丸河屋 河原崎吉博の2008年12月の日記です。
こんな私ですがよろしくお願いします。

12月31日(水)  「本日もいろんな方がみえて下さいました」

 お正月用のお酒。いつものお酒。プレゼントのお酒。実家等に持っていくお酒。うれしいですねえ。そのような時に丸河屋をお選びいただけて。

 マラソンランナーもいらっしゃいました。ジャージ姿でしたから、走っていますか?どこかのレースに出られますか?とやりとりもさせてもらいました。

 日が暮れて暗くなるに連れて、気分も雰囲気も変わってきます。12時頃には酔っているのでしょう。私は11時45分から12時15分のゆく年来る年が好きで、それまでは起きていなくてはと思っています。その後に浅間神社にお参りに行くのもいいですし。初日の出をどこかで拝むのもいいし、その後は初走りもしなくては。

 今日から明日に架けてはやりたいことが盛り沢山。そしてやらなばならないこと。帳面です。在庫などのチェックも寒い夜にやっておかねばなりません。

12月30日(火)  「夜は人気もなし」

 ガソリンスタンドは混み合っているようですね。新年をきれいな車で迎えるための洗車に列ができています。丸河屋も新年用のお酒を買う御客様の列ができればいいのですが、それは果てしないくらいに無理。まあまあ、それよりもいつも平均しているのがいいのでありますが。

 レコード大賞って今日なんですね。いままでは31日にだったのに、いつから変わったのか。しかも時間が長過ぎる。これは明日の紅白歌合戦も同じ。

 レコード大賞が終わって、急いでNHKに向かうのも大晦日の風物誌なんですが。それが緊迫感があって、見ている人にも伝わっていました。長々としていることは、だらだらしていることにも通じてしまいます。私は見ないことでしょう。家族の誰かが見るので一緒に見るか、あるいは他に見たい番組がないので、BGM的につけておくか。そんなところでしょう。

 こんなことを考えながら、閉店時間になりますので、シャッターも降ろそうかと思いますが、丸河屋の前の道路は誰も通っていません。し〜んと静まりかえっています。これも年末の風物詩であります。

12月29日(月)  「売り上げ」

 今年も今日を入れて後三日。丸河屋は31日まで営業しますので、今年も営業日が三日あります。昨年と今年の売上はどうか。そういったことも気になってきました。

 11月までは昨年の方がよかったです。今月相当伸ばさなければ前年同比に持ち込めません。昨年がよかったのではなく、2007年は2006年よりも悪く、2006年は2005年よりも悪かったです。このように毎年減り続けています。

 このボトムがいつなのか。いつまで商売を続けていられるのか。そのような状況でもあります。

 幸いなことに今年の12月のこれまでの売り上げは前年よりも上回っています。2008年が終わったとき、1円でもいいですから、2007年を越えていたい。

 そして2009年は2006年の売上を目指す。このようになればなあとしんみりとしています。

12月28日(日)  「ただいまランニングから帰ってきました」

 静岡市街地や山や安倍川方面に出向きました。静岡市内にお住みの方はよくわかると思います。そうでない方には、ちょっとした静岡散策と思って御覧下さい。

 今日も晴天。風もないし、ランニング日和かな。

 安倍川の土手でも行ってみよう、と飛び出したのが2時5分前。

 ここからの眺めでどうしても気になるのが、正面の小高い山の頂上にある一軒の小屋か倉庫。

 そうだ!今日はここまで行ってみよう。静岡西高校の裏、静岡県工業技術センター方面だ。しかしここから山に登る道など聞いたことがない。牧ヶ谷の観昌院方面から登れないか。丸子へ通づる観昌院坂があり、万葉集にも出てくる古の道。その時代は主要道路でありました。

 舗装してあるのに車両も歩行者も取れないようにしてある。

 ここがどうも臭い。

 いや、ここに違いない。

 ここからが急坂であった。車も人も通らないので、気を使わずに走れる。急ではあるが短い坂であった。

 はあはあ走りながら頂上に到達。眺めはいいなあ。静岡西高校のグランドから静岡市街地が一望。

 そして轟々とうるさい。どうやらこの建物の中から爆音が響いてくる。入っている坂でも聞こえていた。

 牧ヶ谷換気所。そうかあ、ここは静清バイパスのトンネル内の空気を管理している所なのだ。

 足元を見るとバイパスが走っている。コントロールタワーのようである。

 思えば、トンネル内にはゴーゴーと爆音が響いているが、それは車だけではなく、飛行機のエンジンのような形をしている大きな扇風機。そこらから空気を吸い取ったり、入れたりしているのが、換気所。

 下山してトンネル内に入って、ジャンボ換気扇でも見てみよう。

 丸子藁科トンネルの表示。

 ここから入り恐ろ恐ろ進入。

 距離もあり、暗くてフラッシュをたいてもうまく映りませんでした。

 そばに立っていられないくらいの恐怖心。爆音の脅威であります。

 これで疑惑の建物の件は一件落着。

 これだけで帰るのも、走った気がしない。ここから川を下って駿河大橋を目指す。

 私の影も映ってしまっています。駿河大橋はタイルが張ってあって明るいし、富士山も障害物なく見える。思わず走るペースも早くなる。

 駿河大橋を渡って、北へ向かえば最初の安倍川のグランドだ。もどろうか、どうしようか。

 ええい。
 もうちょっと走ろう。

 駒形通りを東進し、市街地の七間町、呉服町を過ぎて、県庁のある駿府公園まで来た。

 駿府公園の中堀を一周回ろう。

 そこから本通を西進し、再度安倍川に到着。

 安倍川餅発祥の安倍川橋、旧東海道の安倍川の袂に到着。

 ここを北進して田町のグランドに戻った。

 国土建設省の時計は4時15分を指している。

 これで終了となりました。

 今日はおよそ15キロを2時間20分と遅めに走りました。散策も行くぞというきっかけになります。写真も撮りましたし、充実のランでありました。

12月27日(土)  「御客様からのお怒りのメール」

 杉錦の1.8L樽酒を順次発送しています。これは年末から新年にかけての祝い酒として企画しましたので、発送は今日くらいから集中しているわけです。

 今日発送を準備している御客様からお怒りのメールが来ました。「クレジットの与信も済んだのに樽酒がまだ来ない。今月中に来なければ代金を返してもらう。」

 私としては受注時にお届け日は年末にしますか?また、御指定の日が決まったら御連絡下さいと連絡してあり、もともと年末から新年に飲むためのお酒であるので、連絡がないのは、その時期に飲むことを当然としているのだなあと解釈していました。

 ところがお客さんからすると、私からうかがったことは忘れてしまっているのでしょう。もう一度念を押す。これもしていいものか。しつこいとお叱りを受けるかもしれません。

 このような誤解がないためにも、来年は到着日の御指定を受けて御予約となるようにしようかと思います。

 お客さんにはお酒で素敵なひとときをと思って販売しているのですが、逆に嫌な思いをさせてしまいました。これも勉強の内かもしれません。もしかしたら商売下手なのかもしれない。迷ったら基本に戻ることですね。

12月25日(木)  「サンタクロースからの贈り物」

 子供達はサンタさんからプレゼントされたい物を紙に書いて枕元に置いておきました。長男はまだ字が書けませんから、次女が代わって書いてくれました。

 さて、サンタさんはプレゼントを持って来てくれるのか?

 今朝6時前から子供達は起きて大騒ぎしています。どうやらお目当てのプレゼントをもらえたようです。長男は保育園においてある「サンタさんへのポスト」に欲しいものを書いて投函してありました。私も欲しいものを書いて投函してありました。

 長男には仮面ライダー響きの武器であるギター。次女と長女らはネックレスでした。私は普段履きの靴。靴は枕元にはなく、靴箱に入れてありました。

 googleでもサンタさんの飛んでいる位置を配信し続けています。新幹線の100倍の速さだそうです。次女もそんなニュースを見たことで、母親に昨日の夜の11時に着たみたいよ。寝ていてよかったね。起きていたら、きっとサンタさんは入ってきてはくれなかったもんね。

 我々夫婦はそうだねえと頷き、2008年のクリスマスは素敵なクリスマスになったと心で思いました。

12月24日(水)  「クリスマスイブの夜に日本酒講座」

 今日はクリスマスイブ。日本酒講座の受講者さんは教室に来てくれるかなと不安ではありましたが、全員出席。講座の後から用事があるのでしょうね。

 今回のテーマは純米酒。「純米酒って何だっけ?」「純米酒ってどんなのがある?」このような問答をしながらすすめました。今回お持ちした純米酒は8本。純米生酒、山廃純米、純米無濾過生原酒、キモト純米大吟醸、純米大吟醸、純米吟醸生、純米吟醸生貯蔵、精米歩合78%の江戸時代のお酒を再現するべき造った天保十三年と蒼々たるものです。

 これとこれとを比べて飲んでみて?そうすることで、山廃造りの個性がわかるから。また生酒と生貯蔵の違いもわかるような組み合わせで比べてもらいました。

 次はお酒とお料理の相性診断。今回のおつまみはお刺身。これを「醤油+ワサビ」と「醤油+ラー油」で食べてもらいました。どっちが美味しいと感じるのか?また、日本酒とあわせた場合にはどうなのか?この点に注意して飲食してもらいました。

12月23日(火)  「リトルステップファクトリーとゴスペル」

 静岡市街地にはあちらこちらでクリスマスのイベントが行なわれています。新静岡センターの南口プラザではリトルステップファクトリーのクリスマス公演があり、呉服町通りや七間通りでもミニ音楽イベントが行なわれています。

 午後の1時と2時の二回、リトルステップファクトリーを見て、徒歩で帰る途中で黒人のゴスペルを聞きました。

 たまたま通りがかったその時、歌手がおいでおいでと誘ってくれて、一番前の席に座ることが出来ました。歌手から1メートルの距離。このような好条件で本物のゴスペルを聞けることはこれからないのかもしれません。そう思うと、静岡にいてよかったなあ、静岡の文化レベルは高いなあと感心しました。

 これも大道芸ワールドカップの影響でしょうか。投げ銭(チップ)も渡したいなあと思ったくらい。しかも1,000円以上は、ですよ。

 子供達はこのゴスペルのことをずっとおぼえていてくれるのでしょうか。ありがたさがわかってもらえるといいのですが。

12月22日(月)  「今年の君盃初しぼりも安泰」

 親子酒を織りなす静岡の君盃。仕込み第一号の初しぼりが到着。待ってましたとばかりに妻と味見。これがまた味見と言いつつ、開封するものの、味見くらいではすまない。

 それは君盃が美味しいから仕方ないこと。720mlが一晩で半分くらいなくなる。一人1号か。それではそんな量でもないのだが、その後にビールも飲みたくなるし。

 ヒジキとシメジとエンドウ豆の煮物をつまみに、お先に一杯やってます。この君盃初しぼりで静岡酒デビューの方もいらっしゃいますよ。

12月21日(日)  「みかんが薫る心臓破りの急坂」

 安倍川の土手を7キロ走って気がついた。”そうだ、今年はまだ急坂練習をしていない””あの心臓破りの坂を登らねば”

 安倍川から安西通りを東進し、浅間さんを回って城北公園の方に向かう。城北公園を過ぎて、静清バイパスをくぐった池ヶ谷の山を登る。ここを登ってしまえば、後は鯨ヶ池までアップダウンが続く山道となる。この登り坂が急で、心臓破りの坂であります。みかんと腐葉土の匂いが混じりあう静岡らしい山の香り。

 山の尾根をたどって、鯨ヶ池まで目指そうと走り出しましたが、3時にヤマト運輸が荷物を取りに来ることを思い出し変更。浅間さんに向かう尾根をたどって平和町方面に下山。そこからは舗装道を淡々と家まで走りきりました。この一連の走りで2時間ほどかかりました。

 心臓破りの急斜面を登りきって、脈を計ったら170から180。ゲエゲエする数値でありますが、このところの水泳の成果があるのでしょう。心肺よりも足のダメージが大きく、乳酸がたまった切なさを最も感じました。

 雨にも降られず帰宅。すると次女から、「今日はプール行くの?」の電話があり。こっちはヘトヘトで動けない状況。映画でも見ようかと「私は貝になりたい」を誘いました。

 物語はわかっているものの、かわいそうで、涙をこらえきることで精一杯。隣の次女はポップコーンを食べ終わったら、転寝しているではありませんか。じっくり見てもらいたい映画ですが、小1ではまだこんなもんでしょう。自転車で帰り、バッタンキュウの日曜日でありました。

12月19日(金)  「石垣島ラー油とマグロをあわせる」

 昨日の日記も書きましたように、石垣島ラー油とマグロの赤身の刺身をあわせました。詳細はお酒とお料理の相性のコーナー内の「石垣島ラー油とお酒の相性」に載せてあります。

 あわせたお酒類は日本盛吟醸、嶋自慢、一番しぼりたち。

 マグロの赤身の刺身を石垣島ラー油と醤油をあわせていただきました。

 マグロの赤身の刺身を石垣島ラー油で食べると美味しいです。しかし美味しいからと言って、必ずしも相性が良いとはなりません。美味しいけれど、マグロ本来の良さは打ち消しされてしまっています。相性と嗜好とは別物ですね。

 だから上質なマグロを石垣島ラー油で食べると怒られちゃうわけです。それならそんなに良いマグロを使わなければよかったよと。

 石垣島ラー油はどんなラー油なのか?
 どのように使えばよいのか?
 上のお酒との相性はどうなのか?

 これらは日記に書くと長過ぎるので、「石垣島ラー油とお酒の相性」に載せてあります。

12月18日(木)  「石垣島ラー油」

 ネットでも評判の石垣島ラー油
 なかなか買えない噂の石垣島ラー油。
 順番待ちだそうである。数ヶ月くらいかかるといろんなサイトに書いてある。

 石垣島ラー油が近所の料理教室にあったのをおぼえていた。わりと近所の料理教室の先生にもうかがったら、やっぱり2本あった。料理業界のみなさんには、昔から知られている品物らしい。

 異口同音に「ほしければ、あげるよ」。

 ありがたい申し出をいただく。結局遠慮しながら、3本お家にある。

石垣島ラー油

 ラー油だから、血圧のことを思うと積極的には食せないが、もらった手前、感想は述べなくてはいけない。今日のところは、ふたを開けて、かき混ぜて、ちょっぴりなめてみた。

 香ばしいさが気持ちよい。甘く刺激がないラー油だ。

 今ヒットするのは、わかりやすい商品。石垣島の印象が強く、そこで作ったラー油のありがたさ。ラベルを見る限りでは、特産品とは言えない。原料に石垣島産のものは唐辛子以外には何か?油も作ってはいないでしょうし。

 石垣島でなくとも、気が利いた中華料理店では、自家製のラー油を作っている。ただ、人にいちいち説明しないくらい当たり前のこと。ここらへんの志が、わびさびの世界でいいのであるが、今の消費者は話題性があって、雑誌やテレビで紹介されるのが、良い物と決める傾向がある。

 料理教室の先生も特別なものではない。生徒さんからもいろいろ言われるからねと漏らしていた。料理教室で使うことはないみたい。

 第一印象:「石垣島ラー油は香ばしく甘口のラー油」
 なかなかの商売上手だなあと感心できる商材だ。

 幸いなことに、私の知り合いの飲食店では使っているところはない。
 これをテーブルに置かれたら、思わずがっかりするでしょう。自分で作れよって。

 飲食店は自分で創造できるから、夢があって、入りたくなる。それなのに世間で話題性があるのを出されてはねえ。勉強不足そのものと思われちゃうでしょう。

 明日はマグロの赤身の刺身とあわせてみようか。

12月16日(火)  「日本酒の楽しみ方講座がありました」

 毎月第三火曜日は静岡駅ビルにありますSBS学苑パルシェで日本酒の楽しみ方講座を開講しています。今日のテーマは醸造酒。同じ醸造酒である日本酒とワインとビールの違いをおつまみとの相性から認識してもらうのが狙いでした。

 日本酒の楽しみ方講座としてははじめてボージョレーヌーボーを使いました。しかも一般的なものと無農薬のものの2タイプです。

 日本酒1本 - 正雪の特別本醸造
 赤ワイン2本 - ボージョレーヌーボー
 ビール1本 - エビスビール

 こんな感じでいくつかの飲み物を比べることができるなんて、なんて幸せでしょうね。これが講座らしい持ち味です。

 この4本に次の3つのおつまみをあわせてみました。
 ハンペンさつま揚げ、黒豆煮、海老とホタテのマヨネーズサラダ

 結果と詳細については日本酒の楽しみ方でお知らせします。

 私としては、相性研究が理解されるかどうか心配でありました。相性は個人の嗜好とは違います。その人にとっては美味しい組合せが、必ずしも相性が良いとは言えません。これまでずっとここら辺で、もたもたした経緯がありました。

 焼酎が好きで日本酒が苦手な方は、どんなおつまみでも焼酎との相性は○をつけ、逆に日本酒との相性には△や×、あるいは何も書かないこともありました。カルチャーセンターは学校ではないので強制できません。

 しかし今期のみなさんは違いました。ズバッと悩まずに答えを出し、しかも適格でありました。私としてはほっとしたと同時に、今回の企画もやってよかったなあと自信がつきました。

12月15日(月)  「ジンジャラー」

 マヨラーってわかりますよね。何でもかんでもマヨネーズをつけて食べる人のこと。

 では、ジンジャラーってわかりますか?神社ら?ではないですよ。

 しょうがのジンジャーであります。そう、何でもかんでもしょうがをつけて食べる人のことです。しょうがを使った食品も多くなりました。どれも体が温まると打ち出しています。

 ここに大きな落とし穴があります。しょうがなどの香辛料はすべて陰性であります。結論から言えば、しょうがは体を冷やします。

 えっ? でもほかほかなるじゃん?   とお思いでしょうね。

 実は香辛料は一時的に急に血管を開かせる効果がありますから、温まった気になります。ところが真の目的は、体を冷やすように血管を締めるのです。

 インドではカレーを食べています。しょうがのような香辛料が一杯入っています。もし、カレーが陽性だったならば、彼らは暑くて熱くてたまらないでしょう。カレーが体を冷やすとわかっているから、食べているのです。

 カレーもしょうがもいっしょ。だからしょうがも陰性なのです!

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 しょうがは陽性という考え方もあります。これは中国4千年の考え方と中国2千年の考え方の違いです。

 中国4千年の考え方=陰性
 中国2千年の考え方=陽性

 日本も戦前までは、中国4千年の考え方をしていました。ところが戦争に負けて、これまでの考え方を一新。中国2千年の考え方になりました。

 いま食育が騒がれています。もともと福井出身の石塚左玄氏が考案した知恵。明治の人です。彼の影響をうけて桜沢如一氏の起したマクロビオティックがあります。石塚左玄氏らの考え方では、しょうがは陰性です。ところが戦後の文部省の教育ではひっくり返ってしまって陽性になっています。石塚左玄氏らの食育に則ってしょうがは陰性であることが常識となってくるでしょう。

 しょうがは陰性という認識をもって生活しなくては。

 陰性の食品を取りすぎるとどうなるのか?体の冷えはよくないですよね。何でもバランスが大事ですね。

12月14日(日)  「父の一周忌」

 滞りなく父の一周忌を終えました。先月は祖母の43回忌もあり、お寺でのお経も三ヶ月連続で聞いています。私などの歳にもなりますと、お墓や仏壇のある御先祖さんへのありがたさがわかってきますが、子供にとってはどうなのかなあと、今日に限っては思ってしまいました。

 長女の習い事の臨時練習があり、団体行動なので、本来はメンバーがはずれると、みんなに迷惑がかかります。そのことを一番わかっているのは本人であり、どうして私も行かねばならないと不思議に思ったことでしょう。法事は一人くらいかけても迷惑がかかりませんが、習い事の集団単位となると迷惑もかかるでしょう。娘は私が心配するほどのこともなくよかったのであります。

 うちの御住職は橘高校の校長をしていただけに、しつけには厳しいです。今日もお経を途中で止め、話をする用事のある方はどうぞ外に出てお話くださいと注意がありました。後から子供達がうるさくてすいませんとあやまったところ、子供はいいんですよ、大人はダメですよとの返事がありました。

 このような御住職の態度は非常に頼もしく、怒られていない子供にとっても心に響き、将来に向けての情操教育にいいと思いました。

 朝からお寺〜会食〜お見送りなどに神経を使ったので、疲れてしまいました。逆に子供達は伸び伸びしていて、気分もハイテンション。法事が終わったら、温泉かゆららに連れてってとせがまれました。

 ただいまゆららから帰ったところであります。合掌。

12月13日(土)  「キムチとわさび漬け」

 唐辛子を使ったキムチとわさびを使ったわさび漬け。どちらも辛さが持ち味の風味の香辛料が一役かっています。

 これってどっちが辛いのか?

 唐辛子は舌や口中の痛点を刺激して痛い辛さがあり、わさびは口中に入ってから、鼻に抜けるツ〜んとした辛さがあります。

 これらを同時に口中に入れた場合は、どのような辛さを奏でるのか?

 興味津々でありまして、思い立ったが運のつき。すかさず実験です。

 キムチとわさび漬けを混ぜて食べました。あたかもキムチとわさび漬けの相性のようなものです。

 キムチとわさび漬けを混ぜても、新しい味は生まれず、それぞれが別々に存在しているかのようです。キムチの酸味とわさび漬けのとろ味がそれぞれ主張してきます。

 辛さも口中ではお互いかち合いません。立ち会いがあわない相撲のようでであります。

 キムチとわさび漬けが口の中にある時には唐辛子の辛さが口中に迫ります。飲み込んだ後の余韻はわさびの辛さが鼻に抜けます。

 辛さが倍増したり、重なるのではなく、時間差攻撃でやってくるようです。

 このようなことは、特別な意味はないですが、面白い研究だと思いました。

12月12日(金)  「待ち焦がれていた開運純米無濾過

 水曜日に1時間休みなく泳いでみた。横のコースで泳いでいる人がどうやら私をライバル視しているようだ。私を追い抜くことに快感を得て、それを私にもわかる様に表現してくる。このタイプはあぶない奴の可能性が高い。

 私は早く泳ぐのが目的ではなく、楽に長時間泳げるようになりたいと思って必死に泳いでいた。横の人に追いこされても、私は休まず泳ぐので、結局はまた私が追いこすことになる。30分で25メートルプールを3往復の差をつけてやった。私も何往復かを数えているくらいだから、あぶない奴であろうか。

 こんなこともあって、肩が若干まだ痛い。心地よい筋肉痛だ。ちなみに平泳ぎは25メートル30秒でずっと泳げそうです。脈はずっと130〜150。ランニングでもちょっときついくらい。

開運純米無濾過

 そのような疲れの取れない私に、疲れの取れそうな1本が入荷してきました。

 開運純米無濾過であります。開運はいくつも銘柄がありますが、この純米無濾過は季節限定酒ということもあって、一番の人気を誇ります。

 私の飲み分があるかどうかは、現時点ではわかりませんが、疲れた後にぐっと飲んでしまいたいお酒です。

12月11日(木)  「ゼリ−梅酒がもうすぐきます」

 久留米ナンバーの車が店の前に止まった。誰だろう。お客さんかな。

 降りて来たのはスーツを着た男性。手にはスーツケースと数本の瓶。業者さんだな。久留米からやってきた酒造会社さんでありました。ここのメーカーさんの商品は1つだけ扱っています。ご挨拶がてら寄ってくれました。

 彼は面白いと評判の1本を実演。

 ゼリ−梅酒です。ゼリーなのに普通の上の口径が小さい瓶に入っています。どうしたら取り出せるのか?そういう質問をしようと思った矢先。いきなり振り出しました。硬かったゼリーの中に空気がきれいにはいっていきます。そして、ゼリー状だった梅酒がトロトロの液体に変化しました。振れば振るほどに液体になっていく梅酒。これが大評判で、飲食店に数名で来たグループなどは、我先にと振り合いをしているそうです。

 かなり説得力のある梅酒。これは売れないはずはありません。だからこれだけ注文する酒屋さんには売らないとのことでした。ゼリー状のお酒は各社で研究されていますが、ここだけしか成功していません。この会社でも、社長しか作れないそうです。同じ材料なのに社長だけが造れるのも不思議。よって、生産量もわずか。

 12本だけだよということで、仕入れさせてもらうことができました。数日で丸河屋に入荷する見込みです。ご予約を受け付けます。丸河屋の河原崎吉博までどうぞ。今日はあくまで見せてもらっただけで、私自身は味見はしておりません。

 500mlで1,575円です。

 電話 054−252−7817     メール

12月10日(水)  「酒屋の窮状」

 何何屋と名がつく商売は消えつつあります。ショッピングセンターやスーパーのような集合商業施設にやられてしまっている現状です。酒屋だって同じ。

 全国酒販組合中央会、酒屋の組合の発表した「酒販店転廃業・倒産等の実態調査」によりますと、平成10年3月から20年8月までに倒産あるいは転廃業した酒販店は53,997件で、自殺、失踪、行方不明は3,490件とある。

 もともと酒販免許が守られていた平成の5年くらいまでの酒販店は130,000店。この内の40%強のお店がやめて、自殺、失踪、行方不明は2.6%にものぼる。

 残っているのは60%弱と数字からはなるが、実際に酒販店としての機能をしているお店は10%くらいではないか。

 もともとあった酒屋の10%しか生き残れず、2%の方々は自殺、失踪、行方不明である。これは厳し過ぎる数字ではないでしょうか。

 酒屋は免許に守られていたから、努力を怠っていた。これも正解でしょう。ほんの十数年前までは、ビール1本を1円でも安くして売ると、税務署から厳しい視線を浴びていたといった、自由度の低い業界であるように、個性的な取り組みは、周りからは抹消されてしまう業界でありました。

 おとなしく、地道に酒税を回すのが、国からみた最大の役目でした。お客さんも大事でしたが、税務署が恐く存在が大きかったです。こういうことは我々酒屋のみが知るところで、酒屋の努力不足を指摘する方々には想像もつかない世界であります。

 税務署や組み合いの指示にしたがって、小さく商売してきたら、急に世の中が変わって、お役御免。

 私の知り合いの酒屋さんの中には、業務店からの連鎖倒産あり、業務店からの強制的な保証人にさせられることあり、多額の債務を請負わされてしまった方も多く、また、いつの間にか消えてしまった方も数名います。

 酒販年金が消えたことは有名な話。組合費も使い込んでしまっている人も何人もいます。みんな悪い人ではないのに、何らかの理由でしょうがなく、そうなってしまったことでしょう。

 明日は我が身。

 丸河屋が消えても近所の人も誰も困らないのでしょう。

 配給制からはじまった、酒販免許。距離基準と人口基準で免許がおろされていました。免許に代わって、銘柄の取り合いをしているのが地酒専門店。大きな地域の販売免許のようなものです。その銘柄ほしさに、親分格にこびたり、蔵元の御機嫌をうかがって、田植えからいっしょにはじめたり、何かにしがみついている酒屋も多いです。

 お客さんには銘柄をつきあわすのではなく、そのお酒があることの幸せをつきあわす。その代表がお酒とお料理の相性であるのではないでしょうか。だから私はダンチュウなどの雑誌に登場する銘柄は気にしませんし、第一ダンチュウなどの雑誌は見る気にもなりません。

 自殺、失踪、行方不明の一人にならないように、自分のできることを自然にする。それが個性につながることでしょう。

 酒屋だけが苦しいのではないです。お店っていう空間。大事にしたい。そう思って、なるべく個店のお店で買い物をするように心掛けています。

12月8日(月)  「源差衛門を開けた」

 新潟は鶴齢の発泡にごり酒源差衛門を飲みました。今年の出来栄はどうだろうかなあ。炭酸の出具合も気になります。お買い上げになる方々のためにも、御報告はしなければなりません。

 私の分があることを確認しての開封。

 泡が勢い良く出ないように、ちょっとだけスクリューキャップをひねります。ここでシュッシュッと出番を待っていたかのように空気がもれます。噴き出しが恐いので、一旦キャップを締めます。そしてもう一度キャップをひねって、ガスを逃がします。

 今年の源差衛門の瓶詰めは11月の末と聞いていました。瓶詰めされたお酒が瓶内で二次醗酵して炭酸ガスを出しますので、12月の上旬では、まだあまりガスが出ていないようでした。

 コーラやビールのようにガスは溢れるくらいではありませんが、にごったお酒の中にはガスが発生していて口の中では心地よいガス圧を感じました。

 このお酒はフルーティーな香り高く、炭酸ガスが入っていることと、にごり成分があるせいで、アルコール分があまり感じられません。我々夫婦はワイングラスを1杯飲んだところで急な酔いを感じました。あれあれ、まずいよ、けっこう酔ってきた。

 前回私は足を取られてしまって、立つこともままならなかったのを思い出しました。今日もやはり足にきそうです。目もうつろになっていたことでしょう。

 妻は脳に来てしまったとつぶやきました。

 急な酔いでしたので、酔っぱらい状態の酔っぱらいではなく、理性高い酔っ払いでいます。おかげで喧嘩にもならずに、にこやかに晩酌をすませることができました。

 勢い良く酔ったら、その後いつまでも飲んでいないことがこのお酒と上手につきあうコツだなあとお互い納得できました。

12月7日(日)  「墓石掃除」

 法事が来週あるので、先週我が家の墓石を掃除しました。私の家の墓石の周りには、いつくかの親戚の墓石もあります。お婆さんしか静岡にいないので、墓石を掃除ができない親戚に代わって、私が掃除をしました。

 てっぺんからゴシゴシ洗うのですが、墓石に乗らなければ手が届きません。かける水も横の家の墓石にかかったりして、いろんなお家の御先祖様にも申し訳ないことです。お許しをいただきお努めをしました。

 冷たい水と山の空気、鳥のなき声に私の気持ちも清々してきます。お線香を立て、合掌して終了。

 その後はジョギングをしました。朝から痛かった腰も墓石の掃除で痛くなくなり、14キロを90分かけて走れました。 

12月6日(土)  「第三回静岡県純米酒鑑評会の結果」

 18名の方々の審査の結果を申し上げます。みなさん飲み食いしながら真剣に審査してくれました。銘柄のわからないようにブラインドにして、和やかに飲んでもらいました。

 静岡県内の純米酒の何が上位になるのかなあという観点に基づいています。この蔵はどうだったか?ということや、点数の低い蔵はどれか?ということについては、対象ではありませんから、申し上げられません。上位のみ公表とします。

 首位:志太泉・開運
 3位:小夜衣
 4位:白隠正宗
 5位:萩錦
 6位:杉錦・出世城(同点)
 8位:臥龍梅・國香(同点)
 10位:花の舞

12月5日(金)  「第三回静岡県純米酒鑑評会の準備」

 明日はいよいよ静岡県純米酒鑑評会を行ないます。参加者は審査員となり、お酒を飲酒審査してもらいます。人数が確定したところで、お酒の詰め替えや書類の作成ができますから、今日はその準備に大忙しとなりました。

 お酒は720mlか1.8Lから180mlの瓶数本に詰め替えます。審査員を2つのグループに分けますから、同じお酒が2本必要になります。これをグループごと別々の順番で飲んでいってもらいます。

 用意した小瓶は102本。26種類の純米酒を詰め替えるのに3時間かかりました。今日中になんとか準備完了。

 つまみは静岡おでんの他に3品。飲食店に頼んできました。

 さてさて、今年の静岡県純米酒鑑評会の結果、そしてお越しになる方々はどんな方か、今から楽しみであります。

12月4日(木)  「大学3年生の娘さんからの電話」

 アナウンサーを目指していて、日本酒の専門性をひとつの武器として合格できればという志し抱いている娘さんでからお電話をいただきました。

 アナウンサーになる、そのための一歩として、日本酒ナビゲーターに認定してほしい。そのための通信講座を受講したい。しかもいますぐに。

 私はできるだけ早く対応するし、お酒に携わって仕事をする気があるのであれば、私が酒業界にいる限りは、今後の力になりますよと意味合いの返事をしたつもりです。

 正直この娘さんと話していて感じたのは。。。
 ・若さはいいものだなあ。
 ・これから志す何かがあるのだから、きっと目も輝いているだろう。

 大学生だと声もかわいいし、アナウンサーになりたいくらいだから、きっとルックスだってかわいいでしょう。もうこうなると、やたら応援したくなってしまう。

 でもこれってきっと余計なおせっかいへ近づいていることでしょうね。嫌われないように注意しなくては。

12月3日(水)  「eしずおかの忘年会」

 10月末からはじめたブログの元の会社の忘年会がありました。私は不特定多数のいろんな方が参加すると思っていましたが、参加者全員ブログをやっている人たちでした。

 名刺交換を頻繁にして、自分のブログにきてもらうようにしていました。私もせっせと名刺交換したのですが、肝心なブログについては名刺には書いてありません。

 あっ!いけねっ!

 熱心な方達だなあと感心しました。私の名刺の裏にでも書き込んでおかねばと反省。

 会場はミュンヘン〜〜〜。おぼえていません。いや、日本語で書かれていなかったので、読む気もなかったです。

 フリードリンクだったので、熱燗と赤ワインをちびちびやっていました。想像通りに、そんな飲み方はわたしだけでした。熱燗は飲む人がいないのは納得できますが、赤ワインは飲む人がいてもおかしくないのにねえ。

 それにしてもさすがはつまみはビールにあうこと。塩分と油分はほとんど食卓にあがらない我が家。わたしだけですけどね。たまに外食すると香辛料の強さに驚きます。

12月1日(月)  「きんの介が飲める」

 先月下旬に入荷した杉錦のきんの介

 すぐにでも飲みたいけど、売れきれてお客さんの分がなくなっては申し訳ない。

 丸河屋の冷蔵庫には数本あるので、その1本は自家消費させてもらおう。

 まずはお酒だけを1杯味見してみる。

 お客さんにすすめている手前、実際どんなものか?
 杉錦のきんの介社長の言う通りの酒質だろうか?

 こんな時には真剣勝負。

 香りはしぼったばかりのフレッシュさがトップにきて、若さにともなう華やかさも湧いてくる。この時点で癖がないことが確認でき、一安心。

 口に含んで口当たりと基調香りを感じ取る。お米らしさが飛び出てほっとする。この香りは日々増えていくだろう。

 そして、このお酒の最もな長所であるボリューム感。これがいいんですねえ。原料であるお米はそんなに磨いていないので、コクと雑味が出てもしょうがないのだけど、それがない。

 杉井さん、腕を上げたねえ。

 このタイプは非常に造るには大変で、しかも経験を必要とする。吟醸酒の倍手をかけ、神経を使った結晶。脱帽 感動ものですよ。

 酒屋の商売柄、いくら美味しいお酒であっても、「うっ、うめえやこりゃ!」と感動してはいけない。感情移入は第二段階にすべき。

 だから「旨すぎる」「たくさん飲みたい」「生きててよかった」という人間の本性は影に潜ませている。そんな商売根性も負けそうな渾身の1本ですね。この感覚をしばらく引きずってしまいそう。


日記 / 丸河屋