静岡割り
静岡割りとは焼酎を静岡茶で割った飲料。
通は しぞ〜か わり と発音

 平成18年、静岡市観光協会の中に普及推進委員会が設けられ、緑茶を焼酎で割ったら静岡割りと推進している。静岡割りはいつからはじまり、誰が言い出しっぺか?そりゃあ、手元にあったお茶と焼酎を合わせるのだから、どこかでやっていたことでしょう。

 私がはじめて焼酎の緑茶割りを飲んだのは、静岡市葵区一番町の好矢(よしや)というおでん屋。静岡おでんの店で、ここは以前は屋台のおでん屋さんだったそうです。私の同級生の親がやっていたりと、20代から飲みに行かせてもらっています。静岡割りは1991年頃から提供されていると思われます。緑茶割りとメニューに書かれていました。焼酎甲類を緑茶で割っていて、きれいな緑色をしていました。その後は色が変わっていましたから、使うお茶も変えたのでしょうね。

 お茶の色がきれいに出るのは粉茶。玉露なんか最高です。でも静岡割りにするには高価。この頃からお茶を食べると言うことも健康ブームで言われはじめました。丸ごと食すわけですね。茶葉を粉にしてすべて飲み込むためのミクロンティーが静岡市葵区田町の喜作園で開発されました。常盤緑(ときわみどり)です。お茶を飲むのと食べるのでは、農薬が100倍ほど違う。だから静岡割りにするお茶葉は完全無農薬がいい。静岡割りのために開発されたわけではないですが、ちょうどうってつけのお茶が誕生していました。

 静岡市街地の飲食店で緑茶割りが流行し出すと、緑茶割り専用のお茶が組合関係から発売されました。これはPRもされていましたから、よく飲食店でも見かけました。

 この後にペットボトルの緑茶が一般化して、緑茶割りは主役をペットボトルに入った緑茶に譲ります。平成19年、主流はペットボトル緑茶、つづいては粉末茶で、気の利いた店は、飲み手の健康を考えて、喜作園の常盤緑などの完全無農薬栽培茶を使用しています。喜作園さんの渡辺社長のお話ですと、波動の数値がちゃんとあって、完全な無農薬茶はこれしかないんじゃぁないのか、とおっしゃっていました。

 飲食店としては、原価率も考えなければなりません。焼酎も連続式蒸留焼酎=焼酎甲類がほとんど。いいところで、いいちことか二階堂かな。つまり、現状の静岡割りは、焼酎甲類をペットボトル緑茶で割ったものが主流です。

 これでいいのか静岡割り?

 私はこの組み合わせはどうかと思います。思いやりがないねえ。せめてお客さんが選べるようにしてほしい。ウーロン茶割りなら、これでもいいかなあと思うこともありますが、お茶の心とはなんぞや。

 というわけで、静岡割りの真髄を探すことにしました。SBS学苑の焼酎講座でも2005年の10月26日に静岡割りの講座をしました。無農薬茶をシェイクして焼酎で割るための緑茶を作り、いろんな焼酎で割ってみました。お試しいただいた焼酎は9種類。さてさて、どのタイプが緑茶にあったでしょうか。傾向は出ました。
 巷でも緑茶割りはあります。そのお茶は大丈夫なのでしょうか? お茶として飲むのと、お茶割りで全部飲み込んでしまうのとでは、農薬は100倍違うそうです。講座では本当の健康的なしぞ〜か割を楽しんでもらいました。

 また、日頃から、静岡割りに適する焼酎の発掘も開始しています。順次発表していきます。静岡県内の飲食店さんも参考にしてもらって、静岡県民が世界に誇れる静岡割り、通称しぞ〜か割り、SHIZUOKAWARIとなるようになってもらいたいです。

豆知識 / 丸河屋