
・交通費  静岡から往復   12,000円         
・講師料          10,000円

主催者さまにご用意してほしいもの
   つまみ類、グラス、お湯、氷
私も事前に到着し、準備しました。

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