●つくしがつくしであるために
麦焼酎には大きく分けて3つのタイプに分類できます。1つは「いいちこ」や「二階堂」が代表の「減圧蒸留タイプ」、もうひとつは「百年の孤独」や「田苑金ラベル」といった「樽貯蔵タイプ」、そして3つ目は本格焼酎らしい「常圧蒸留タイプ」に分けられます。一つ目の「減圧蒸留タイプ」はまるで甲類のようなさわやかで淡麗な感じが持ち味。飲み方は、水やウーロン茶で割る場合が多く、ライバルは韓国焼酎真露(ジンロ)やビックマンといった甲類。2つ目の「樽貯蔵タイプ」はまるでウィスキー、色も茶色かかっています。3つ目の「常圧蒸留タイプ」は麦ならではの味がしっかりした味口の本格麦焼酎ですが、あまり見かけません。他の2つのタイプに埋没してしまったかのようです。
「つくし黒ラベル」は味のある「常圧蒸留タイプ」に入ります。樽貯蔵したウィスキーのような麦焼酎に負けないくらいの味があります。芋焼酎のように味があると言えば、わかりやすいでしょうか。どうしてでしょう、この黒ラベルも白ラベル同様、黒麹を使っています。どうやらそこから来るみたいです。普通焼酎は白麹を使います。しかしこの「つくし」は黒麹を使っています。黒麹を使った焼酎は味わい豊かに、そしてまろやかになると言われています。「つくし黒ラベル」はこの黒麹を使い、昔ながらの蒸留方法からでき、しかもできた焼酎を寝かせた焼酎とブレンドしています。ブレンドするのは5年間以上貯蔵されたものだけです。だからですね、この個性的な味わい深さは。
●かつてない、本物の予感は見事に的中
この黒ラベルを一口飲んだ時、「えっ本当に麦からできてる?」とラベルの表示を疑うくらいでした。ごま焼酎や芋焼酎のように味がしっかりあるではありませんか。
かつてない麦焼酎、このコク、味のふくらみ、満足感に浸ります。でもこれがきっと本来の麦焼酎なのでしょうね。
ストレート・・◎
ロック・・◎
水割り ・・◎
お湯割り ・・◎
お茶割り・・○

御客様の御感想
●秋田の阿部クンから・・・
つくし黒ラベル頂きました。あんなにまろやかで、しっかりした麦の焼酎を飲んだのは初めてです。焼酎を飲み出して、まだ日の浅い僕にもハッキリ判るあの美味さ。ちなみに1,8Lを2本贈っていただいたのですが・・・もう有りません。この感想を送信したらまた注文です(笑。さてと、今度は白ラベルもいってみますか。
●田中桃太郎様から・・・
とても美味しく頂きました。つくしとの出会いの前に、匠という麦焼酎との出会いがあり、匠の製造元を調べてたところ、つくしを知ることになって、丸河屋さんを通じてつくしと出会わせてもらいました。匠にもつくしにも言えることですが、今まで飲んだどの麦焼酎よりも美味しく、コクがあり、個人的にはロックで頂くのが一番好きです。親しい友人や知り合いにも飲んでもらいましたが、みんな口を揃えるように、美味しかったと言ってます。これからも、すばらしい焼酎との出会いを求めて行きたいとおもいますので、何かいい情報などあれば、教えてください。ありがとうございました。
●ショウチュウダンディーさんから・・・
私がこのお酒と出会ったのは、最初はプレミア焼酎の兼八を飲んだ時に、「焼酎ロックがこんなにおいしいのか!」と感動しました。麦の香ばしさ、コクのある味わい。友人に話をすると、「兼八が好きなら、これ飲んでみて」と頂いたのが、「つくし 黒」でした。びっくりしました。兼八より、コクがあり、味がしっかりしていました。(今、泉州で噂を広めています。)プレミア焼酎「兼八」もいいけど、「つくし 黒」と出会ったら、考えが変わると思います。「つくし バンザーイ!!!」
●いろいろのんべさんから・・・
東京の量販店で、ひょいと見つけて買って飲んで、感動したのが始まりです。値段は2800円で、お父さんのお小遣いで買うにはちょっと高めですが、とにかくおいしいので、と納得していました。2-3回買って飲んだ後、インターネットで検索して丸河屋さんのサイトで見て驚きました・・・1200円。6本在庫があって、ちょっとパニックを起こしながら、全部買おうとしたけど、少し考えて3本にしました。他にも探しているのんべさんがいるはずだから。うん。すばらしいお酒の作り手がいて、飲み手がいるだけじゃだめなんですね。丸河屋さんのような良心的な小売店が東京にあったら、まちのお父さんたちも、お母さんににらまれずに、もっと黒つくしを楽しめるのにね。ありがとうございました。
●有間 豊様から・・・
これはお湯割りですね。香ばしい麦の香りがしますが特に癖が強いというものではないと思います。
●常圧麦一筋様から・・・
3年前に四ツ谷さんの兼八に出会ってから、兼八が手に入り難いこともあって、麦チョコ風味の焼酎を探していましたが、パンチとキレを兼ね備えた焼酎になかなか出会えませんでした。その折、毎年参加している横浜焼酎委員会に出かけ、『つくし黒ラベル』に出会い、3年前、兼八に出会った時のひらめきを感じました。ロックで一口、口に含んで目を閉じると『穂が風に揺れる一面の麦畑』が見えてくるようです。
更に良いことに『丸河屋』さんのお陰もあって、定価で入手できることが、何よりと思っております。いつまでも、つくしが定価で購入でき、安心して楽しめることを祈りたいものです。
●藤原君さまから・・・
香ばしいように思えて、煮物や肉にあいました。