|
私も酒屋に嫁ぎ、このみりんにお世話になっていますが、私とみりんとの出会いは、5年程前だったか、あるイタリアンレストランでのことでした。食後にマスターが勧めてくれたのがカクテルグラスに入ったみりんだったのです。それまで、みりんは、お料理にしか使わないものだと思い込んでいましたが、飲んでみるとおいしくて、飲みやすくて、新鮮な驚きがあったことを覚えています。
このみりんは4年越しで熟成させたものですので、十分に香味成分が生成され、豊かな香味を作り上げています。メイプルシロップのような褐色ととろみ。長期熟成させた清酒のように、独特のふくよかな香り。重厚なまでの甘さ。後味もずっしり残ります。
お砂糖をたっぷり入れた紹興酒にとてもよく似ています。私は、この紹興酒が好きな方ですので、このみりんをストレートでも飲めるのですが、レモン汁を入れてみましたら、酸味とよく合い、サッパリして一層おいしくなりました。熟成香も和らぎました。又、ロックもおいしかったです。おすすめです。氷のカケラと琥珀色が溶け合ってきれいです。水割りやお湯割りにすると、とても飲みやすくなるのですが、せっかくの個性も薄まり残念な気がしました。
こってりしたお食事をしたあとの一杯。
日本酒をたくさん飲んだ後の止めの一杯。
最も向いているのは、一日の疲れを取り去るための、寝酒としての一杯だと思います。癒されます。
もちろん料理にも最高!こくや丸みに大きな差をつけます。
飲んでもお料理にでも、何でもよし。
みりんはまるで魔法の液体なのですね。
|