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今回は私し、河原崎吉博ときき酒選手権の関係についてお話します。 私のようなお酒に携わる者にとっては、きき酒は仕事の範囲になります。何につけても物を販売することに接していれば、目利きは必要になります。まずは全国きき酒選手権にから書くことにします。 全国きき酒選手権は10月の最後の金曜日に開催されてきています。各県の代表者らによる全国大会であります。静岡県の場合は2名が参加でき、それを予選にて決めています。予選は毎年10月1日の日本酒の日に開催される「静岡県地酒祭り」内にて行なわれます。数十名が参加して、トップの2名が全国行きの切符を手に出来ます。同点多数の場合は、何がしかによる方法にて決めることになります。2006年の予選にて選ばれた代表者は2007年の大会の代表となります。 私は十数年前に友人と静岡県地酒祭り参加しました。きき酒のコーナーがあったので、友人らとやってみようと入室したのですが、担当者からは「あなたは業界の方なので、投票は無効です。」と私にとってみると門前払いされた格好になります。その日は私の友人が全問正解となり、静岡県の代表となりました。私がきき酒できなかったものの、友人が壇上にて表彰され、ミス静岡から記念品をもらっている姿に感動したものです。 全国大会は彼と静岡県酒造組合の事務局長といっしょに新幹線で出かけました。西新宿のホテルで開催され、司会にはTBSのアナウンサー2人が担当していました。その内ひとりが渡辺真理アナウンサーでした。横に並んで昼食を食べたのでラッキー。この時の全国大会は消費者に日本酒をアピールするお祭りの一環のようにも思えました。きき酒は数人づつテーブルづつに分かれて行なわれました。この中の上位10名がもう一度きき酒をして1位から10位までを決めました。つまり、セミファイナルとファイナルが行なわれました。私は報道関係者らにまぎれて、ビデオ撮影をしました。きき酒がはじまってから2分間は撮影が許されました。 私の友人は上位10名に残り、ファイナルに進出し、9位になりました。壇上では新潟の友人が5位の場所で立っています。我々としては、たまたま静岡予選で全問正解し、全国に来ただけと思っていましたので、9位ということで満足して帰途につきました。 この経験でわかったことは、きき酒選手権で1位になることは、他の全国大会の1位よりも相当簡単ではないかということです。一番簡単とは二番目に簡単とかの話ではなく、努力とレベルの問題であります。水泳の50メートルで日本一。陸上の100メートルで日本一。これらはプロ野球選手やJリーガーになることよりもはるか難しいことです。普通の人間が諦めずに努力して続ければ、いつかはこのクラスまでにはなることでしょう。 きき酒選手権は当てっこという要素もありますので、まぐれも出てきます。このようなことから、SBS学苑日本酒講座「日本酒の楽しみ方」の第4期の最初の講座後の二次会(駅構内の大作)にて、我々にとってきき酒選手権で一位は何よりも一位に近いとお話させてもらいました。私はこの日からみなさんの中から多くの全国一位を輩出することを夢見出しました。 やればできるさ! その理由 1. たまたま参加しただけで9位と5位になれた。 2. この手のきき酒練習をする場がSBS学苑以外には見当たらない。 3. 全国大会参加者は公務員が多い。 ただ、この先SBS学苑が目立った存在になった場合は、静岡県内にては対抗馬が現れましょう。すでに朝日テレビのカルチャーセンターでは7月から焼酎講座が開講となりました。(私も朝日テレビの島田校よりお話をいただきましたが、SBS学苑と協議してお断りさせていただきました。)最大手のNHK文化センターも動かないとは限りません。また、東京都内の代表になりたいと東京在住の方々より指導もお願いされている状況にあります。福島の裏磐梯からも講座についての打診はいただいております。 人の歩かぬ山に花あり! 日本酒低迷にあって今はこういう状況でしょう。我々が順番に優勝旗を持って来れる好機ではないでしょうか。2006年からSBS学苑パルシェの受講者も静岡の代表として全国に立ちはじめました。チームワークの意志を持ち、彼らに続こうではありませんか。 SBS学苑勢の成績です。SBS学苑は、沼津、パルシェ、浜松とお酒の講座が各校にあります。
きき酒本来の道とは? 以上は私の心情ですが、きき酒は大会に出るとか、勝つとかの価値だけではありません。「お酒を知り→お酒を理解し→お酒を悟る」それがきき酒の道であります。私し同様に大会には出ないという考えも大いにけっこうです。 我が酒道を行く。それでもいいもんです。 |