●川辺は焼酎も日本酒も飲む方に超おすすめ
後味は焼酎らしい切れ。
まるで吟醸酒をもっとすっきりさせたような感じです。
川辺と同じ米焼酎の中には、香りはすごく高くて華やかなのに、飲み続けるには切なくなるようなものがあります。最初の1杯だけはとくにいいというタイプです。
川辺は香りも高いのに、飲み飽きすることはありません。鼻につく香りでもないですし、コクもありますから、バランスがいいのでしょうね。丁度吟醸酒をすっきりさせたようです。香りの系統は協会9号の熊本酵母系です。
焼酎も日本酒も好きで飲むのであれば、この川辺のよさは1杯でわかってもらえそうです。すぐに半分くらい飲んでしまうと思いますよ。
こんな日本酒と焼酎の双方の良さを兼ね備えている焼酎は、ありそうでないものです。
●米焼酎の真髄 川辺
焼酎ブーム以降、一見芋焼酎が目立っているように思えます。しかし個性的で、はっきりとした居場所がある芋焼酎以外の銘柄は残りますね。その1つに川辺があります。酒質が変わらない限りは人気が衰えることはないでしょう。
私もいろんな米焼酎と巡り合ってきましたが、樽貯蔵させない米焼酎の中では、上位3位以内に入ります。他の2つは、ここでは書くのはやめておきましょう。当店で好評なのは、「櫻盛」と「七田」、それから「流石」です。これらはそれなりに香りのタイプが違っていておもしろいです。
華やかさでは「櫻盛」、すっきりさでは「流石」、バランスでは「七田大吟醸粕取」、コクでは「桜の里」や「七田純米焼酎」。
米焼酎もいろいろあって楽しいぞ!
「川辺」はどんなでしょうか?
減圧蒸留とか常圧蒸留とか言うのはやめておきましょう。先入観はない方がいいですからね。
御期待下さい。
米焼酎をあまり飲まれない方は、想像を越えていると思いますよ。
川辺は冷やしてストレートでもいいですし、ロックや水割りがおすすめです。
割り負けしませんよ。
一度味わってしまえば、きっと手放せない1本になると思います。
●最高金賞受賞
2013年6月「ロサンゼルス ワインアンドスピリッツ コンペティッション」の焼酎部門で最高金賞を受賞しBest of Shochuの称号を獲得しました。
このコンペティッションは74年の歴史を誇ります。世界的なジャーナリストや蒸留酒の製造業者、パブやバーのオーナーらによる審査で25銘柄の焼酎の中で第1位を獲得しました。
●蔵元こだわりの1本
熊本県相良村に徹底的につだわっています。仕込水に川辺川の浜宮蛍水を、原料に相良米(ヒノヒカリ)を。まるで日本酒のようなこだわりよう。そうなんです、日本酒と焼酎の間のような存在です。日本酒と焼酎の両方の良さがあります。相良地区を凝縮したような純米焼酎なのです。地酒いや、地焼酎、相良焼酎川辺ですね。
地元のサガラッパ21の会のみなさんにも感謝!
----- 御客様からの御感想 -----
秋です、さまから・・・
華やかさと、甘みのあるおいしいお酒(日本酒も焼酎も単に合わない気がします)でした。
五十嵐 明郎様から・・・
本日、川辺が到着しました。丸河屋さんに紹介のメールをいただいた焼酎はいつも関心を持ちます。川辺はどんな焼酎かといいますと、今までに私が飲んだことがない焼酎で、「実にうまい。」前にいただいて再注文した、「桜の里」もすごかったがこの川辺は河原崎様がおっしゃっていますようにすっきりしたのど越しに、実に丁寧な滑らかさが加わっています。そして何杯飲んでも辛くない。もちろん甘くはありませんが・・・一杯目、二杯目、三杯目となんとなく惰性で飲んでいくのではなく、二杯目、三杯目と飲んでいっても最初の一杯目と味が変わらず、思わず、一杯目を意識してしまう、そのような焼酎です。これは、大変な焼酎です。これなら日本酒もいらないですね。この川辺は日本酒のいいところと焼酎のいいところを持っているすごい焼酎です。この夏、90歳の母と同居の家内の双方の愚痴を聞きながら、旅行にも出れないで腐っておりましたが、今年の夏が良い夏のように感じてきました。大変うれしく思います。この川辺、後、6本ほしいです。腐らないものならもっとあってもいいです。入りましたら、こっそり教えてくださいね。
三河のノンちゃんさまから・・・
夏の暑さを忘れさせてくれる「涼しげな焼酎」です。中身は勿論ですが容器の瓶と和紙が良いですね。昨夜は、蛸ぶつを肴に家内と一杯飲みました。
ノンちゃん:丸河屋さんのレポート通りオンザロックでいこう。
マコちゃん:水割りにしよう
ノンちゃん、マコちゃん:では「川辺」に乾杯!
マコちゃん:これ焼酎? 冷酒の吟醸酒級よネー
ノンちゃん:熊本の桜盛ちゃんも美味いがまた「川辺」も良いねー。これで益々、焼酎らしくない焼酎にめぐり会ったものだ。
マコちゃん:もう一杯いくわ(一人勝手に「川辺」を片手に)
ノンちゃん:氷が解けないうちにと(一人ブツブツと)もう一杯