利酒案内

2004年1月〜4月分のテイスティングレポートです。

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4月29日 お好み食堂 花の舞純米酒

お好み食堂にて
お好み食堂の方とともにツーショット

 静岡駅北口の松坂屋の8階にあります「お好み食堂」さんで飲んできました。訪れたのは昼の真っ盛り、昼食をとる方で賑わっていました。写真の右上を見てもわかりますように、順番待ちになっていました。

 私が注文したのは「花の舞」という静岡県は西部の浜北市にある蔵元の純米酒とお寿司。

 花の舞はあたかも生酒のようにグラスに注いだ瞬間から、いい香りがしています。とっても静岡らしいお酒だと思いました。近海物のお寿司にもぴったんこと合います。

 やっぱりいいですねえ、あっと言う間に全部食べてしまっていました。

 お好み食堂さんのある松坂屋は静岡駅の正面ですから、お買い物をした帰りに寄りやすいところです。セットメニューが充実しています。

 この日はとっても忙しい中、いっしょに写真に入っていただきありがとうございました。

2月8日 櫻盛 720ml-\1,500

櫻盛を飲む
自分でアンキモを作りました

楽酔「スーパーでどでかいアンコウの胆を売っていたから、自分でアンキモを作ったよ。失敗してもともとって感じてやってみたけど、上手くできたよ。料理のセンスもあるのかなあ。」

小町「あ〜ら、いい腕前ねえ。酒屋やめたら料理人にでも・・・やめといた方がいいと思うわ。得意なレシピはいくつある?」

楽酔「ううん、これからだよ、まだ若いもんね。今日はアンキモの橙色に引かれて、桜色ならぬ櫻盛を飲むよ。」

小町「桜が咲く前から調子でそうね。」

楽酔「このラベルもいかしてるけど、この香り。これで16年も寝ていたなんてほんとうかなあ。吟醸酒の香りがすご〜くする。」

小町「ほんと、この香りはまさに吟醸酒そのものね。」

楽酔「飲み込んだあとの余韻も最高だよ。切れがあって、もう1杯、もう1杯と進みすぎちゃんぞ。」

2月1日 高千穂の梅酒 720ml-\1,200

高千穂の梅酒を飲む

楽酔「走って来たよ。森町マラソン、2002年ワールドカップの日本代表のプレスセンター、通称なんだっけ、あの黒い犬がマスコット的にテレビに出て来た、あの場所がスタートとゴール。」

小町「っで、どうだったの?」

楽酔「復活の兆しが見えたよ。5kmを20分切れなかったけど、来年はもう19分台だろうね。」

小町「そんなことより、肝心なお酒に移りましょう。」

楽酔「疲れた時には、梅酒に限るよ。ということで、前回に続いて今日も梅酒。今日も本格焼酎仕込みの梅酒だよ。クエン酸がいっぱい入った健康酒の王様梅酒。この色見てよ。きれいな朱色だろ。瓶の色ではないよ。わかりやすく横にはアミノバリューを置いてみたけど、どう、近いだろ。」

小町「きれいだわねえ、こんなピンクがかっている梅酒は初めて見るわ。外国産の何かのお酒みたい。」

楽酔「見た目だけでは終わらないよ。いやあ、梅らしくすっぱい。体にいいぞ〜って梅酒が口の中から体にしんみりくるよ。梅と言うと紀州が有名。だから宮崎の高千穂の梅で造った梅酒はどうなのかなあと思ったけれど、これもすごいいいさ。」

小町「昔ながらの手造りって書いてあるわ。」

楽酔「そうなのかあ、知らないって損なんだなあ。高千穂にはこんなに美味しくって体に効きそうな梅酒があったんだなあ。」

小町「これからの季節、梅酒にこだわりそうね。」

1月25日 伝兵衛-梅朱 720ml-\1,000

梅朱を飲む

楽酔「たまには趣向をこらして梅酒といこうか。梅朱という梅酒。電話で注文されると”うめしゅ”ってどの? 何て聞いてしまいそうだよ。名前はもう一工夫してほしいなあ。」

小町「梅朱は梅酒でしょ。普通の梅酒とどこが違うのかしら?」

楽酔「梅酒って、まあ家でもつけるけど、焼酎甲類でつけると思うんだ。ホワイトリカーとも書いてあるやつ。でも梅朱は麦焼酎でつけてあるのだよ。」

小町「あっ!ピンと来たわ。健康ブームでしょ。理由や本当のところはわからないけど、焼酎甲類とかホワイトリカーは日本酒に入っている醸造アルコールと変わらないから、最近は敬遠され気味。代わって本格焼酎でつけることが流行してきたのでしょ。」

楽酔「そうなんだよ〜。清酒と同じで醸造アルコールを使った梅酒も人気が下降線みたいだよ。いまではいろんなものでつけているみたいだよ。」

小町「でも味わいの点からはどうなのかなあ?」

楽酔「そう言ってもらえると、遠慮なくぐいぐいいけて気持ちもいいよ。いままで飲んできた普通の梅酒と比べると、大きな違いはないと思うよ。ちょっとどことなくウィスキーのような香ばしい香りが最初に感じるよ。でも甘さとか飲んだ後の感じとかはほとんど同じ。麦焼酎という文字に気がつかなければ、自分も普通の梅酒と思っただろう。じっくり今日から少しづつ飲んでみるよ。」

小町「少しづつね。梅朱と梅酒。違いがわかる男かどうか。じっくり拝見と決め込むは。」

1月20日 小夜衣-しぼりたて本醸造いいとこ取り 1.8L-\2,300 / 720ml-\1,200

小夜衣のしぼりたてを飲む

楽酔「しぼりたてが百花総乱、うん?字が違うかなあ、まあいいや。しぼりたてや初しぼりを出さない蔵がないくらいメジャーな季節酒。今日は小夜衣の森本さんのしぼりたてをいただこう。」

小町「毎年の定番ね。今年はどんな感じかなねえ。」

楽酔「今年はいいとこ取りだそうだよ。しぼり出てくるお酒のいいところだけを瓶詰めしたらしいぞ。さてっと、お味はどうかなあ。うん、いつものこのお酒の延長線上にあるのだけれども、いとこ取りだけあってスマートに感じるよ。森本さんが杜氏となって3年目。目指す酒質が見えてくる1本だよ。」

小町「小夜衣のお酒はみな骨があるように芯がしっかりしていると言ってたでしょっ。今日のはどう?」

楽酔「うん、もちろんさ。森本さんの心粋、ばっちり感じるよ。」

小町「これも原酒でアルコール度が高いと思うけれど、、、。」

楽酔「そうなんだよ。それが醍醐味。でも今日はちょっとアレンジして水で割ってみるよ。これが今、自分のブーム。メロンのような果実らしさも出て来るから、これも正解の飲み方だよ。」

小町「量が増えることもいい傾向だわ。」

1月16日 天山-ちろり 1.8L-\2,000

ちろりを飲む

楽酔「寒い時にはこれが一番。今日は天山酒造のちろりでいこう。」

小町「また燗酒ねえ。ちろりとは名前からしてお燗に向きそうだわ。」

楽酔「前に七田のけんちゃんに燗をつけてもらって飲んだけど、それが家でもようやくいただける、今日もうれしいねえ。」

小町「燗酒にはんてんも決まってるわ。よっ!大将。」

楽酔「天山酒造が満を持して登場させた燗酒だけに、やはりいいよ。純米酒の燗はこれから流行しそうだよ。燗評会の審査したときなんか、ひとりでわくわくしちゃったよ。」

小町「燗酒はぬくぬくしてお風呂みたいね。」

1月9日 杉錦-上燗酒 1.8L-\2,300

杉錦の上燗酒を飲む

楽酔「新年2つ目のお酒も杉錦だよ。12月は杉錦に力を入れてたから、その余韻かな。いやいや今月も力を抜かないよ。今日は燗専用の上燗酒。」

小町「燗をつけて飲む人は少数派になっていると思うけど、さしつさされつの世界は日本独特の乙な世界だわね。」

楽酔「そうなんだよ。わかる?日本酒は飲用温度が幅広く、こんなの他のお酒にないよ。でも最近は冷たいままで飲むのが主流。燗なんて言ったくらいにゃ、相当の飲兵衛に思われそうだよ。」

小町「あの香りというか、臭い、ムッとするでしょ。あれがいけないのね、きっと。」

楽酔「確かにひと昔の燗酒は、古いお酒やアルコールの添加量が多くてお米を磨いていないのが多かったから、そういう臭いがいていたけど、いまはまた別な世界だと思うな。この上燗酒もムッとは来ないよ。」

小町「ふむふむ、なるほど、これは違うような感じ。」

楽酔「燗に向くように純米吟醸と純米酒をブレンドしているみたいだよ。冷やでもとってもいけるし、燗をつけても40゜Cくらいのぬる燗までが丁度いいところだよ。名前の上燗酒という意味は、ひとつ上行く燗酒ということらしいよ。」

小町「これからこういう感じも受けるかもしれないわね。」

1月6日 杉錦-樽酒 1.8L-\6,500

杉錦の樽酒を飲む

楽酔「今年もはじまりは杉錦の樽酒から。もうお決まりだねえっ!何たって昨年のお正月から決めていたから。ううん、生きててよかった。」

小町「おぼえている、おぼえてるわよ。一人でぜ〜んぶ飲んでしまったんでしたっけ。」

楽酔「おいおい、それはそうなんだけど、あの時は君が実家に帰っていたからしょうがないだろう。今日はちょっとだけあげるからさ。」

小町「はいはい、ありがとうござます。でも、ほんとにちょっとねえ。」

楽酔「大丈夫だよ、すぐになくならないから。」

小町「でもどうして、6日に飲んでいるの?」

楽酔「予約の配達の最後が昨日の5日。すべての樽酒が無事に到着したのを見届けて、はじめてありつけたってわけ。」

小町「どうも御苦労さまでした。今年もできるだけ紹介して下さいませ。」


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