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 ”酒縁に感謝  ” 静岡 丸河屋 「ただいま」NO.49 2001/10/15
 
       こんにちは、丸河屋.comの河原崎です。
   このメールマガジンもとうとう今日から3年目に入りました。
       本当に御購読ありがとうございます。
 今号は長く続けたいということに因んで長期熟成酒を取りあげました。
 
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◆今回の内容
■A.酔いどれ伯爵一家のひとこま -----  自家製熟成酒 -----
■B.長期熟成酒研究会と長期熟成清酒勉強グループ
■C.日本酒イベント 「長期熟成酒を楽しむ会」
■D.当店で現在売っている長期熟成酒
■E.発泡清酒「Zipang」
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■A.酔いどれ伯爵一家のひとこま -----  自家製熟成酒  -----
 
伯爵「秋本番、食べ物も旨いし、お酒もうまい。ついでに秋に出るお茶も
   いいようだよ。」
  
夫人「新茶の季節は春なのに、秋のお茶?」
 
伯爵「ほらっ静岡市北部は本山茶の産地だろ、徳川家康がすごくお気に入り
   で将軍家御用茶として愛用されたことでも有名。春に摘んだ新茶を夏
   の間、標高1000m以上の涼しい井川地区(静岡市の山間部)に保管し
   て、秋になって熟成したお茶を楽しんでいたらしいよ。これをヒント
   に壷に入れた熟成茶が販売されるみたいなんだ。」
 
夫人「熟成茶かぁ、ワインみたいね。」
 
伯爵「日本酒みたいって言ってくれなければ、これからは。」
 
夫人「日本酒はずっと置いておくと酢になるんでしょ。」
 
伯爵「そんなことはないよ、もちろん酢にしようと思えば簡単だけど。」
  「ここ十年くらいから熟成酒が人気があるようで、最近では自宅で
   熟成する人も増えたようなんだ。」
 
夫人「増えたって、それお父さんのことじゃないの。」
 
伯爵「いやいやばれてはしょうがないな、杉錦の本醸造を新聞紙で包んだ
   のが出てきたんだ。もう7年くらい経っているよ。」
 
夫人「心配だわ、とっても。」
 
伯爵「楽しみじゃないか、もしどうしても飲めないくらいなら、お風呂に
   でも入れて再利用しよう。肌がきれいになるよ。」
  「では、空けてみるよ。いやいや老ねた香がすると思いきや、全然別物
   の香りだよ。」
 
夫人「本当だわ、不思議な香り。嫌みがなく今までに経験したことのない
   香り。お風呂どころか、早く飲みたくなってきたわ。」
 
伯爵「こういうことってあるんだなあ。さあ、次は何を熟成しようかな。」
 
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 皆さんの中でも、お酒は酢になると思っている方はいませんか?
うまく熟成できれば、やわらかな奥深いお酒にもなるのです。不幸にも日本
酒は、明治時代以降、過重な酒税の加税や長い戦争の期間、主食を原料とす
る酒であったことで、自由に長期熟成酒を楽しむことができない時代があり
ました。
 
 今ようやく百年くらいのブランクから目覚め、一部のファンのから浸透し
つつあります。7月3日の朝日新聞にも「自宅で熟成 古酒いかが」と取り上
げられていました。
 
 昨年あたりから「自家熟適性酒」として各メーカーより発売されています。
ちょっと紹介しますと、「福光屋-2000年自家熟セット」「達磨正宗-未来へ
2001」「達磨正宗-あなたが育てる熟成酒」「花垣-悠久の眠り2001」など
があります。
 
 また、参考書籍としては次のようなものがあります。
 
1.「古酒、神酒」長期熟成酒の魅力       長期熟成酒研究会発行
2. 時を経れば旨くなる「日本酒の本道」古酒入門  サライ編集部発行
3. 吟醸・純米・古酒 情報事典           時事通信社発行
 
 
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■B.長期熟成酒研究会と長期熟成清酒勉強グループ
 
 昭和の末期、60年代に吟醸酒ブームがあったことは皆さん記憶に新しいと
思います。当時の良いお酒と評されていたのは、水のように色はなく、香り
は華やかに高く、味はきれいでくせのない、淡麗辛口がその代表でした。
 
 この吟醸酒ブームの中、長期熟成酒の可能性を信じて細々ながらも生産熟成
し続けていた蔵元数社が集まり、製造技術の向上を目的として「長期貯蔵酒
研究会」を発足、時代に逆行するかのような、覚悟のスタートを切りました。
 
 その後、会の名を「長期熟成酒研究会」と改め、蔵元同士の技術的な情報
交換に加え、酒類関係業者だけでなく、一般消費者を対象に公開利酒会を開催
し、長期熟成酒のPRと啓蒙活動をしています。
 
 平成6年には、長期熟成酒に非常に熱心な酒販店が中心となり、知識の吸収
と情報交換のために「長期熟成清酒勉強グループ」が結成されました。私も
この勉強会に最初の立ち上げから参加しているひとりです。
 
 長期熟成酒は利酒師の講習会・試験で広く知られるようになり、熟成タイプ
のお酒として今では、認知されています。長期熟成酒に関しては今後もこの
メールマガジンで取り上げていこうと考えています。
 
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■C.日本酒イベント 「長期熟成酒を楽しむ会」
 
 NHKドラマの北条時宗で、国難に祈る日蓮は、女性信者から捧げられた
古酒について、「人の血を絞れる如くなる古酒を仏、法華経にまいらせ給え
る女人の成仏得道疑うべしや」と礼状を出していました。730年後の現代に
も、20年以上熟成した赤褐色に輝く酒が並びます。
 
 講演は東京農業大学のお酒の博士である小泉武夫教授の「私が出会った
悠久の古い酒と肴」についてのお話。
 
 そして今回は皆さんが自宅で長期熟成させることのできる自家熟適性酒
(倍麹仕込、全麹仕込の酒など)も陳列、利き酒ができます。
 
 全国の61の蔵元から80点余り出品された長期熟成酒を試飲しながら、蔵
元との交流、講演、お料理との相性体験をお楽しみ下さい。
 
 日時    10月22日(月)受付開始午後3時30分より
 会場       KKRホテル東京 千代田区大手町1-4-1
       地下鉄東西線 竹橋下車徒歩2分
          TEL 03-3287-2921
 会費    第一部のみ参加 \4,000
       第二部まで参加 \10,000(長期熟成酒1本お土産付き)
 定員    先着200名
 問い合わせ 長期熟成酒研究会 TEL 03-3264-2695
 
 プログラム
 第一部 16時〜18時     長期熟成酒の利き酒
 第二部 17時〜18時30分   講演「私が出会った悠久の古い酒と肴」
     18時40分〜20時30分 パーティー 着席・コース
 
 
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■D.当店で現在売っている長期熟成酒
 
 当店にもたくさんはありませんが、長期熟成酒を販売しています。長期
熟成酒研究会に参加したときから、お付き合いさせいてただいている蔵元
です。長期熟成酒と聞くと、余っている在庫がただ古くなっただけと言わ
れる方もいますが、下に紹介する蔵元は、元々から長期熟成酒の可能性を
信じて取り組んできていますので、お酒の製造の仕込みの時点で、寝かせ
る予定で企画しています。
 
----------- 「福光屋」  石川県  ----------------
 
 今度の仕込みから全量純米酒に切り替えたことで最近話題になっている
金沢市にある蔵です。福光屋では長期熟成酒を百々登勢(ももとせ)という
名で送りだしています。
 
百々登勢(ももとせ)二十年 	500ml ¥10,000(在庫2本) 
百々登勢(ももとせ)十年 	500ml ¥5,000(在庫3本)
 
 
----------- 「達磨正宗」 岐阜県  ----------------
 
 達磨正宗と聞けば、泣くこもだまる、長期熟成酒業界の横綱、元祖的な
存在です。昭和50年代以降は、一切の吟醸造りを止めて、古酒と言われる
この長期熟成酒だけのために精力を傾けてきました。皆様の元へ旅立つた
めに熟成しながら寝ているお酒は、千石以上、日本一と言われるゆえんで
す。
 
甘口果実香昭和五十四年醸造酒 	720ml ¥9,524(2本) 
 
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その他、ある時にはあります。といい加減なことで申し訳ないのですが、
そんな感じで仕入れて販売しています。
在庫は常時、こちらからわかりますので、チェックしてみて下さい。
http://www.marukawaya.com/order.html
 
 
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■E.発泡清酒「Zipang」
 
 今回は長期熟成酒ばかりで、ここにきて、発泡清酒なの?と思われるかも
しれませんが、お知らせがありましたので報告します。
 
 10月6日発売の徳間書店の「Goods Press」に取り上げられました。さすが
は雑誌ですね、写真もよく写っていますし、説明も豊富、A4版7ページにわた
る特集です。これを読みながら、飲んで納得してください。定価\590
お酒は250mlで\280となります。Zipangについてはこちらからどうぞ。
 
http://www.marukawaya.com/sparkling/zipang.html
 
 
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
貴重なお時間をすいませんでした。
 
今号はホームぺ−ジに今月上旬にアップしました担当者のコーナーについて
お伝えしようと思っていましたが、変更させていただきました。
 
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。 (http://www.mag2.com)
次回は10月30日に発行いたします。
 
登録・解除・アドレス変更は、以下からどうぞ。
http://www.mag2.com/m/0000017680.htm
http://www.mag2.co.jp/m/0000017680.htm
 
静岡 丸河屋       http://www.marukawaya.com
担当 河原崎吉博    webmaster@marukawaya.com
 
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