SBS学苑パルシェ 日本酒の楽しみ方 第7期

こんにちは、SBS学苑パルシェ校の日本酒講座担当の河原崎吉博です。
2005年10月から2006年3月まで開講されました第7期の様子です。
毎月1回の通常講座と様々なオプションが見れます。

 

 ●SBS学苑パルシェ校 日本酒講座 「日本酒の楽しみ方」第7期内容 2005/10〜2006/3

日時

講議内容

使用酒

10月26日

「特定名称」

純米とか吟醸とかを学びます。「普通酒-一膳一酒」「普通酒-げんこつ」「特別本醸造-小夜衣」「特別純米-小夜衣」「吟醸-小夜衣」「純米吟醸-小夜衣の詩」「大吟醸-小夜衣」「純米大吟醸-富士正」

11月30日

「米」

日本酒に使う米を学びます

12月28日

「お燗」

火入れとお燗と燗さましの違いについて

1月25日

「味覚」

不思議な味覚を楽しみます

2月

「蔵元見学」

静岡県内の蔵元さんにお邪魔します。

3月22日

「蔵元ゲスト登場」

天山酒造さんの予定

通常講座10月26日(水)18:30〜20:00「特定名称酒」

デジカメが壊れて写真が撮れませんでした。
利き酒4酒
特定名称酒8酒

 前期の第6期で丸3年が経過。ずっと参加している方と途中からの参加の方といろいろな構成になってきました。今期からの人もいるわけで、専門性よりも基本に返るということでのスタート。

 本醸造とか純米とか吟醸といった名称がお酒にはついています。これらの基本説明を平成16年元旦からスタートした法律に基づき解説しました。これらの呼び方は通称特定名称といいます。

 今期のテーマはその「特定名称」であります。

 講座では「普通酒×2」「特別本醸造」「特別純米」「吟醸」「純米吟醸」「大吟醸」「純米大吟醸」の8酒を味比べしました。

通常講座11月30日(水)18:30〜20:00「米」

 お酒の原料である、お米についてがテーマでした。今日もできるだけ多くのお酒を感じてもらいたいと思い8種類を用意。代表的な山田錦や五百万石といった酒造好適米と飯米である夏しずかなどのお酒を比べてもらいました。
 静岡県として期待されている「静系88号」と呼ばれる米からのお酒も来年の平成18年にはお目見えします。

 飯米と酒造好適米の玄米と精米後を比べてもらいました。右上は精米歩合16%の山田錦です。84%を削り捨ててしまった、もったいない原料。これを使ったお酒は高価なわけですよ。

 二次会はホテルシティオの5階にできました松崎屋源兵衛に登場。10人で飲みました。たくさんの静岡酒が揃っていて、少量づつ嗜みました。復習も楽しいものです。

特別企画 苑外活動 12月7日(水)吉屋酒造訪問第1弾 〜引込みと仕込み〜

 第5期に蔵元見学でお世話になった静岡市にあります吉屋酒造さんにお邪魔してきました。製造中を見てみようということで、願いが叶いました。橋本社長、中島杜氏、川口蔵人さんらに御礼申し上げます。順を追って見て行きましょう。


杜氏の蒸し上がりの合図で集合。


放冷された蒸し米に麹菌を振る。


麹室に入るための注意を聞く。


いよいよ麹室へ侵入。


蔵人が保温しだす。


みんなでエイッと終了。


タンクに仕込まれた蒸し米の櫂入れをする。


蒸し米を投入中。


隣のタンクは今日が留め。


私も櫂を入れる。


最後に蔵人がチェック。


醗酵中のもろみを利く。


並行復醗酵の説明を受ける。


酒母に使う麹。


はぜこんでいる。


今日仕込んだのはタンク8号だ。


仕込み第3号の出麹もあった。


きれいなお嬢さん、さて麹はどんな香りかな?忘れないでよ。

特別企画 苑外活動12月11日(日)吉屋酒造訪問第2弾 〜仕込み〜

 水曜日に続いて日曜日も吉屋酒造さんにお邪魔しました。蒸し米を冷却後にタンクに仕込んでしました。参加者は4名様で、一番早く来た方は朝5時30分起床ということでした。気合いが入っています。8時から1時間40分間いろいろと勉強になりました。


蒸し米は仕込みタンクへと移されます。


それぞれ櫂入れをしました。


私もです。写真は雲の上みたいでしょ。


杜氏も時々櫂入れします。


水曜日に仕込んだお酒は醗酵も旺盛なようです。


タンクの淵についている泡の粕は絶品です。味噌汁に入れたり、そのままでも甘くてクリーミーでいけます。ただしお酒にとっては雑味になりますから、すぐに処分されます。


水曜日に味見したもろみもチェック。


社長から醗酵のプロセスの説明。


麹とはすごいんだよと、みんな納得。

 左のタンクには緑のビニール管に入ってくる冷却水により冷やされています。蔵の壁には冷却水が回され、すべてのタンク冷やしています。30年前くらいに静岡には導入されて、もろみの暖まることを避けられるようになりました。静岡の2月は時々バカ陽気と言われるくらいに、暖かい日があり、せっかくのもろみも温められるということがしばしばあって、酒質を落とす原因となっていました。

 橋本社長の話しですと、ここまで静岡のお酒が良くなったのは、1.冷却装置、2.高精白、3.優良酵母の3つだそうです。これらは第5期の蔵元見学でもおっしゃっていました。

 日曜日で仕事も休みだろということで、ラインナップを試飲。私は強制的にそれぞれのお酒は何の香りがするか問いました。

 特性の麹汁も用意してくださいました。麹特有の栗の香味がして、何とも言えない良さがあります。蔵元にいるんだぞって気になりますね。

通常講座 12月28日(水)18:30〜20:00 お燗

 半年の一度、各期に1回はお燗の講座をすることになっています。今日は吉屋酒造の5酒を冷やと燗で味わってみました。

 しぼって4日目のしぼりたても大吟醸も燗をしました。それぞれ感じ方っていろいろいです。嗜好品ですものね。

 ただ味わってもらうのでは講座ではありません。ちゃんと作業をしてもらってテキストには書き込んでもらいました。お燗を4つのタイプに分類して、埋めていく作業は講座の前日に思いついた傑作だと私は自画自賛しました。

 ここでは写真をアップすることはできませんが、2005年を締めくくるに当たっての集合写真も撮りました。みなさん燗酒のほろ酔い気分でいいお顔でした。二次会は常盤公園近くのたがたさんというおそばやさんで嗜みました。10種類以上は飲みましたかね。

通常講座 1月25日(水)18:30〜20:00 「味覚」

 黄色い液体(オレンジジュース)と葉っぱ(ミントとバジル=大葉)でまずはクイズ。味覚をいろいろご自分で確かめました。人によって舌も持ち味が違うことでしょう。どこがどんな味を感じているのか、砂糖、塩、わさび、酢、お茶、コーヒーで試しました。

 味覚を感じた後のきき酒も反応がよく、半数の方が正解と今までで一番いい成績。やはりトレーニングは重要なのでしょう。

 味覚は料理との相性にとっても重要。生ハム、チーズ、イカの刺身と生酒、山廃純米吟醸、にごり酒、白ワイン、赤ワインとの相性を確認しました。

二次会へは呉服町の伽音に行きました。

通常講座 2月12日(日)「蔵元見学-富士正酒造」


12名が参加、お仕事方々にはすいませんが大満喫。
後ろの富士山が物語っています。


古川杜氏の蔵内説明


麹菌だよ


麹室の中


かい棒があるぞ


もろみは元気に醗酵


杜氏が自ら汲んで


米のサンプルにも指数が


乾杯


あらばしりと責め


江戸時代の燗胴壺


燗胴壷の横の粋


江戸時代のテーブルの粋

通常講座 3月22日(水)「日本酒の甘辛」

 日本酒のラベルには日本酒度や酸度といった数値も書かれています。これはどのように計られ、どのような意味があるのかを体験してもらいました。

 日本酒度は+20、+10、-7、-14と揃え、このあと4本の日本酒度と酸度を想像してもらいました。


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