講師自己紹介」 日本酒とワインのきき酒1.

 きき酒はテイスティング英訳されます。日本酒とワインが一般的であります。私しは実はどちらかと言えばワインから入ってきた人間です。ワインと日本酒のきき酒の違いはいまではなくなりつつありますが、以前はワインが香り重視で日本酒が味重視でした。これは使う酒器からもおわかりいただけましょう。

 酒業界人にとってきき酒は離れることはできません。きき酒もきき酒選手権のようなきき当てもありますし、料理との相性研究もあります。単純にそのお酒がどのような物かの酒質を利くこともあります。私は毎月東京に出向き、日本酒が1回、ワインも1回のスクーリングに通っています。一般消費者向きではない業者向きのスクールです。日本酒は25種類をブラインドテイスティングしどのタイプのお酒なのか、その理由はということを3時間くらいぶっ通しでやります。ワインは4つの出されたワインの銘柄は何かを当てたりとか、ワインの中に含まれる香りの要素を実際の物質(果実・花・野菜など)を使って探っています。きき酒というものは、どんな酒類でも高価な勉強です。私は日本酒は1回当たり\20,000、ワインは\23,000かけています。(交通費込)それだけ重要視するべきことなのです。このように勉強したことをSBS学苑にフィードバックできれば価値があるといえます。

 「利酒師」って言葉を御存知と思います。日本酒サービス研究会が認定している資格です。利酒師の上には「酒匠」と「酒学講師」があります。この人たちを対称に「専任テイスター」になるための講座があり、それに私は通っています。また利酒師を対称に「第2回世界利酒師コンクール」が2006年は開催されます。参加応募→筆記課題提出→地方ブロック別予選→セミファイナル→ファイナルの流れになります。ファイナルは10月20日。私はすでに筆記の課題も提出して、9月14日に名古屋で行なわれるブロック別予選に出ることが決まっていました。しかし審査員に回れということで辞退しています。ブロック別予選通過は全国で16名。当初の目標はよくてこの16名に選ばれることです。前回出ている方と違って、どういうことを求められているのかがよくわかりません。今年はベスト16を目指して、次回は優勝。これが段取りです。ソムリエの有名な田崎真也氏や今年の日本代表の佐藤陽一氏も優勝するまでには数年を要しています。傾向と対策をしっかり講じるからこそ、次につながりますし、一位になってそれなりの仕事がやって来てこなせるわけです。第一回世界利酒師コンクールの優勝者って御存知ですか?おそらく知らないでしょう。つまり勝つだけではダメなんですね。

 きき酒があなたの人生にとって、素晴らしい物語となることをお祈りしています。


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