伊豆大島でのたった1軒の焼酎蔵の谷口酒造。すごい焼酎を造っていると酒業界ではもっぱらの評判です。世間や時代に流されない「オラの酒」が共感を呼んでいるようです。いにしえは島の人が飲むタイプの熟成古酒です。大島という土地柄と同時に、蔵の歴史を感じさせてくれます。先代から引き継がれた大島の地酒です。 いま、書類は真っ白なコピー用紙が主流で普通ですね。一昔前は藁半紙にガリ版なんかで刷っていました。人のぬくもりを感じずにはいられません。いにしえはそんな藁半紙にも通じる温かさが秘められています。 はじめて御神火の蔵に入った時、みかんやお茶の花の香りを強く感じました。いろんな焼酎の香りが混じってそのように感じたのですが、どうやら、あの香りはいにしえが一番影響していたようです。 谷口酒造のむくもり、人間味や人情を感じることができます。
●谷口さんのお酒を飲む前に!
私からのお願いですが、谷口さんの焼酎を飲まれる前に、これだけはわかってほしいと思うことがあります。島酒であり作品であるということです。大島以外の例えば本州でたくさん流通させるとか、いいものを造って日本一と言われるようになるとかを目指してはいません。あくまで作品を造っていますので、飲み手としてはその良さを理解しなければ、価値はわからないでしょう。絵画が飾る場所や見る人を選ぶように、この蔵の焼酎は飲み手やシーンを選びます。 つまり、飲んでいただく方に造り手が合わせていくのではなく、飲み手が作品に合わせなければなりません。 私は販売する側の責任として、あなたを谷口ワールドにエスコートしていきます。料理との相性は特に大事ですから、参考にしていただければと思います。 谷口さんの焼酎は、大島以外では、ほんの数件でしか販売されていません。こうして丸河屋から紹介できることだけでも誇りに感じています。 私がおすすめする順番としては、「天上」「いにしえ」「凪海」「平兵衛」がいいと思います。しかし先入観があってもよくありません。あなたの感性で感じてほしいと思います。
720ml-\1,260(税込)
本
包装 \1,470(税込)
●ちょっとした熟成感のある味わい
造り手である谷口さん御夫婦を最も感じることができます。
私には大島でのこれまでの谷口酒造の役割とか歴史とかを感じます。私は大島にはまだ一度しか行ったことはありませんが、歴代の当主の思いをいにしえとして伝えているような気がしてなりません。
すべての谷口酒造の作品のどこかの部分を兼ね備えている、いにしえは最も谷口さんを知ることができる人間味というか、人情味のする麦焼酎です。
水で割っても、お湯で割っても、造り手のぬくもりを感じます。
●いにしえと料理との相性です。
焼酎も意外に料理との相性もあるようです。御神火の中では、このいにしえが幅広く料理と合います。伊豆大島の島民が晩酌にしている定番の御神火を熟成させただけに幅が広いのでしょう。谷口酒造さんの作品の中では一番気軽に飲めます。どんな飲み方も大丈夫です。逆立ちして飲む、とかではないですよ。水でもお湯でも割ってもいけますよ。 私は今度はシイラやカジキのオレンジソースソテーと合わせてみようと考えています。
●この他の谷口酒造の焼酎