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今や静岡のお酒は全国的に有名になりました。穏やかな香りで優しく丸みのある味わい、そして切れの良さが最大の特徴であり、静岡のどの蔵元のお酒も品質的にはずれがないことも理由のひとつです。
静岡酒は磯自慢・開運・初亀といった御存知銘柄が全国区でありますが、その火付け役ともなっのが、この元祖静岡ブランド酒「おんな泣かせ」であります。
吟醸酒ブーム以前から登龍門的存在であり、吟醸酒ブームの時には前年から予約しなければ、飲むことのできないお酒でもありました。元祖静岡幻酒であります。
あまりの美味しさにおんなだけでなく、男も泣かせるおんな泣かせと評されましたが、私ども酒屋にとっては、なかなか仕入れることが出来ないことから、酒屋泣かせと呼ばれていました。
蔵元のある静岡県島田市には全国的にも有名なものがいくつかあります。越すに越されぬ大井川は江戸時代から言われてきました。有名なおそばやさんもあったり、梅も特産品の仲間入りになる段階まできています。それから忘れてならないのは、このお酒。蔵元の大村屋酒造場の名よりもこちらのお酒の方が有名になっています。
毎年、11月の上旬に出ますが、たった一度限りの入荷。2011年は11月4日に入荷。
名前と雰囲気と格安感から吟醸酒ブームの時から元祖静岡幻酒として君臨しています。
このおんな泣かせだけを仕入れることはできず、その年のこの蔵の他のお酒の販売量によって入手数は決まってきます。その理由から、静岡の飲食店では女泣かせを仕入れるために、他のお酒もがんばって売るというスタイルも出来上っているようです。
男も泣かせるおんな泣かせは酒屋泣かせでもあるわけです。
春に搾った純米大吟醸が秋まで熟成させての登場です。
純米大吟醸らしく、香りが甘く感じさせるおんなっぽいお酒。一度は飲む価値ありです。
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