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日本酒サービス研究会認定の「利酒師」を取得しているあなたへのメッセージを送ります。
お酒を愛し、利酒師に興味をお持ちになって講習会と試験を受けて、晴れて利酒師になられましたね。私も今から15年から16年くらい前に利酒師を受けて晴れて合格して今日に至っています。認定制度開始2年目にきき酒師になりました。いまでは古株になりましたから、元利酒師であり、世界きき酒師コンクールも出させてもらえない立場になりました。
御職業によっては、利酒師という資格を生かされていることでしょう。飲食業や小売や卸の流通業、はたまた酒造業に従事されている方は、日常がお酒との毎日です。
ところが、あなたがお酒とは関係のない職業の方でしたらどうでしょう。利酒師となったもののの、合格以後は何かされましたか?日本酒サービス研究会主催の蔵元研修に参加されたり、利酒師の上の資格である酒匠や日本酒学講師に挑戦などもしていますか?2006年には酒匠の上に専任テイスターも制度もできてきました。
毎日の生活の中で、お酒に救われることもあったりして、利酒師をとってよかったと思える場面もあることでしょう。 しかし、ほんとにこのままでいいのか?利酒師として何かできないのか? などなど疑問をお持ちでもありましょう。
利酒師の実力レベルは個々の問題ですが、日本酒好きであることは間違いないゆえに、利酒師同士はすぐに仲良くなれるます。これもお酒の力でしょう。しかしながら、自分の身の回りの利酒師ってどこにいるのか? どんな方がいるのか? などはまったくわからないのが現状です。
私は利酒師としても知り合った多くの方々へ感謝する意味でも、なるべく多くのきき酒師と知り会いたいと思っています。いまの自分にはお酒との出会いも利酒師との出会いも重要になってきています。
私は利酒師取得後は日本酒学講師、酒匠を取り、2006年は専任テイスターになりました。第2回世界きき酒師コンクールの審査員もするなど、SSI関連においてはここまで来ているなあと実感しています。
このように日本酒業界に踏み入れて、きき酒師から発展してきた部分が多いのですが、私の心の中を一番支配しているのが、SBS学苑というカルチャーセンターをはじめとした日本酒講座です。お酒の講座は私のお店丸河屋の御客様を集めて13年前頃にやっていました。2002年の10月からSBS学苑でも担当してきました。私も生徒さんも向上して、2006年の10月からは2クラス目が誕生しました。従来からの「日本酒の楽しみ方」に加えてその上級編である「日本酒の極め方」が新たに出来たコースです。
「日本酒の楽しみ方」は日本酒の基本的なことに重点を置いています。「日本酒の極め方」はさらに発展する形での内容になっています。「日本酒の楽しみ方」がどなたでも御受講可能なのに対して、「日本酒の極め方」は「日本酒の楽しみ方」を12回以上受講された方か「利酒師取得者」に限らせていただいています。
利酒師であるあなたへのメッセージはこの「日本酒の極め方」の誕生の御報告と御案内、そして御参加のお知らせであります。
もし、あなたがこの教室に入ったとしても、すぐにお仲間となれることでしょう。既存の受講者さんらもきっとあなたとの出会いを楽しみにしていることかと思います。
もし、利酒師という資格をいかしていない。仲間の利酒師と知り合いになり、日本酒の勉強や研究などもしてみたいと思われましたら、是非私の講座に参加されることをおすすめします。私の講座はあなたをがっかりはさせません。(ちょっとおおげさ)
利酒師であるあなたがすぐにでも御受講できる「日本酒の極め方」は毎月第3水曜日の18時30分から20時までの講座です。会場はJR静岡駅ビルになりますので、来られる方は全国的には限定されますが、静岡県内からは、各地域から来られていますので距離的には大丈夫かと思われます。
この講座であなたの素晴らしい人生の一場面を創れることでしょう。利酒師人生の一環としての時間をいっしょに過しましょう。
ここで、「日本酒の楽しみ方」と「日本酒の極め方」についてもう一度説明します。「日本酒の楽しみ方」は日本酒を基礎から取り上げての講座となります。特定名称などの日本酒のラベルに明記されていることを完全にマスターするようなコースとお考え下さい。1年12回の講座をひとつの区切りとします。燗酒もテーマとしてございます。「日本酒の極め方」は「日本酒の楽しみ方」を12ヶ月以上御受講された方か利酒師取得者が対照となります。日本酒と料理との相性を仮説と検証をするべく外部のお店等を利用したり、少し専門的に話しがすすんでいきます。
スケジュールと内容は「日本酒の楽しみ方」と「日本酒の極め方」から御覧下さい。
余談1. 資格と人間性は別
きき酒師になるには講習会と試験に合格しなければなりません。講習会と試験だけでも30,000円くらいかかります。さらに合格しますときき酒師登録料の25,000円がかかると同時に日本酒サービス研究会への入会金18,000円が必要となります。私も払ってきましたし、あなたもきき酒師ならば払ったことと思います。
きき酒師はお酒の唯一の資格と言っても過言ではないでしょう。だからこれを受けるしかないのかもしれません。しかし、これだけお金がかかることに加えて、合格率の高さ(70%以上)がきき酒師という資格の価値を下げているという類いの中傷をネット上でも見ることが出来ます。
確かにお金がかかりすぎるので、お金目当ての資格と言われても仕方ありません。合格率が高い故に、きき酒師取得を鼻にかけたりすると、本人の実力を疑われたりします。
私は幸い、仲間でも鼻にかけたりする人がいないので、きき酒師の実力についての中傷のページを見る度に心が痛みます。こう思うのは私だけではありませんよね。
きき酒師資格についての云々のおっしゃるのは誰でも自由。ただ、それできき酒師の実力や人間性まで決められてしまうのは遺憾であります。誹謗中傷は聞かないことに限ります。問題なのは、あなたがきき酒師取得後にどれほど御自身の酒人生に御満足されているかどうかでしょう。
余談2. きき酒師のきき酒能力
きき酒師は合格率が高いが故に、そのきき酒能力を疑われていてもしかたありません。私はこういう類いのページを見たことがあります。「きき酒師は単に簡単な試験に受かっただけ。全国きき酒選手権において優秀な成績をおさめる人の方がきき酒能力はある。」
はい、これについての真意は私はよ〜くわかっております。私の生徒さんの中にはきき酒師に合格される方もいますし、全国きき酒選手権にて優勝者も出しています。だからこうして意見を述べる権利があると思いますし、なにしろ私の中には確信があります。証明できる実績です。
きき酒師試験はあくまで、人をお酒で喜ばすことが重点になっています。そのためには1杯のお酒からいろいろな情報を得て、飲み手(買い手)にとっての利益(りやく)を与えられるかがきき酒能力であります。一方、全国きき酒選手権の上位者はどうか。この大会は蔵元(生産者)と消費者(流通関係含まず)の2つの大会があります。蔵元は11対11の純米酒のマッチングで、消費者は7対7の特定名称別のマッチング。蔵元の大会の方が難しいのは当然です。このきき酒は難しいのでしょうか?私の生徒さんには消費者の大会ですが、優勝者も出しています。どのくらいの実力があれば優勝できるのか、はっきりわかっています。大会の出題酒よりもはるかに難しい問題を私は練習で出しています。蔵元の大会同等の出題もあれば、それ以上の難易度の問題もあります。
私は稽古をつけていて、全国きき酒選手権は全国きき当て選手権に名称変更してもいいのではと考えています。きき酒の中のきき当てという技術の高さを競うものであります。私は生徒さんには昔から、全国きき酒選手権の優勝は最も身近な日本一だよとはっぱをかけています。生徒さんらも実際にそんなに難しいものではない。難しくなくってつまらないから講座ではやめてよと訴える方もいます。そうして優勝者も出してきました。優勝はひとりしかいないので難しいです。しかしその一人の下にある分母数はどうですか?きき当てを練習している人口ってことです。実はきき当てはお酒のことをわからなくてもできます。鼻とか舌の味覚がしっかりしていれば、すぐにできてしまうこともあります。
きき酒師は人を喜ばす能力、きき当ては味覚の再現性の能力。私からみると、テニスとバトミントンの違い、サーフィンとウィンドサーフィンの違いのようにしか感じません。
つまりきき酒師と名乗るのであれば、きき酒師的なきき酒能力も日頃上げる必要もあるでしょうし、きき当て的なきき酒能力も訓練する必要があります。
世界きき酒師コンクールの予選を見て感じた、きき酒師のきき酒能力の感想です。残念ながらちゃんときき酒がわかっている方は10人中1人くらいでした。規定演技とオリジナルプログラムがあるとすると、規定演技の方がほとんどの方ができていないのが、今の現状であります。
第3回世界きき酒師コンクールが開催されることになれば、日本代表を決める最終予選の約10名に3名は私の生徒さんがなるように私も講座を通して邁進していきます。
余談3. 私の実力
このように書いてきますと生意気に感じられ、それではあなたの実力はどうなんですか?と聞きたい顔が浮かんできます。評価は他人さんが決めることなので、実力があるとかないとかは、私から申し上げることではありません。
言わせてもらうならば、大会などに出てみたいなあと思うこともあります。エントリーはするものの、私の名前だけで出場は断られる身分になっていますし。
しかし、人の面倒をみる立場ですと、自分のことなど、何にもできないのが現実です。講座の準備には一週間ほどかかりますし、SBS学苑には1回の講座で4往復もしなければなりません。生徒さんらはきき酒の練習に丸河屋に来られますが、私は片付けしてから寝るのは午前1時は過ぎています。2006年は優勝者も出しましたが、ほとんど無報酬で、お酒代だって、私がどのくらい払ったか。
私は根になり優秀な成績という生徒さんにとっての花を咲かせます。花は注目されて引き立つ存在。私のような根っこの存在は見えませんから、なかなか水をくれる方はいないです。愚痴はここまでとして。
私は立場上もありますから、すでに人前ではきき酒はしません。自分の実力に対する興味を殺さなくては勤まりません。。
私の実力は私のまわりの花をみて御判断下さい。
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