連続式蒸留(焼酎甲類)の20°と25°と35°で比べました。
この疑問は御客様からもよくいただきます。アルコールで梅のエキスを抽出するとなれば、アルコール度が高い方が抽出力があって、早くできると考え勝ち。実際どうなんでしょう?
左から20°、25°、35°の焼酎で漬けた梅酒が並んでいます。糖類は無添加、梅の量もいっしょにして、同時に作り、同じ場所で貯蔵しました。
左の写真は漬けた直後で、右のは常温貯蔵で、丁度1年経ったところです。
意外かもしれませんが、色具合はいっしょ。香りはアルコール度が高い方が揮発力がありますから、強く感じられます。味わいからも、梅のエキス自体の量や強さは同じと感じられます。
では、糖類が入った場合はどうなのか?
その実験も2009年に開始しました。