白鷹伊勢神宮御料酒蔵純米酒に使われるお米も最高級。山田錦の特A地区でも特に良い吉川町の契約農家が造ります。それをキモト造りという、味がのる製法で造る。仕込水は世界に誇る名水の宮水。これだけのことを揃えられるのは白鷹くらいでしょう。さすがに伊勢神宮に選ばれることだけはあります。
白鷹伊勢神宮御料酒蔵純米酒は米の良さを前面に出していますから、香りも米が主体。口に含みますと米の旨味が広がります。あまりにふくよかですから、甘味に感じるくらいです。
飲み方
これも冷や(常温)か燗をつけて下さい。冷たい状態で飲みますと味わい深さが発揮できません。
白鷹の全ては決してへりくだらない一本筋の入った男酒。
後世に残されるべき逸品です。
2013年の大晦日からお正月にいただきました。
ガラスと錫のグラスを使いました。あわせたのは牡蠣グラタンとすき焼き。牡蠣の旨味をより美味しくし、すき焼きの味にも負けずに、ごはんのような存在になりました。酔いを感じてくるといっそう美味しいのが白鷹です。

●保存管理について
開封前の保存管理は冷蔵庫でいいです。ただし飲むときの温度は冷や(常温)から燗にしてほしいです。となりますと、飲む日の朝には冷蔵庫から出して常温に戻しておくこととなります。
また、極一般的なお酒と比べると、手が込んだ”生もと造り”や”山廃造り”をしたお酒は、強く常温で置いておいてもへたりにくいです。真夏以外は冷蔵庫に入れなくてもいいと私は思います。