利酒案内

2001年8月と9月のテイスティングレポートです。

2001年5月/6月/7月


9月25日 安部街道(特本)300ml \490 H13製造

安部街道とフライ
「安部街道とフライ」

楽酔「スーパーマッケットで懐かしいおかずを見つけたから買ってきたよ、ウィンナーとウズラの卵をどうしても食べたくなっちゃって。」

小町「フライと日本酒も飲むの?」

楽酔「発泡清酒に手を延ばそうとしたけど、今日はすいすい飲める本醸造の安部街道にしたよ。」

小町「安部街道は忠正でしょ、2年連続金賞を取っていて評判がいいわねえ。」

楽酔「杜氏が静岡で長年の経験をつみ、油が乗り切っているからさ。本醸造と知らなければ吟醸と思うよ、この香りの高さは。瑞々しくきれいな元々のこの蔵の特徴に現代風の華やかさが加わった感じだよ。」

小町「お酒もフライも油が乗り切っているんだね。」


9月9日 天法 特別本醸造 720ml \1,100 H13製造

天法特本とまぐろの大トロ
「天法特本とまぐろの大トロ」

楽酔「およそ一ヶ月ぶりのテイスティングだね、このところ飲まなかったからな、珍しく。」

小町「朝晩涼しくなって、日本酒が恋しくなってきたわね。」

楽酔「バチの大トロがおいしそうだったから、天法と合わせてみようか。」

小町「このお酒は昨年よりも味に幅があると思うわ、コクというよりは厚さを感じるわ。」

楽酔「今年の天法はどのお酒も厚みが出ているよ。特にこれは酸が膨らんでいるね、味口の本醸造だな。」

小町「香りよりも味で勝負って感じ、トロのあぶらとよく口の中でマッチしてるわ。」

楽酔「それにしてもきれいなお酒だな。」


8月19日 発泡清酒 Zipang 月桂冠 250ml \280 H13年製造

月桂冠Zipangとパエリア
「月桂冠Zipangとパエリア」

楽酔「君盃の大吟醸をテイスティングする前に、せっかくパエリアを作ったから、またまた発泡清酒のZipangにしてみようか。」

小町「この間飲んだ時の印象がずいぶんいいから、今日も期待しちゃうな。」

楽酔「やっぱりZipangはいいよ、こんなにごはんものに合うなんて日本酒では考えられなかったよ。」

小町「ほんと、ビールのようにグイグイいきたくなってしまうわ。日本酒を炭酸で割ったものとは全然違うんだよね。」

楽酔「恐るべし月桂冠だよな。」


8月7日 純米吟醸 君盃酒造 720ml \1,505 H13製造

君盃純吟720mlと鯛の刺身
「君盃純吟と鯛の刺身」

楽酔チャート

香り

★★★★★★★☆☆☆

★★★★★★★☆☆☆

総合

★★★★★★★☆☆☆

楽酔「いよいよ君盃の純米系では最上位酒の純米吟醸だね、あとは大吟醸を残すだけとなったよ。」

小町「君盃さんはメジャーではないけど、内容はどこに出してもおかしくないと思うわ。」

楽酔「こういう地酒は全国に多いだろうね、何たってほとんどの地酒蔵は宣伝をしないし、首都圏に売ろうとする蔵しかメジャーにはなりにくいからね。だから君盃がこうして気楽に飲めるんだね、ありがたいね。」

小町「このお酒は香りもコクも充分あって名前の通り、まさに純米吟醸って感じがするね。」

楽酔「春先と比べると、香りが落ち着いたようだよ、あの時よりは火入れをしたから味は締っていると思うけど、コクはすごくあるね。」

小町「このコクだとあまり量は飲めそうにないわ。」

楽酔「そうだね、それは正解かもね。」

小町「どこか小夜衣の詩にも通じる味があると思わない?」


8月3日 天領の瀧 君盃酒造 500ml \1,000 H13製造

君盃 天領の瀧500ml \1,000
「君盃の天領の瀧とさざえ」

小町チャート

香り

★★★★★★★★★☆

★★★★★★★★★☆

総合

★★★★★★★★★☆

楽酔「先月の半分は発泡清酒に取られてしまったけど、今月は先月の続きの君盃から始めよう。おかげさまで豆知識に発泡清酒を追加できたよ。」

小町「この間までの発泡清酒も楽しかったけど、今日の君盃も楽しみだわ。」

楽酔「君盃って有名ではないよな、でもこの天領の瀧は毎日新聞社発行のアミューズに登場したことがあるんだよ。静岡市以外では君盃の中では一番売れているお酒でもあるよ。」

小町「ますます楽しみになってきたわ。」

楽酔「君盃の中では今風の香りがして、コクとのバランスがよい純米酒だな。洗練されてきていると思うよ。」

小町「雑誌にも取り上げられた理由がよ〜くわかるわ。吟醸香が飲み終わった後まで印象に残るし、キレも良いしね。」

楽酔「一度これを飲んでもらえれば、君盃という蔵を覚えてもらえると思うのだけれど、地元静岡でもなかなか目にしないからね。そういう意味もあって丸河屋ではじゃんじゃん売るよ。」


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