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  ”酒縁に感謝  ” 静岡 丸河屋 「ただいま」NO.117 2003/8/15
 
          酒の数ほど浪漫が、盃の数ほど夢がある。
 
    こんにちはっ! 悦びの酒伝道師 丸河屋の河原崎吉博です。
 
  お酒について、知れば知るほど愛が深まり、幸せになるメルマガです。
 
              夏休み特別号
        
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 ◆今回の内容
 ■夏休み特別号   来福酒造
 
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  清酒と焼酎の日本酒専門店 静岡丸河屋の担当者 河原崎吉博です。
 
 お盆の夏休みをいかがお過ごしですか?
 
 また、お盆に関係なくお仕事されている方、お疲れ様です。
 
 丸河屋は昨日の14日から明日の16日までお休みさせてもらっています。
 
 昼間は子供との触れあい(戦い)。こうしてキーボードを打っている
 すぐ横で、ギャーギャー騒いでいて、打ち続けるのも難しい状況です。
 誤字脱字、意味不明な点もあるかもしれませんが、お許し下さい。
 
 夜はオリンピックと充実した休みになっています。
 
 今日は夏休み特別号として、茨城県の来福酒造さんにお邪魔してきた
 ことについて御報告します。
 
 
 ■来福酒造訪問
 
 7月22日の水曜日に訪問してきました。東京が39.9゜を記録した次の日
 だったので、最低気温も32゜という異常の暑さでした。東海道新幹線
 から東北新幹線に乗り換えるために立っていたホームも熱風が吹き荒
 れていました。雨や雪で止まってしまう新幹線。この暑さも止めない
 かと心配するくらいの熱でした。
 
 来福酒造のある茨城県真壁郡明野町は内陸部にあり、東北新幹線の小
 山で三戸線に乗り換え25分、下館が最寄りの駅となります。地図的に
 は大宮と筑波の間になります。
 
 下館駅まで蔵元の藤村さんに向いに来てもらい、蔵まで車で向かいま
 した。真壁郡は新潟の魚沼郡に次ぐコシヒカリの名産地らしく、田ん
 ぼが当たり一面から目に入ってきます。夜はカエルがギャーギャー騒
 々しいだろうと変な心配をしてしまいました。果物では、メロンが有
 名らしいです。
 
 茨城県に踏み入れたのは、今回で2回目。一度目は郷の誉というお酒を
 造る蔵元さんにお邪魔したことがあります。ここら辺の北関東はどち
 らかというと苦手な地域です。回りに山が見えないので、自分がどこ
 にいるかわかりにくいのです。静岡に41年いますから、外に行くとど
 うも苦手意識を感じてしまいます。隠れみのない猫、それが自分です。
 
 来福酒造は坂町を上がった小高いところにあります。さすがに蔵元、
 敷地面積が広いです。煙突や古い蔵までありますから、いよいよ蔵に
 来たという実感が湧いてきました。
 
 
 
 ■粋陽々な蔵内
 
 蔵についても暑さは変わりませんでした。日本酒の蔵と暑さっていっ
 しよに想像しにくいですね。蔵は寒さがお似合いです。私が訪問した
 日は製造はしていなくて、瓶詰め作業から、ラベル張りをしていまし
 た。
 
 蔵内のみなさんは、どこか近寄り難い雰囲気があります。この暑さの
 なか、不思議なくらい粋陽々と働いています。無駄話もなく、目の前
 の仕事を淡々とこなしていきます。その時の表情がなぜか明るいので、
 近寄り難い雰囲気を醸し出していたのでしょう。この雰囲気からは、
 なかなか売れているのではないかとも想像させられました。静岡から
 来た私には、そういう彼らの自信も感じました。
 
 
 
 ■事務室
 
 事務室こそ秘密の宝庫です。別に顧客リストがあるとかではありませ
 ん。事務室と札があるその小さな部屋は藤村さん専用の個室です。
 事務室はカモフラージュで、事務机は2つか3つはあるものの、事務を
 とるところではありませんでした。私は何度かこの光景を見たことが
 あります。事務室は来福の中枢、酒質決定のための作業部屋でした。
 一般的な蔵では分析室にあたるところです。
 
 
 
 ■醸造現場
 
 日本酒の製造現場はどこの蔵もそう変わりません。来福も米を磨く
 精米機、洗い場から蒸器、麹室から貯蔵タンクが並んでいます。
 吟醸蔵らしい、低温貯蔵のサーマルタンクがたくさんありました。
 日本酒は昭和の40年代に最盛期がありました。この頃は大きなタンク
 で仕込んでいましたが、いまは量よりも質です。昔の大きいのと
 今必要な小さいのと入れ替えがすすんでいました。
 藤村さんのアイデアが活かされるための機器も製造中らしいです。
 どんなお酒が世に出てくるか、これからの来福に注目です。
 
 
 
 ■来福のお酒
 
 蔵を一回りして、いよいよテイスティングです。来福は花酵母を
 駆使して造られています。なでしこ、つるばら、ベゴニア、しゃく
 なげなどの花に付いていた酵母から造られたお酒は発売されています。
 これらの酵母は遺伝子操作や教育をされていない天然酵母です。
 パンの世界でも天然酵母は人気があります。パンと同じように考えて
 もらえばわかりやすいでしょう。天然酵母から造られるお酒は、何度
 造っても同じようなお酒になります。原種に近いので、人工酵母のよ
 うに掛け合わされた元の酵母に特性が戻るということが少ないのが特
 徴です。香りも味もストレートに来ます。カーブやフォークという複
 雑さよりも直球勝負です。
 花酵母から造ったお酒を利き酒して、それぞれの酵母の特徴を教えて
 もらいました。
 来福のお酒を飲んだ次の日は身体の調子がいいです。
 私の場合ですが、尿と屁の臭いが違ってきます。
 身体は正直ですから、その観点からも来福はいいお酒と自負しています。
 
 
 
 以上、簡単に来福酒造について語りました。
 
 この頃は雑誌でも注目されているようですから、どこかで見たら、
 ああ、そっだっけと思いだして飲んで下さい。
 
 お酒の銘柄については説明しませんでしたが、サイトにもあります。
 こちらから来福のお酒をクイックして下さい。
  http://www.marukawaya.com/seishuannai.html
 
 
 
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   後書き
 
 オリンピックはじまりました。
 柔道は好発進しました。
 水泳もいけそうですし、野球も今日初戦あります。
 バレーは惜しかったですが、まだはじまったばかりですからこれからです。
 サッカーは女子も頼もしいですね。戦術があたって機能していますから、
 いいところまでいくでしょう。内心男子より期待しています。
 
 アテネは日本との時差が6時間ですから、日本の深夜に行われることが
 多くて、寝不足気味。でも応援せずにはいられません。
 
 今回の五輪、何しながら見てますか?
 私はアテネで造られたマラソンビールを片手に応援しています。
 現地で飲まれているビールですから、雰囲気が上がります。
 マラソンの丘の方にブルワリーがあるのでしょうか?
 マラソンランナーが走っている絵が描かれています。
 個人的な趣味で仕入れましたが、サイトには登場しています。
 http://www.marukawaya.com/etcetera/etcetera.html
 
 思っていたよりも美味しいです。
 モルトビールで日本のビールよりもちょっとコクがあり、飲み飽きしない
 よさもあります。
 
 今夜ももちろん、このビールを飲みながら応援です。
 
 
 
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 貴重なお時間をすいませんでした。
 
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