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 ”酒縁に感謝  ” 静岡 丸河屋 「ただいま」NO.89 2003/6/15
 
       こんにちはっ! 丸河屋の河原崎吉博です。
 
      酒の数ほど浪漫があって、盃の数ほど夢がある。
         
        今日は全国的にお父さんのお酒日和。
         遠慮なく、ぐっといってください。
 
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◆今回の内容
■A.担当者近況
■B.小町の伊豆諸島焼酎の旅 「新島」
■C.丸河屋.COM 更新内容 「御来店客様」
■D.新入荷のお酒 「黄八丈 彩」
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■A.担当者近況
 
 
 清酒と焼酎の日本酒専門店 静岡丸河屋の担当者 河原崎吉博です。
 
 親孝行の方ってけっこういらっしゃるのですねえ。
 
 今日の父の日には「お父さんいつもありがとう」「お父さんお元気で」
というメッセージとともに、お酒を贈られた方がたくさんいました。昨年
は父の日の存在すら知らず、数件の御客様の御注文によって知りました。
今年は最初からわかっていたので、ホームページの中に1ページ作りまし
たが、御注文は100件には満たないものの、数十件いただき、梱包作業や
御注文の確認作業に追われました。
 
 16日の月曜日に着くようでしたら、贈られた方もいただいたお父さん
も喜びは半減。そうならないように神経使って荷作りしました。13日は
ピークで朝4時30分には仕事をスタート。夜の11時すぎまで、びっしり
仕事ができました。疲れれば疲れるほどにうれしい気持ちになってきま
す。この日ばかりは、梱包もひとりでは間に合わなかったので、母にお
願いしてしまいました。母の日でなくてよかったです。
 
 そんなこんなで今年の父の日も無事に終えることができました。
 
 
 
 父の日の1日前の14日。私は静岡市内の田んぼで田植えをしました。
DNA鑑定済みの2000年前の古代米の田植えです。このお米で以前はお酒
にしていました関係上、ずっとこのお米とは付き合っています。毎年
田植えと稲刈りは参加しています。お酒にできないのは、すごく悔しい
のですが、今年は畳屋さんたちが新しい企画をしてくれました。
 
 古代米の藁をたたみにしようという試みをしてくれました。今年の田
植えは、畳屋さんを中心に行いました。
 
 夕食の慰労会では、田植えに参加した、お米農家さん、お茶農家さん、
静岡大学の学生さん、畳屋さんとともにお話をしました。遊び心がある
っていいですねえ。今回の古代米で作った畳をたくさん作って儲けよう
などと考えている人はひとりもいません。昔は流通が今ほどよくなかっ
たので、その土地にあるものをできる限り使っていました。畳だってそ
うだったのに違いありません。どんな畳ができるかは、できた藁や職人
さんの技術によると思いますが、それはその道の方ですからそれなりに
やるはずです。できた畳は我々の畳なのです。いい畳を買いたい消費者
のための畳ではありません。物の価値のわからない人には触らせるのも
いやという感じでした。
 
 集まったみなさんの話に共通しているのは、もう一度、我々の生活の
すべてを見直そうということです。畳にしても自分の家の畳のもとの
植物はどんなのか。それすら知らない人が多いのが現状。家の柱だって
どこにあった杉や檜なのかもわかりません。そんなことでは、いくら
必死に働いて幸せになろうとしても、どこに向かっているのか。自分
自身のことすらわかりませんから、幸せは遠そうです。
 
 本当の本物ってお金を払っても得ることができない。そんな世界の
物かもしれません。
 
 酒屋というのも、他の職業と同じで経営は苦しいです。苦しいと本性
がでるのが人間様。他店が納めている飲食店に値段を下げて無理矢理
入り込んだり、銘酒がおいてある飲食店とわかれば、見境無しに自分の
すすめる銘柄をリストに入れてと頼んだり。
 
 これらは普通の話しで何も悪いことはないと思います。商売は競争
が働いています。もともと資本主義ですから、仕方ないです。
 
 でもどうなんでしょうか。
 
 今月ある蔵で詰めるお酒があるのですが、300本しかできません。
 
 商売の競争原理からすれば、多く仕入れられれば利益がある。それ
がいいでしょう。そして仕入れたお酒を多くの方に飲んでもらって
「美味しかったよ」と満足してもらう。酒屋冥利に尽きますね。
 
 もし、私がその300本しかないお酒を本当の価値を知っていたらどう
でしょう。私は300人の価値のわかる人に飲んでいただけるのが、本物
だと思います。美味しいから売るというのは最低条件のようにも思え
ます。
 
 私はその蔵に言いました。「当店へは18本だけ売って下さい。」
 
 どんな方がこのお酒をお買い上げになるのか、もう私の頭の中では
想像しています。酒屋は造り手と飲み手をつなげるナコード的な存在
でもあるのです。
 
 
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 担当者である私しと妻が最近飲んだお酒のリストです。
とりあえず、自分達で飲んでから、販売するかどうかを決めます。
 
・南部美人-大吟醸生 720ml-\3,000
・磯むすめ 720mL-\847
・開運-伝 720ml-\1,650
・島自慢
・来福-八反錦純米 720ml-\1,000
・天山-今朝しぼり特本 720ml-\1,500
 
 こんな、私し河原崎吉博はいつもここにいます。
  http://www.marukawaya.com/
 
 
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 ここらで一服「なぞなぞ」でもいかが。
 
「商品が全然売れなくても、いつもニコニコ笑っているお店は?」
 
 
答えはこのメルマガの最後にあります。
ヒント:丸河屋ではないです。それではなぞなぞではないですから。
    それからニコニコクレジットでもないですよ。
 
 
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■B.小町の伊豆諸島焼酎の旅3. 新島
 
    こんにちは。小町です。
 
 6月15日は父の日でした。今年から丸河屋のホームページに父の日コー
ナーを設けたところ、予想を上回るご注文をいただくことができました。
誠にありがとうございました。
 
 酒屋にお嫁に来て3年が経ちました。3年の間に2人の子供の妊娠・
出産・授乳と続いたので、酒屋にいながら好きなお酒を断つ期間が続
きました。
 
 次女の授乳が終わって、お酒との再会をはたして10ヶ月。
こうしてメルマガで、自分がおいしいと思ったお酒や、気になった
お酒を少しづつ紹介させていただいています。
 
 私などが表現したものをお読みいただいて、問い合わせやご注文をい
ただくときは、本当にうれしいです。
  
 独身時代から続けている仕事と家事の毎日、そんな中で多少でもこの
メルマガに時間を費やしていることが、報われる気がします。
 
 こんな私、思い切り開放感にひたりたい日(というよりも、思い切り
怠けたい日)は、夫のおごりで某宅配ピザを注文しワインを飲みます。
こんな日はそんなに多くあるわけではありませんが、定番のセット
メニューとなっています。丸河屋にワイン?合わないと思われ方ばか
りかと思いますが、我家のわがままワインアドバイザーが、本気で
惚れ込んだワインがあるのです。このワインをこのメルマガで紹介した
かったのですが、旦那の猛反対で名前を出せなくなってしまいました。
残念ですが、しょうがないです。
 
 
 さて、話しは本題に戻って「伊豆諸島・焼酎の旅」、今回ご案内
するのは「新島」です。
 
 新島といえば、サーファーたちにとって、聖地のような存在なんです
ってね。サーフィンの国際大会も開かれるので、観光ポイントや宿泊施
設も他の島に比べて充実しているそうです。
  
 伊豆諸島の焼酎といえば麦焼酎です。
以前に書きましたように、元々が島民のために造られている島酒焼酎。
本来、島の人の分だけ造られれば十分なのです。芋が原料では、採算
が合わない。少しの量を低価格で作るには、芋よりも麦なのです。
伊豆諸島の物価は高いです。ほとんど本州からの物品が頼りです。
ガソリンも本州の1.5倍、野菜も肉も本州のスーパーと比べますと異常
なくらいの高さらしいです。芋は貴重な野菜で焼酎にするには高価。
芋焼酎もありますが、麹は麦を使ったり、麦焼酎とブレンドして販売
しています。
 
 
 麦焼酎といっても伊豆諸島の焼酎は他所のものとはちょっと違います。
パンチがあり、とっても個性的。ひちくせ、ふたくせ当たり前。個々の
特徴がはっきりしているので、おいしい飲み方やお料理との相性を探求
する楽しみが味わえます。
 
 
 今回ご紹介しますのは、
        『嶋自慢』 宮原酒造です。
 
 今までご紹介した伊豆諸島の麦焼酎に比べると、麦の香ばしさが穏や
かであ親しみやすく、個性的というよりは、だれにも飲みやすいタイプ
だと思います。東京っぽいと言ってもよいでしょうか。味は辛めで切れ
がいい。
  
 ロックでは、味も香りも更に穏やかになるので、麦焼酎にパンチを求
める方にっとては物足りないかもしれませんね。楽しい仲間で集まって、
たくさん飲みたいときにはいいですね。合わせるお料理の幅はぐんと広
がります。
 
 お湯で割ってみましたら、ミネラルの香りというか、潮風の香りとい
うか・・・。。。ストレートやロックでは感じなかった新しい香りが生
まれました。太陽の光をいっぱい浴びた香り?ぜひお試しください。
甘みは増します。このお湯割りが一番新島らしさを感じられるのかも
しれません。海で取れる魚介や昆布などに合いそうです。
 
 家で飲むにもいいし、行き付けの焼き鳥屋さんにあってもいい、
飽きないタイプの伊豆諸島・麦焼酎、「嶋自慢」です。
 
 
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店長から島自慢について一言
 
「新島では3年くらい前に大きな地震がありました。島自慢の蔵元の宮原
さんのところも地震でやられた部分があり、何年か製造ができなかった
ようです。そこで、当店への出荷も今年の夏か秋になりそうです。とり
あえず、1本づつ送ってもらって飲んでいます。」
 
 
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■C.丸河屋.com 更新内容 「御来店客様」
 
 新しいコンテンツとして「御来店客様」のコーナーを作りました。
当店のホームページを見たよと言われて、御来店される方が増えてきま
した。
 
 しかし、当店は極普通の酒屋です。わざわざ遠方より来ていただいて
もお酒があるだけで、御近所の酒屋さんと何も変わりません。
 
 せっかく来ていただいて、何かできないかとずっと考えていました。
 
 そうだ! 旅の土産に1枚の写真でも撮ろう。
 
 当店のある静岡まで来て、当店で写真を撮り、家に帰ってネット上
から見ていただく。写真を見て、静岡を懐かしく思っていただければと
思います。
 
 今現在ホームページではひとりですが、5月からは3人写真を撮らせて
いただきましたので、ずらっと一気にアップします。
 
 こちらから御覧下さい。
http://www.marukawaya.com/customer/customer.html
 
 
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■D.新入荷のお酒 「黄八丈 彩」
 
 10年古酒の「黄八丈 彩」を初めて口にしたのは、今年の2月。蔵元の
磯崎社長がこの焼酎を静岡に持って来てくれたときです。味見はしたも
のの、八丈島でしか、まだ売っていないという事でしたので、販売はあ
きらめていました。しかしながら、ゆずっていただけることになりまし
たので、こうして紹介できるわけです。伊豆諸島は昔、静岡県でしたか
ら、そんな御縁かもしれません。
 
 それで、肝心な味についてです。
 
 10年寝かせたアルコール35度の原酒です。アルコール35度とは知らず
にストレートで飲んでいました。そんな飲み方ですから、一気に酔って
しまい、表示を見て驚いたわけです。どうして35度なのに、自分がスト
レートで飲めるのだろう。もしかして、10年寝ている間にアルコールが
なくなってしまったのではと思い、25度の3年寝かした普通の方と飲み
比べました。ストレートで飲みましたが、25度の方がアルコールを強く
感じました。でも酔い方が歴然と違いますから、35度あるのでしょうね。
 
 結局、熟成によってアルコールの角が取れてまろやかになる。
 
 まあ、こういうことだと思います。ウィスキーやブランデーをストレ
ートで飲みますから、同じ蒸留酒同士、熟成の極みと言いましょうか。
 
 この「黄八丈 彩」はウイスキーのように樽に入れて熟成していません。
甕とか、タンクとかの味に影響を与えにくい容器で貯蔵されています。
だから、色もあまりついていません。その焼酎がアルコールが35度もある
のにそのままいけるわけです。いかにまろやかかわかりますでしょ。
 
 アルコールを感じさせないということも銘酒の条件なのですね。
 麦焼酎らしさもしっかりあります。
 ここまでまろやかなのは、はじめてでした。
 
 ストレートやロックで飲む場合は、この「黄八丈彩」をおすすめします。
 
 初夏にぴったりな1本ですよ。
  700ml-¥3,222
 
 もうすぐホームページに登場します。御注文はそれからでいいですし、
もい、お急ぎでしたら、メールしてください。必ず折り返しのメールを
しますから。
webmaster@marukawaya.com
 
 
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後書き
 
 今月はサイトの更新も思うようにできません。ウェブマスター、メール
マスターなどを人に頼めないからです。一人で御注文の対応や配達もしな
ければなりませんから、サイトの日記などは後回し気味になってしまいま
した。申し訳ないです。
 
 でも、このメルマガは、何とか期限内に出せてやれやれです。実際に買
っていただいた方へのフォローもだんだんわかってきました。当店も成長
はしています。
 
 
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なぞなぞの答え
 
「おかし屋」さんでした。へへへ、わかりましたか。
 
 
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
貴重なお時間をすいませんでした。
 
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。 (http://www.mag2.com)
次回は6月30日に発行いたします。
 
登録・解除・アドレス変更は、以下からどうぞ。
http://www.mag2.com/m/0000017680.htm
http://www.mag2.co.jp/m/0000017680.htm
 
静岡 丸河屋       http://www.marukawaya.com
担当 河原崎吉博    webmaster@marukawaya.com
 
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