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  ”酒縁に感謝  ” 静岡 丸河屋 「ただいま」NO.97 2003/10/15
 
          酒の数ほど浪漫が、盃の数ほど夢がある。
 
        こんにちはっ! 丸河屋の河原崎吉博です。
        今日も美味しい秋をお届けに参りました。
        
        
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 ◆今回の内容
 ■A.担当者近況
   なぞなぞ・小話
 ■B.秋の季節酒 秋上がり
 ■C.おすすめのメルマガ
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 ■A.担当者近況
 
 
  清酒と焼酎の日本酒専門店 静岡丸河屋の担当者 河原崎吉博です。
  
  根っからの酔っぱらいですが、自称悦びの酒伝道師です。
 
 
  ある愛を見ました、新幹線の中でです。
 
  それは東京からの帰りの新幹線でのことです。静岡に向かう最終のひか
 り号は満席で、仕方なくデッキにたたずんでいました。夜だというのに、
 人息でムンムンしています。エアコンも動いてはいるものの、利いてく
 るまでには至りません。私はネクタイを緩めて、ワイシャツのボタンを
 2つはずして我慢していました。
 
  こういう状態の時は、人の話がよく耳に聞こえてきてしまいます。と
 ぼけながら、自分の世界を保とうとしましたが、どうにも話が聞こえ
 てきてしまいます。この時、耳についたのは、20代なかばのカップルの
 声でした。話は特別なものではなく、世間話です。きっと仲間の話でも
 して盛り上がっているのでしょう。仲むつましいその二人からは、愛し
 あっていると思われました。何たって男の子がずっと女の子に雑誌で風
 を送っているのです。ずっとですよ。東京を出て、次の停車駅の静岡ま
 で扇いでいました。
 
  この様子を見て、ぼくには到底できないなあと思ってしまいました。
 最近の男の子は優しいのかなあと感心もしていました。これも一つの愛
 の形なのかと・・・
 
  ところが、ここからの私の心境の変化が始まりました。二人は確かに
 楽しそうで、にこにこ話をしています。しかし、雑誌で風をあおってい
 る男の子に対して女の子は向かい合っていません。L字型で立っている
 わけです。つまり男の子の片思いなのでしょう。男の子としては、彼女
 が降りてしまう前に、ぐっと抱きしめたい。優しい動作と狼の心がシー
 ソーをしていたのでしょう。女の子としては、早く降りたいなあ、何て
 考えていたかもしれません。
 
  この二人を見ていた私は燃えてきてしまいました。もし、自分だった
 らどうするのか。どうすべきなのか。
 
  新幹線で彼女と別れれば、別れた後からが切ないです。思いは募るば
 かりです。もう居ても立ってもいられません。勝負を早くつけたいです。
 そう駆られますね。多分自分がこの男の子だったら、眠れない夜をむか
 えたでしょう。
 
  こんな時、スムースに円滑にするために、あれがあるではあ〜りませ
 んか。
 
  それは、お酒です。っね。
 
  お互いの気持ちを伝えるのは、お酒がなくてもできます。しかし、お
 酒があると、その気持ちをお酒が助長しますので、ほどよい関係が保て
 るのではないかとと思います、私も、実はそう思ってここまできている
 のです。だからそうして生きてきた自分にとっては、とても切ない愛を
 見てしまいました。
 
  まあ、自分の場合は、飲み過ぎて嫌われるのがおちでしたけど。
 
  このカップルですが、女の子が静岡で降り、男の子は席を求めて、列
 車の中に入って行きました。
 
 
 結論・・・お酒の商品特性をよく知ろう。
 
 「お酒は男女を近づける」
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
  こんな担当者である私が最近飲んだお酒のリストです。
 最近はトレーニングをしているので、晩酌もせずに寝てしまう毎日です。
 ダッシュの日は脱酒もしてます。
  
 ・正雪-吟醸生 山田錦 1.8L-\2,815
 ・高砂-楽 720ml-\900
 ・天法-純米ひやおろし 1.8L-\2,400
 ・黄金譚 720ml-\980
 
  こちらの利酒案内のコーナーにも、私の飲酒風景が恥ずかしながら、
 出ていますので、御覧下さい。
 http://www.marukawaya.com/tasting/report.html
 
  こんな、私し河原崎吉博はいつもここにいます。
   http://www.marukawaya.com/
 
 
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  ここらで一服「なぞなぞ」でもいかが。
 
  私は先週、子供から手足口病を移されてしまいました。手と足の裏が
 赤くはれ、口の中には口内炎がたくさんできて痛かったです。医者から
 も珍しいねえと半分笑われてしまいました。
 
 そこで問題です。
 
 「青くはれても痛くないのはど〜こだ?」
 
 
 答えのわかった方! メールでどしどし御応募下さい。
 
 正解者の中から抽選でささやかなプレゼントを差し上げます。
 プレゼントはビール券にしています。
 
 こちらまでどうぞ。
 webmaster@marukawaya.com
 
  答えは次号で発表します。
 
 
 前号のなぞなぞと答えです。
 
 「仲の悪い夫婦でも、これを着て寝ると喧嘩しない服があります。
  この服は何でできているでしょう?」
 
  答え:「もめん」 でした。
 
 静岡県にお住まいの平田様。おめでとうございます。正解です。平田
 様にはビール券を送らせていただきますので、楽しみにしていて下さ
 いね。
 
 
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  答えがわからず、いらいらさせてしまったかもしれません。
 そんな方には、小話をひとつ。(前号から始まりました。)
 
  ある夫婦の会話。
 
 
 「お前ってお酒を飲むときれいになるなあ。」
 
  (この時妻は台所で料理をしながら微笑んでいます。)
 
 「おれも随分飲み過ぎちゃったようだよ。」
 
  (振り向いた妻の片手には包丁が光っていました。)
 
 
 
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 ■B.秋の季節酒  後編 秋上がり
 
  食べ物にも旬がありますが、日本酒にも旬があります。春のしぼりたて
 もそうなんですが、秋にはひやおろしがあります。と前号ではひやおろし
 を紹介しました。
 
  そのおさらいです。
 
  丸河屋では、ひやおろしの定義をこう決めています。
 
  「ひやおろし = 秋の味覚にあう秋の酒」
 
  造り方や貯蔵の仕方の云々ということではなく、味わいが秋かどうか
 ということで、判断してます。
 
  つまり、くだりカツオや松茸やサンマに合うお酒を選びました。
 そして選んだのはたったの3つです。
 
  1. 開運 純米 ひやおろし 1.8L-\2,500
  2. 天法 純米 ひやおろし 1.8L-\2,400
  3. 高砂 純米 旬 1.8L-\2,200
 
  秋の味覚をもっと美味しくいただきたい方には、上のひやおろしをおす
 すめします。ということでした。
 
 
 それから、秋に美味しくいただけるお酒には、もうひとつあります。
 
  「秋上がり酒」です。
 
  お酒は春に搾られたら、ずっと冷蔵庫で低温管理されるのが普通です。
 当店もせっかく蔵元が一生懸命に造ったお酒ですから、保存管理はしっ
 かりやっています。
 
  酒屋も何年もしていますと、このお酒は夏を越えさせて秋から冬に売り
 たいなあ。自分でも飲みたいなあ。というお酒があります。丸河屋の秘蔵
 酒とでもいいましょうか。秋の自信作です。
 
  もちろん春に飲んでも美味しいのですが、秋に飲んだあの味が忘れられ
 ない。そんな飲兵衛の経験をもとに選んだお酒があります。
 
  共通していることは、しっかり造られたお酒であることが、大前提です
 が、お米が晩収のものが多いです。山田錦とか雄町とかが代表です。
 
  そして、何を隠そう、これらは私が密かに飲んでいるお酒なのです。
 
  その正体は。
 
 
  徐々に紹介していきましょう。御丁寧に日本酒度とかも書いてみました。
 
 
  ●正雪 吟醸生 山田錦●
 
  これは昨年発見しました。春に12本仕入れて売っていました。春にはシ
 ャープで切れがよかったのてす。秋になり、飲んだところ、春よりもよく
 なっているではありませんか。香り・味・コク・切れなどのバランスが丁
 度ぴったり合っていました。今年は秋から売ろうと企んでいた1本目であり
 ます。
 
  価格:1.8L-\2,815
  原料米:山田錦
  精米歩合:50%
  アルコール度:16.5゜
  日本酒度:+7
  酸度:1.3
  在庫:4本
 
 
  ●正雪 特別純米酒 雄町●
 
  これまた、正雪です。正雪が秋上がりするお酒ばかりということではあり
 ませんよ。たまたまです。春にはフルーティーと思っていましたが、雄町の
 本領を発揮するには時間がかかります。フルーティーなお酒は春にはたく
 さんありますが、秋に更に味わいが深まるのは、晩収米に限られそうです。
 
  価格:1.8L-\2,600
  原料米:備前雄町
  精米歩合:60%
  アルコール度:15.5゜
  日本酒度:+4
  酸度:1.3
  在庫:12本
 
 
  ●高砂 山廃純米あらばしり●
 
  高砂で山廃造りをしていることは有名です。静岡県内では高砂と忠正ともう
 一社だけが山廃仕込みをしています。もともと、山廃系のお酒は、造ってから
 ある程度熟成を待って出されるので、秋に飲むことは自然かもしれません。
 これがまた、ものすごく出来が良かったんです。香りがずば抜けて高いし、
 コクもあるし。栓を抜くと部屋中に華やかな香りが立ち込めます。秋になり、
 ちょっぴりまったりしてきて、まさに秋の日本酒。堂々としています。
 
  価格:1.8L-\3,000
  原料米:山田錦
  精米歩合:55%
  アルコール度:16.5゜
  日本酒度:-3
  在庫:2本
 
  日本酒度が-3ですから、甘口と思われるでしょうが、甘口ではありません。
 きっとコクがありすぎて、日本酒度計は-3と表示していると思われますが、
 辛口です。
 
  1日では飲み切れませんので、常温でおいておきました。二日か三日たち、
 また飲みましたが、味は劣っていません。コクは相変わらずで、飲んだ後で
 は、辛口だと感じられます。
 
 
  ●高砂 純米吟醸 雄町●
 
  続いても高砂のお酒です。正雪と同じ雄町というお米から造られています。
 5月の内見会に行き、品の良さに惚れて即決で仕入れました。
 
  何とも言えない、青リンゴのような雰囲気があります。雄町っていいです
 ねえ。あらためて思います。内見会に行って得しました。
  上の山廃純吟とはまるっきり違っています。同じ高砂でもここは好みが分
 かれます。コクで勝負は山廃純吟。香りとバランスでこいというのが、こち
 らの雄町の純吟です。
 
  価格:1.8L-\3,200
  原料米:雄町
  精米歩合:50%
  日本酒度:+4
  酸度:1.2
  在庫:11本
 
 
  ●高砂 純米吟醸 中取り 無濾過生原酒●
 
  こちらの純吟は山田錦を使っています。酵母も静岡のNEW-5。バリバリの
 静岡型です。香りがあってきれいで丸い。春から低温貯蔵していますので、
 丸いという表現がちょうどその酒質を表わしています。
 
  価格:1.8L-\3,000
  原料米:山田錦
  精米歩合:55%
  酵母:静岡NEW-5
  日本酒度:+6
  酸度:1.4
  在庫:4本
 
 
  以上、こんなところです。酒屋なのですが、半分は趣味的に飲んでいます。
 秋上がりのお酒も自然に自分の胃袋に入れる覚悟で寝かせました。
 御興味のある方は、私が飲んでしまう前に御注文ください。
 御注文はメールでも構いませんし、ホームページの商品一覧からもできます。
 http://www.marukawaya.com/order_list.html
 
 ひやおろしもここから御注文可能です。
 
 
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  ■C.おすすめのメルマガ
 
  このコーナーは、私が購読していて、「これはいいぞ!すごいぞ!」と
 正直に思ったメルマガを紹介しています。
 
  今日おすすめするメルマガは、「気楽なお酒のレビュー」です。
 
  一般消費者である藤本壱氏が、ビール、発泡酒、チューハイなど、低価格で
  気楽に飲めるお酒を筆者が実際に飲んで、レビューをお届けしています。
  お酒のお仕事関係でない筆者の意見。
  とっても参考になると思いますよ。
 
  「気楽なお酒のレビュー」 おすすめ度 ★★★★+
 
  購読はこちらからできます。
  http://www.mag2.com/m/0000110621.htm
 
  ホームページもこちらにあります。
  http://www.1-fuji.com
 
 
 
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  後書き
 
  このメルマガの発行部数は、1,500通から2,000通の間を行ったり来たり
 しています。読者の中の数十人の人は誰か知っているため、その方達も意
 識しています。ですから、このメルマガの内容ははじめて読んだ人にと
 っては、取っ付きにくいかもしれません。話題が奥に入り過ぎている感じ
 もしています。この点、100号にもうすぐなりますので、修正して、初め
 て読んで下さった方にも、いままでずっと御購読なさっていただいた方に
 もわかりやすいようにしていけたらと思います。
 
 
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 このメールマガジンの複写・転載はお酒を愛する方だけにOKです。
 紹介する場合は、遠慮なく全文を転送して下さい。
 どんどん紹介して、愛酒の輪を広げて下さい。
 
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 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
 貴重なお時間をすいませんでした。
 
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 発行しています。 (http://www.mag2.com)
 
 次回は10月30日に発行いたします。
 
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 担当 河原崎吉博    webmaster@marukawaya.com
 
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