☆☆☆″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″★★★ ”酒縁に感謝 ” 静岡 丸河屋 「ただいま」NO.73 2002/10/15 こんにちはっ! 丸河屋の河原崎です 一年で一番過ごしやすい季節となりました。 食べ物も豊富でしかも美味しい。 それだけでありませんよ、お酒だってひやおろしがあるし、 焼酎だって新酒が出来上る季節です。 今号は季節酒のひやおろしを紹介します。 ″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″ ◆今回の内容 ■A.担当者近況 ■B.厳選別格必飲酒 第八号 「七田純米無濾過」 ■C.季節酒 1. ひやおろし 「小夜衣」「天法」「高砂 旬」「天山」 ■D.季節酒 2. 「開運ひやづめ本醸造」 ■E.丸河屋のサイト内の小町の一言 「第 10 話」 ■F.次号予告 ====================================================================== ■A.担当者近況 ここのところは晴天が続いています。運動会も無事終わりました。ほっと しています。今年に入って走れたのは2日だけ、毎日子育てに奮闘している からです。学区の町内対抗リレーにまた頼まれたので、太ったお腹を見られ ないように走りました。距離はたったの100mです。これが走り終わると短い のですが、走る前は50mにしてほしいなあと思う距離です。100mほど走りま すと、アキレス腱に負担がかかります。昨年も20代の人が肉離れを起こしま した。念入りに体操とストレッチをしたため何もおこりませんでした。 それから、SBS学園の日本酒講座に受講希望者が15人となりましたので、 開講が決定しました。8日後の23日に第一回目の講座をします。当日の内容は 決めていますが、テキスト類はまだ作成していません。加えて当日使うお酒 もまだ決まっていない状況です。昨日までの連休で作ろうと思っていたので すが、このメルマガがやっとでした。さてさて間に合うようにラストスパー ト開始です。受講者のみなさんには受けてよかったと思われるようにします。 話は変わって商売についてです。酒屋さんは大変だねえと昔から言われて います。この理由が今と昔では全く違っています。おもしろいものです。 昔は商材であるビールやお酒が重たいという理由で大変と言われていました。 最近はどうでしょう。継続が難しいという意味から大変と言われています。 酒屋さんよくやっていますね。---何も言えません。 実際にここのところの出来事を述べます。毎月当店から50万から60万くら い買っていただいていた料飲店がありました。ある日、もっと安くしてくれ ないか、他の酒屋さんの方が安いからとお願いされました。当店のような個 人経営のお店と量販店や数十人の社員がいるお店とでは仕入れ価格が違いま す。当然のことで御客様の御要望には答えられないと告げました。当店から の仕入れが減ったことは言うまでもありません。そして次に毎月100万クラ スのお店から同様な御要望がありました。当店からの答えはやはり無理と言 わざるを得ません。こちらのお店からは言われたばかりですので、今日現在 は売り上げには影響していません。しかし数カ月後の数字は見えています。 この状態如何にして切り抜けましょう。商売のやり方はいろいろあります が、いままでやってきた自分を信じて自店の道をいくしかありません。 捨てる神あれば拾う神あり---いまの心境です。 ====================================================================== ■B.厳選別格必飲酒 第八号 「七田純米無濾過」 http://www.marukawaya.com/tenzan/hichida_junmai.html 出会いとか別れというものは突然やってきますね。このお酒の蔵元である 七田謙介氏との出合いも、予期せぬ突然でありました。ある試飲会場でsake- officeの寺田氏と会いました。そこで寺田氏から紹介されたのが、私と同じ ように試飲をしていた七田氏。確か4月だったでしょうか。その時七田さんか ら、よかったら秋に試飲会をやりますので、御来場いただけませんかとお誘 いをいただきました。秋にお酒を利いていただいた上で、お取り引きを考え たいということでした。 それから秋になり、東京の試飲会場に行きました。会場には10蔵のお酒が 担当者とともにありました。七田さんの他にも利き酒したいお酒、あるいは お話を聞きたい蔵元さんもありましたが、30分という短い時間しか自分には ありませんでしたので、七田さんのお酒だけを利かせてもらいました。 まず最初に注がれたのが、純米無濾過です。一度火入れの原酒でした。 一口飲んだ瞬間、丁寧に造られたのだなと思いました。もちろん味はすごく 美味しいのです。美味しいのですが、美味しいお酒はこの他にもたくさんあ ります。美味しさの他にも何かを感じました。何なのでしょうか。 自分にとって、それはある懐かしさのようなものでした。春から秋までお 預けをくっていましたので、やっと口にできたという特別な事情もあったか もしれません。この私が感じた懐かしさ。古里を思う懐かしさではありませ ん。例えば車でドライブしているとします。そこへラジオから「杏璃のオリ ビアを聞きながら」とか「サマーキャンドル」、あるいはサザンの「いとし のエリー」や「ややあの時を忘れない」などが聞こえて来たらどうでしょう。 夏のキャンプファイア−を思い出す方もあれば、二人で歩いた想い出の渚を 思い出す方もいるでしょう。七田の純米はそんなBGMに似た懐かしさがありま した。 こうなれば、すぐにでも仕入れて売りたくなります。自分自身が家でも 飲みたいですし、人に勧めずにはいられません。そこで、七田さんにはすぐ に送ってほしいとお願いしました。私は二つ返事でお取り引きをしてくれる と思っていましたので、七田さんの返事に驚かされました。一度当店に御挨 拶に来てから考えましょう。というお返事でした。結局この日はここまでの 話で帰って来ました。 そして今月に入り七田さんは紹介者の寺田さんとともに御来店下さり、正 式にお取り引きが始まりました。今当店の冷蔵庫には念願の七田純米がたく さん入っています。 不景気の最中、日本酒の蔵元として売れるなら売りたいという気持ちが あると思います。しかし大事に造ったかわいいお酒、時間がかかってもわか ってもらえる小売店だけに売ってもらいたい。お金よりも信頼とかつながり とか将来に渡って重要なことを優先したい。そんな七田さんのお酒、当店も 大事に育てていきます。 名曲のような存在感のある名酒 七田とってもいいお酒です。 厳選別格必飲酒第8号に決定しました。 720ml-\1,100 / 1.8L-\2,300 http://www.marukawaya.com/tenzan/hichida_junmai.html ----------------------------------------------------------------------- お酒のスペックがわからなければ買えないよという方もいます。そうでしょ うね。自分の感想はいつも抽象的かなって感じていたところです。そちらの 見方からお話しましょう。 まず、試飲会場にてラベルを見ずに予想したスペックです。(こういうの が参考になりますね) 香り:9号系か、やはり華やかすぎずに親しみやすいなあ。 味 :うん、しっかり発酵を終えて幅があるぞ。 生かなあ?ちょっと自信ないな。 精米歩合は60%くらいか。 米は麹は山田錦だろうけど、掛米はわからないなあ。 でも麹も山田錦クラスでなかったら、すごいことだよ。 コクもあってアルコール度もけっこうあるな。17゜〜18゜の前半かな。 総合:これでこの価格は絶対買い。間違い無し。 誰もが好きになってくれるタイプと思う。 料理との相性:そこまではわからないですよ。御勘弁を。 ラベルにはこう書いてあります。こちらが正確な情報です。 原材料:麹-山田錦 掛米-麗峰 精米歩合:65% アルコール:18゜〜19゜ その他:一回火入れの生詰め、無濾過 ======================================================================= ■C.季節酒 1.ひやおろし 春のしぼりたてに次いで季節感のあるお酒が秋のひやおろしです。春の新鮮 が売りのしぼりたてとは対称に秋のひやおろしは枯れた熟成感が持ち味です。 当店では4つのひやおろしを仕入れました。(1つは未入荷ですが明日の16日に 入荷予定)ホームページではまだアップしてありません。追いつかないなんて 言い訳はいけませんが、実際その通りなのです。注文はメールでもホームペー ジの注文書からでもできますので御安心下さい。ただし在庫は少なくなってい ますので、なくなっていたらごめんなさい。思った以上に季節酒は売れていま す。 ●「小夜衣」● 今晩酌で飲んでいるのが、静岡県菊川町にある地酒工房小夜衣の特別純米 酒のひやおろしです。枯れている、まさにその枯れを感じる事ができます。 飲み手の心境を掴んでいますね、森本社長。穏やかさ、熟成感、コク、飲みや すさとどこをとってもひやおろしのイメージの真ん中をいっています。 お酒はしぼったまんまのフレッシュがいいんだという方にはおすすめできま せんが、若干の老香を持った熟成の感じもなかなかいいです。老香はほんのわ ずかに心地よいくらいです。辛さに通じていね感じです。それからこのお酒の 飲みやすさは、できたての状態が非常によかったため、それを継いでいるよう です。 1.8L \2,381 生産量300本のため当店入手も少ないです。再入荷できるかどうかといった 感じです。 ●「天法」● 毎年自分でも発売を待つようになりました。ひやおろしとして印象に残る 素質があります。昨年のは一口飲んでぐっとくるタイプでした。文句を言わ ずに黙って天法を!そんな感じのお酒でした。今年のはどうでしょう。まず 第1日目、冷蔵庫から出してすぐに飲みました。冷え過ぎているのでしょうか。 うん?どうも感じないなあ、天法らしくもないし。と淡々と飲みました。 2日目、冷蔵庫には入れず常温で飲みました。昨日と比べますと、味がのり飲 みやすくなっています。よかったと思いました。一日経って上向く事も下向く こともありますので一安心です。こうなると3日目に期待できます。 3日目、期待通りでした。味わいにふくらみを感じるようになりました。やはり 天法はいいなあとしみじみしてきました。 4日目、更に良くなっているではありませんか。味わいは3日目とかわらない のですが、香りが立ってきました。不思議です、香りが後から追いついてくる というタイプは滅多にありません。つぼみが花開いたようですね。美味しいの で気が付いたら全部飲んでいました。5日以降は保証できません。 忘れていました、純米酒です。 1.8L \2,400 ●「高砂 旬」● こちらも当店の定番ひやおろしです。高砂のお酒と聞いただけで期待でき ます。静岡酒の中でも目下のところ成長株ですので、何かやってくれそうです。 旬は純米酒なので、どっしりしているのかなあと思いましたが、当店のひやお ろしの中では一番若さがあります。春のフレッシュな感じがそのまま残ってい ます。ひやおろしとしてどういう酒質が御客様に受け入れられるかということ をテーマに造られたような気がしてなりません。ひやおろしが好きになる、そ んな1本です。ひやおろしをはじめてお飲みになる方にはこの旬がお薦めです。 1.8L \2,200 ●「天山 本醸造」● 今号で紹介した七田の蔵元である天山酒造のひやおろしです。もうすぐ入荷 しますので、内容は御説明できません。価格だけはわかっていますので、お知 らせします。 720ml-\890 / 1.8L-\1,890 七田純米・純米吟醸とともにいかがでしょうか。今週中には入荷します。 ======================================================================= ■D.季節酒 2.「開運ひやづめ本醸造」 http://www.marukawaya.com/kaiun/kaiun_product.html#hiyazumehonjo ひやおろしではないですが、この秋に発売になった開運の季節酒があります。 そのお酒とはひやづめ本醸造といい、開運の酒造技術の高さを証明しているよ うなお酒です。ひやづめとは以前ひやづめ純米の発売のときに説明しました。 簡単に言いますと、火入れをしたら即座にもとの温度に冷却するということで す。火入れをして熱いお酒を急冷して冷や(ひや)で詰めるからひゆづめ。 よくわかりますね。ひやのまま火入れせずに卸すからひやおろし。これと似て います。 このお酒飲んで思ったことがあります。お酒をひと粒の飴にしたらどうなる だろうか。飴酒があったら便利ですね。いやいや困り物ですね。車の運転中に 飴をなめていて酔ってしまうのですから、あってはならないものかもしれませ ん。しかしこのお酒を口の中に入れて思ってしまいました。お酒の飴玉はこの お酒の味に近いのではないか。飴を製造している会社に提案しようかな。 今年の開運ひやづめ純米は飴のような飲んでいて心地よい味わいです。勘違 いしないでください。飴のように甘くはありませんよ。 青りんごを想わせる感じがストレートに迫ります。熟成しているようには見 受けられません。また、春から夏にかけて発売された開運のどのお酒とも違っ ているようです。 開運にははずれがありませんね。さすがです土井さん。 1.8L-\2,200 http://www.marukawaya.com/kaiun/kaiun_product.html#hiyazumehonjo ======================================================================= ■E.丸河屋のサイト内の小町から一言 「第 10 話」 こんにちは。小町です。 少し緊張しながらも、気軽に始めたこのコーナー。もう5ヶ月になろうとし ています。この5ヶ月の間に、子供たちは、ずいぶん成長・発達しました。 長女は、1歳10ヶ月おしゃべりが得意で何やらいろいろと言ってくれます。 単語だけではなく、ちゃんと助詞がつくようになって来ました。靴をはいたり、 歯を磨いたり、自立も進んでいます。 次女は、7ヶ月おすわりが安定して来ました。興味のある物に、手を伸ばす ようにもなっています。人見知りもします。私がシャワーキャップをかぶって いると泣き出します。 さて、私の方は、月2回のこのコーナーを書くのが精一杯。でも時々「読ん でいます。」って言ってくださる方がいて、励みにもプレッシャーにも感じて います。ありがとうございます。 今回も、『七田』純米・無ろ過についてお知らせします。 このお酒、佐賀の伝統蔵・天山酒造さんの新顔で、まだ全国区になっていま せんが、それも魅力の一つでしょうか?お酒はもちろん値段も気取りがなく、 親しみやすい。 以前小町の自己紹介にも書いたように、私はお酒を飲むことが好きです。 お休みの日、少し早い時間から飲み始める、大相撲なんかテレビでやっていて、 気を使わない人がそばにいて、超自然体。そういう時間を持つことが、明日へ の活力の源となる。まあそこまで言わなくても気分転換になるのでした。 そんな時だって、そんな時こそ、おいしいお酒がいい。だけど、個性が強か ったり、高価だったりしたら、こういう時に飲むお酒としてふさわしくありま せん。私にとっておいしいお酒とは、こういう時に、たくさん飲めるお酒のこ とです。 『七田』を始めて飲んだとき、私の好きなタイプと感じました。 癖がなくて、とっても飲みやすいのに力強さもあるから、物足りなくないの です。私にとってまさに休日に家で飲むお酒に出会った瞬間でした。今は、小 さな子供のいる生活で、そんな休日を過ごすことは、不可能ですが子供たちが 深い寝息を立てている深夜に、ほっと一息ついて飲むのにも打ってつけのお酒 です。 『七田』純米・無ろ過、一度ご賞味ください。 ======================================================================= ■F.次号予告 南部美人と杉錦のお酒を紹介します。また、その蔵元である久慈浩介氏や 杉井均乃介氏についてもお伝えします。お楽しみに! ======================================================================= 後書き 北朝鮮に拉致された方々が帰ってこられましたね。よかったですね。テレビ を見ながらしみじみきてしまいました。まだゆっくり話を聞いていないので、 夜のニュースでじっくり聞いてみます。こんな夜には何を飲みましょう。 昔を振り返るような時にはこれです。「萬屋次兵衛」これしかないでしょう。 24年前に拉致された方もいました。24年前は萬屋次兵衛の仕込まれた年です。 北朝鮮での生活も大事だと思います。どうかどこにいても幸せになって下さい。 萬屋次兵衛まだ御存知でないお方はこちらから御覧下さい。 http://www.marukawaya.com/shochu/matsushita/yorozuya.html ======================================================================= 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。 貴重なお時間をすいませんでした。 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。 (http://www.mag2.com) 次回は10月30日に発行いたします。 登録・解除・アドレス変更は、以下からどうぞ。 http://www.mag2.com/m/0000017680.htm http://www.mag2.co.jp/m/0000017680.htm 静岡 丸河屋 http://www.marukawaya.com 担当 河原崎吉博 webmaster@marukawaya.com ☆☆☆″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″★★★ ←前号 次号→ メールマガジンコーナー 日本酒専門店丸河屋トップ