ここだけの話ではありませんが、
いい夏見つけちゃいました。
京都の夏です。
京都の夏酒です。
酒名は玉乃光の純米吟醸夏生。
祝(いわい)という酒米を使った、純米吟醸の生酒です。
飲兵衛である私はいつもはラベルとかには目もくれず、
中味を味わい、満足しているのでありますが、
今回は違いました。
見た瞬間、思わず一目惚れ。
私には珍しいことです。
人に一目惚れすることはしょっちゅうですが、
お酒にはそういう意識を持っていません。
何とも言えない気品。
雅やかであります。
見かけで開封してしまいましたが、そこからは真剣勝負。
まず、自分自身が納得できるのか?
そして、お客様にほんとにおすすめできるのか?
このように書いていますから、
納得できた酒質でありました。
開封しますと、華やかさと清涼感に圧倒されます。
目をつぶり、鴨川にかかる夜の三条大橋を思い浮かべますと、
もう別世界が目の前に広がります。
近くに祇園があり、先斗町といった、
夜の繁華街のにぎやかさがよみがえります。
とは言うものの、一度切りしか行った事がありませんが。
とにかく京都は別格であります。
お酒の話に戻ります。
華やかさから甘さを連想しますが、
違っていました。
けっこう辛いです。
純米吟醸の生酒ですが、辛口。
美味しいな、これが京都かあ。
そう感じて喉を通そうと思ったあたりから、
辛さの登場です。
この辛さがあるからこそ、純米系でありながら、
軽快で楽に杯が進みます。
さすがは京都酒でありますね。
いかがでしょう?
京都のお酒とともに、京都の出来事を思い出してみませんか?
修学旅行はどうでしたか?
さて、この夏生はご注文いただいてから、発注・入荷となります。
蔵元としては、酒販店や問屋で滞留してしまうことを恐れ、
多頻度でもいいからと、蔵元から直接丸河屋酒店に送られてきます。
したがって、ご注文後、お届けまでに数日かかりますが、
蔵元の意思を尊重して、ご理解ください。
蔵元在庫がなくなり次第に販売終了となります。
しばらくはあるとのことです。
ご安心下さい。
720ml 1,620円(税込)
1.8L 3,240円(税込)