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東京のKKRホテルでの試飲会があり、そこで来福のお酒を飲んだのが最初でした。試飲会場では、蔵元の藤村さんが、ずらっと並んだ自信作を説明していました。10種類くらいあったでしょうか。最初はインパクトのある生の無濾過系が並んでいて、利き酒する者を「おっ!」と驚かせています。来福のお酒の特徴は、香りも味も、とにかくしっかりしていることです。当店の取扱銘柄でも香りの高さは一番でしょう。
生の原酒のコーナーから、火入れの本醸造や純米に移りました。そしていよいよ、この純米とはじめての御対面です。香りは生の無濾過系を飲んできた後なので、それほど感じませんでした。しかし、一口含んだその瞬間。うっ?という驚きとともに、お酒の入っている瓶をもう一度見つめていました。
確かに純米吟醸や無濾過はすばらしいお酒です。美味しいです。すすめたいです。でもこの純米を飲んだ時には、そういうことが吹っ飛び、ただただ「うああ。いいぞ。これはいいぞ。美味しいぞ。」と同じことを何回も心の中で叫んでいました。
他のお酒、しかも上のクラスと比べても、いいなあと思えるのですから、ほんとにいいお酒だと思います。試飲会で並んでいた数ある銘酒の中でも、私にはこの純米にひかれました。
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