☆☆☆″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″★★★ ”酒縁に感謝 ” 静岡 丸河屋 「ただいま」NO.87 2003/5/15 こんにちはっ! 丸河屋の河原崎吉博です。 酒の数ほど浪漫があって、盃の数ほど夢がある。 お酒の旅路は感動と感謝の連続です。 良き出合いとの酒縁に感謝。 ″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″ ◆今回の内容 ■A.担当者近況 ■B.小町の伊豆諸島焼酎の旅 「八丈島」 ■C.伊豆の銘酒 菊源氏が大変だ ■D.日本酒イベント 「日本酒サービス研究会静岡局例会」 ■E.丸河屋.COM 更新内容 =================================================================== ■A.担当者近況 清酒と焼酎の日本酒専門店 静岡丸河屋の担当者 河原崎吉博です。 みなさん、お酒屋さんってどんな印象ですか? 1.サザエさんに出てくる三河屋さんみたく、御近所に夕方配達に行くお店。 2.休みもなく、重たいものばかり運んでいるお店。 3.いつも店にはいなくて、奥でテレビを見ているお店。 4.お洒落にワインしか売らないお店。 5.薄暗くて地酒や焼酎がならんでいるお店。 といろいろありそうですけど、いずれにしても酒屋は前掛けが似合います。 私も、もう20年以上も酒屋をしているので、前掛けが馴染んでいます。 前掛けを取ると、だれだかわからない顔をされる方もいますから。 これらは、一般消費者からのイメージだと思います。 我々同業者の酒屋をイメージしますと、一生懸命酒屋で食っていこうと しているお店と免許が意味がなくなり、がっかりしている酒屋に分かれま すが、一生懸命な酒屋は次のような人たちです。 1.お酒の味や蔵元のことをよく知っている人 2.お酒に関わるのがとにかく好きな人 3.お酒がたまらないくらい美味しくって楽しんでいる人 1.と2.は商売になりそうですねえ。3.は趣味的かな、なんて思いますが、 私は気が付いたら3.になっていました。ううん、どうなんでしょうか。 このままでいいのでしょうか?、、、たまには勉強もしますね。グラス を持たずに。 それから蔵元の印象ってどうですか? 1.大きな地所にそびえる立派な蔵。大手企業蔵でしょうか。 2.田舎の空気や水のよいところにある蔵。 3.さりげなく、毎日の通勤に目にする地元の蔵。 これらは外見上ですね。内見というわけではないてすが、姿勢という 考え方でも印象がいろいろです。 1.販売店限定をうたい文句にしている酒屋と付き合う蔵。 2.とにかく良い酒を造って、できる範囲でいっぱい売りたい蔵。 3.地酒専門店を選んで売っている蔵。 4.心と心が通じ合う関係を保つ蔵。 こういう風にするとキリがありません。 実は私はある蔵に先週行ったのですが、今までの自分には想像できない 蔵元さんに出会えました。どこの蔵とは御迷惑になるので言えません。 最初私が、「当店とおつき合いできませんか?」と電話をしました。 「お取り引きですか。みなさん酒屋さんからお電話をいただきますが、 待っていただいております。」というお返事。 「私も待ちますけど、まさか3年とか4年ではないでしょうね。」という 問いに、 「いやあ、さあ何年かわかりませんが、多分売らないでしょうねえ。」 これで終わって悔しいので、自分やお店についてお手紙を書きますと 言って電話を切りました。 次の日です。「入院することになったから、会えるなら明日、明日 しかないよ。でも来ても取引はしませんから。それから会えるのは1時 間だけです。」と連絡をいただきました。 私は???状態でしたが、これも勉強だと思って行く決心をして 突然でしたが、決行しました。 それで、行って来ました。やはり言われた通りに取引とは関係ないの ですが、行って良かったです。今までで一番感動しました。お客でも ない私に、造り方の説明もして下さいましたし、すべてのタンクに貯蔵 されているお酒ゃ市販酒も味見させていただきました。約束の1時間は とっくに過ぎ、もう帰らなければいけないなあと思っていたところに、 奥様の手料理がずらり。美味しいお刺身やサラダ、麦飯とかいろいろ 手の込んだ美味しいお料理もいただきました。 この蔵の外見ですが、円錐型の個性的な珍しい建物です。土地も広く はなくて、コンパクト。ゴミもちりもないきれいな蔵でした。 この蔵の方達と接して痛切に思いました。ここのお酒はここに来なけ れば価値がわからない。だから我々酒屋に流通させない方がよいのでは ないか。ここに来た人だけが、この雰囲気で飲み満足する。こうも思え る蔵と出会いました。 売ってもらおうという下心があって出かけた訪問でしたが、売らない 方がいいですよ。それで生活ができるならば。と言ってしまいました。 美味しいものは流通させて商売にしたいのが商売屋です。しかし流通 させますと飲んでいただいている方に合わせようということになり、 個性が薄れてきます。地酒は各県の酵母による香味は違いますが、それ でも均一化されてきてしまいましたね。個性的でいいものは、そのまま の状態で残したいと思いませんか。 この蔵のお酒が、もし販売できたとしても、売るのは、ここの蔵に行 ったことのある方に限定したいと、空想してしまいました。 という感動の1日でしたが、御理解いただけましたか。 何を言っているのか、さっぱりわからないぞ。と言われそうです。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 担当者である私しが最近飲んだお酒のリストです。 とりあえず、自分で飲んでから、販売するかどうかを決めます。 ・南部美人-しぼりたて 720ml-\1,068 ・黄八丈 720mL-\1,297 ・開運-伝 720ml-\1,650 ・黄八丈彩 720ml-\3,222 ・七田純米おりがらみ 1.8L-\2,300 こんな、私し河原崎吉博はいつもここにいます。 http://www.marukawaya.com/ 毎度のパターンですいません。 ================================================================== ■B.小町の伊豆諸島焼酎の旅 こんにちは、小町です。 ゴールデンウィークが終わり、また忙しい毎日が始まっています。 子供たちは元気に、保育園に通っています。長女は2歳5ヶ月、実はまだ おむつがはずせません。今年の夏の我家の課題です。がんばらなくっちゃ。 さあ!今号からは、予告のとおり「伊豆諸島・焼酎」のコーナー のスタートです。 我県静岡では、お天気のよい日に東伊豆にドライヴに行くと、遠く彼方 に大小の島々を臨むことができます。今はその全てが東京都に属しますが、 島によっては静岡県だった時代もあったそうです。 当店では、2年ほど前から「青ヶ島・青酎」(芋)を売り始め、今では とても人気のある商品となりました。飲みごたえのある男っぽい芋焼酎です。 かつてのワインブームほどではないにしても、本格焼酎ブームの昨今、 一部の焼酎は幻化し、なかなか手に入らなかったり、高値となってしまった ものもあります。こんな現象を横目に、更にいいものを探求したい気持ちで、 好奇心の矛先を伊豆諸島に向けたわけです。 さて、この伊豆諸島焼酎の旅は「八丈島」から行くことにしましょう。 伊豆諸島第2の面積を持つこの島はあの「ひょっこりひょうたん島」 のモデルとなった島です。離党ならではの独特の歴史を持つこの島。 焼酎づくりは、その歴史の産物でもあります。八丈島の焼酎は鹿児島から 伝来され、独特の気候風土の中で育てられ、今に至っています。最初は芋 焼酎から始まったんですね。 どの島にも共通して言えることですが、焼酎は島民による島民のための ものですので、安くておいしいものでなくてはなりません。芋はコストが かかり、農家も酒造メーカーも採算が合わない。今では「伊豆諸島・焼酎」 のほとんどは、麦焼酎なのです。数種類ある芋焼酎も、麹は麦を使ってい ます。 さて八丈島からは次の焼酎をご紹介しましょう。 「黄八丈」 25度 3年古酒 です。 本州への出荷数が極めて少ない「伊豆諸島・焼酎」の中で、この度、 入荷にこぎつけることができました。 香りは焼いた食パンのような香ばしさがあり、しかっり鼻に来ます。 味は熟成をあまり感じず、力強くて、どちらかというと辛めだと思います。 古酒というよりもフレッシュな印象。 どんな食べ物とあうのでしょう? うなぎの蒲焼?手羽先?そこで思いついたのは・・・・・ 八丈島といえばくさや!まだ食べたことのないくさやを通販で取り寄せ、 あわせみました。 家の窓という窓を開け放ち、焼いて食べた、むろあじのくさや。くさや 独特のあの匂いに黄八丈のこうばしさが、負けていなくて、合うのです。 干物の塩辛さにふくらみを持たせてもくれます。ベストマッチでした。 焼酎初心者の私の麦焼酎に対するイメージが、まったく変わりました。 麦焼酎は軽くてすっきりしていて飲みやすい。 と勝手に思い込んでいたにですが、このパンチのきいた「黄八丈」に出会 い、そうではないことを知りました。 私の脳内麦焼酎革命です。 遠く八丈島から、これぞ麦焼酎!という声が聞こえてきそうです。 一度お試しください。やみつきになりなりそうですよ。 黄八丈 25゜700ml-\1,297 ページはまだ作っていませんが、お買い求めはサイトからもできます。 http://www.marukawaya.com/order_list.html 上から速攻注文可能です。 ------------------------------------------------------------------- 店長からも一言言わせて! くさやって心配でした。いろいろと噂には聞いていましたからねえ。 でも、美味しかってです。とっても。半生がいいようです。半生の方が 匂いも強くて魚の肉が柔らかいままです。 黄八丈をそのままで飲んだ時と、くさやを食べながら飲んだ時とは、 まったく美味しさが違いました。くさやという焼き魚と黄八丈が会います と、あるハーモニーが口の中で奏でられます。これには驚きでした。 黄八丈が甘くなり、何とも言えない美味しさなんです。くさやとの相性 を調べるために実験的に飲んだつもりが、ロックでがんがん進みました。 小町の言うことは本当です。 ああ!よかったなあ。 八丈島のくさやは八丈島のくさや屋さんから買いました。私よりも1つ 年上の方のお店で、彼は清水にある大学に通った後はあわびの研究をして いたそうです。このお店は東京都知事賞受賞にも選ばれた良店です。 長田隆弘さんの長田商店さんから送っていただきました。 ホームページもあり、通販してくれます。 http://homepage2.nifty.com/kusaya/ =================================================================== ■C.伊豆の銘酒 菊源氏が大変だ 伊豆の銘酒「菊源氏」が旭化成から合同酒精に、売却されました。合同 という会社の下で菊源氏が存続できるかと、望んでいたわけですが、どう やらそういうふうには、ならないらしいのです。 菊源氏は伊豆の大仁にあって元々は東洋醸造という会社の銘柄でした。 東洋醸造は静岡県人の愛飲家にとっては馴染みのある会社です。 こんな菊源氏を無くしてしまってよいのでしょうか。 続けてほしいですよねえ。 こんな風に考えているのは、私だけではありません。静岡酒応援団の 一人でもある方のサイトでも「伊豆の酒、菊源氏の存続を望む会」を名乗 って、協力者募集中です。メールのフッター等で訴えることにしたそうです。 どうぞこちらのサイトでは詳細がわかりますから、ご覧下さい。 http://www.dd.iij4u.or.jp/~kshimz/ ================================================================== ■D.日本酒イベント 「日本酒サービス研究会静岡局例会」 前号でもお知らせしました。 5月18日の日曜日にS.S.I静岡局の例会が開かれます。当日はお酒と 料理とのぴたぴた講座で有名な藤原正雄氏をお招きし、講議の他に、 「静岡県産の日本酒と料理を楽しむ会」も催されます。 私も参加します。絶対にいいですから。 日時 5月18日(日) 日程 11時30分〜 受け付け開始 12時〜13時 第一部「温度の違いによる日本酒の変化と 飲用温度を探る」 13時〜13時30分 飲用温度による比較試飲 13時30分〜15時 第二部「静岡県産の日本酒と料理を楽しむ会」 会場 つま恋 静岡県掛川市満水2000 TEL 0537-24-1111 会費 \5,000 お問い合わせや申し込みは私まででも構いませんからメールして下さい。 webmaster@marukawaya.com 件名は「静岡例会参加希望」などでいいです。 18日は楽しみです。蔵元さんたちにも会えますし、酒好きな仲間も いいですよ。あなたともお会いしたいです。 ================================================================= ■E.丸河屋.com 更新内容 相変わらず、このメルマガは商品が少ないです。サイトの更新とともに メルマガでお知らせしようとするのですが、サイトの更新が思うように 早くできません。 前号では、純米本みりんを紹介しました。やっとのことでページがで きましたから御報告します。谷本様の海軍肉じゃがもご覧いただけます。 こちらです。 http://www.marukawaya.com/suginishiki/asukayama.html それから蔵元案内も更新できました。2つもですよ。杉錦と七田の天山。 これらは、蔵元さんから蔵便りをいただきましたので、それをアップい たしました。遠くの蔵も身近に感じられます。 杉錦はこちらから、 http://www.marukawaya.com/suginishiki/suginishiki_kura.html 七田の天山酒造はこちらからです。 http://www.marukawaya.com/tenzan/tenzan_kura.html 七田の純米おりがらみのページもできました。 http://www.marukawaya.com/tenzan/hichida_junmaiori.html 人気の七田の特別酒です。純米大吟醸のおりが入っているのですよ。 もう、当然美味しいに決まっていますね。 どんな味? ずばり、初恋の味です。 価格もおりなしの純米生と同じ1.8L-\2,300 いいですよ。 残りも少ないので、七田をお飲みになった方におすすめしたい逸品です。 =================================================================== 後書き 13日の夜11時からNHK総合テレビ「ものしり一夜づけ」という番組で 焼酎が特集されました。世界のソムリエもはまった焼酎、焼酎ハンター が追う幻の焼酎というコーナーがありました。焼酎ハンターって誰だろう と思って見ましたら、一度お会いしたことがある、酒屋さんでした。な〜ん だなんて思わなかったですが、この番組もあおりますね。これを見たら、 この幻の焼酎がどうしても飲みたくなってしまいます。おかげで、この焼酎 の在庫はほぼなくなりました。 喜んでいいのやら、困ったやらです。雑誌やテレビに翻弄されずに、自分 の人生の中で、より幸せになるために飲んでほしいのですが、なかなかいま の時代は情報化が早くって、飲むための焼酎の情報を早回りしなければ、 飲めないくらいになっています。 ==================================================================== 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。 貴重なお時間をすいませんでした。 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。 (http://www.mag2.com) 次回は5月30日に発行いたします。 登録・解除・アドレス変更は、以下からどうぞ。 http://www.mag2.com/m/0000017680.htm http://www.mag2.co.jp/m/0000017680.htm 静岡 丸河屋 http://www.marukawaya.com 担当 河原崎吉博 webmaster@marukawaya.com ☆☆☆″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″★★★ ←前号 次号→ メールマガジンコーナー 日本酒専門店丸河屋トップ