静岡割り
静岡割りとは焼酎を静岡茶で割った飲料。
通は しぞ〜か わり と発音

 2006年(平成18年)6月8日より、静岡市観光協会の静岡支部誘客宣伝委員会が中心となって、静岡割り普及推進委員会(久保田隆委員長)が設けられ、緑茶を焼酎で割ったら静岡割り命名し推進しはじめた。久保田委員長らが市役所静岡庁舎で会見し、活動の目的や内容、「静岡割り」の定義などを説明した。

 静岡割りの定義=焼酎(麦焼酎、芋焼酎、米焼酎のほかウオツカやジンでも構わない)+緑茶(せん茶、番茶、粉茶、抹茶、粉末などを問わない)

 静岡割り推進目的=「静岡独特」の飲み方を全国に広め、お茶どころ「静岡」を全国に発信すること。

 静岡割り普及活動として、「静岡でお茶割りと呼ばれる飲み物を静岡割りと呼んでもらう」ために、飲食店、料亭、旅館、ホテルにステッカーを張り、メニューの表記の変更も働き掛けた。その甲斐あって、消費現場では売上が増えているらしい。

 また、2008年(平成20年)4月23日、静岡コンベンション協会は静岡市を訪れるビジネスマンや観光客らに静岡ならではの食文化をPRしようと、「静岡割り」と「静岡おでん」と「静岡はんぺんフライ」(黒はんぺんのフライ)を「静岡B級グルメ3点セット」と銘打ち、普及活動に乗り出した。

 「静岡割り」普及推進委員会の久保田隆委員長らが23日、同市役所静岡庁舎で会見し、明らかにした。普及活動として、同協会が発行する「静岡おでんMAP」の飲食店リストに静岡割りや静岡はんぺんフライを味わえる店の情報を追加し、市内のホテル・旅館の案内パンフレットに宣伝を載せ。PRポスターの作製も今後検討するらしい。

 久保田委員長は「特に黒はんぺんのフライは、静岡では安くておいしい居酒屋のメニューや子供のおやつとして親しまれているのに、他県ではまだ広く知られていない。静岡に実際に来て味わってもらえるよう、PRしていきたい」と話した。

 静岡は永谷園のお茶漬けにも緑茶をかけて食べる土地柄。静岡割りについても、消費者の口コミの広がり方次第であろう。静岡割りという名称に対して、静岡県の東部や西部の人達はどう思うのか?ここも重要である。静岡おでんと名乗れば、焼津おでんと出て来るし、緑茶の産地ごとの名称も普及したいと思うであろう。岡部の玉露割り

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜    では     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 静岡割りはいつからはじまり、誰が言い出しっぺか?そりゃあ、手元にあったお茶と焼酎を合わせるのだから、どこかでやっていたことでしょう。

 私がはじめて焼酎の緑茶割りを飲んだのは、静岡市葵区一番町の好矢(よしや)というおでん屋。静岡おでんの店で、ここは以前は屋台のおでん屋さんだったそうです。私の同級生の親がやっていたりと、20代から飲みに行かせてもらっています。静岡割りは1991年頃から提供されていると思われます。緑茶割りとメニューに書かれていました。焼酎甲類を緑茶で割っていて、きれいな緑色をしていました。その後は色が変わっていましたから、使うお茶も変えたのでしょうね。

 お茶の色がきれいに出るのは粉茶。玉露なんか最高です。でも静岡割りにするには高価。この頃からお茶を食べると言うことも健康ブームで言われはじめました。丸ごと食すわけですね。茶葉を粉にしてすべて飲み込むためのミクロンティーが静岡市葵区田町の喜作園で開発されました。常盤緑(ときわみどり)です。お茶を飲むのと食べるのでは、農薬が100倍ほど違う。だから静岡割りにするお茶葉は完全無農薬がいい。静岡割りのために開発されたわけではないですが、ちょうどうってつけのお茶が誕生していました。

 静岡市街地の飲食店で緑茶割りが流行し出すと、緑茶割り専用のお茶が組合関係から発売されました。これはPRもされていましたから、よく飲食店でも見かけました。

 この後にペットボトルの緑茶が一般化して、緑茶割りは主役をペットボトルに入った緑茶に譲ります。平成19年、主流はペットボトル緑茶、つづいては粉末茶で、気の利いた店は、飲み手の健康を考えて、喜作園の常盤緑などの完全無農薬栽培茶を使用しています。喜作園さんの渡辺社長のお話ですと、波動の数値がちゃんとあって、完全な無農薬茶はこれしかないんじゃぁないのか、とおっしゃっていました。

 飲食店としては、原価率も考えなければなりません。焼酎も連続式蒸留焼酎=焼酎甲類がほとんど。いいところで、いいちことか二階堂かな。つまり、現状の静岡割りは、焼酎甲類をペットボトル緑茶で割ったものが主流です。

 これでいいのか静岡割り?

 私はこの組み合わせはどうかと思います。思いやりがないねえ。せめてお客さんが選べるようにしてほしい。ウーロン茶割りなら、これでもいいかなあと思うこともありますが、お茶の心とはなんぞや。

 というわけで、静岡割りの真髄を探すことにしました。SBS学苑の焼酎講座でも2005年の10月26日に静岡割りの講座をしました。無農薬茶をシェイクして焼酎で割るための緑茶を作り、いろんな焼酎で割ってみました。お試しいただいた焼酎は9種類。さてさて、どのタイプが緑茶にあったでしょうか。傾向は出ました。
 巷でも緑茶割りはあります。そのお茶は大丈夫なのでしょうか? お茶として飲むのと、お茶割りで全部飲み込んでしまうのとでは、農薬は100倍違うそうです。講座では本当の健康的なしぞ〜か割を楽しんでもらいました。

 また、日頃から、静岡割りに適する焼酎の発掘も開始しています。順次発表していきます。静岡県内の飲食店さんも参考にしてもらって、静岡県民が世界に誇れる静岡割り、通称しぞ〜か割り、SHIZUOKAWARIとなるようになってもらいたいです。

豆知識 / 丸河屋酒店