虫取撫子の香り

2008年 5月27日   静岡市葵新富町1丁目20付近

 番町小学校に向かう途中に見かけました。

 通り沿いではなく、住宅を壊した空き地にありました。

 安倍川橋北側の河原に咲いていたのが、この花の発端。ここまで広がった発端だと考えています。10年くらい前だと思います。安倍川に咲いた時には、その珍しさで報道されたくらいですから、どこにもあったわけではないでしょう。だれかの種が河原に散らばったと考えるのが妥当。

 虫取撫子は撫子らしからぬ強さがあります。生命力と繁殖力であります。安倍川からはじまった広がりも、今では田町の道ばたや空き地に広がりました。

 紫がかった桃色の方は蛍光カラーです。日本的な穏やかさはなく、派手であります。南方系かなあとも感じさせます。この変異だと思われるピンク色のほうは、蛍光ではないので、日本的であります。

 香りは派手な桃紫がないのに対して、ピンク色は微かに甘い香りを漂わせています。糖分を感じさせる香りです。

 これでもわかるように、派手な花よりも地味な花の方に香りがある確立は高いです。派手さで虫を呼び寄せるか、甘い誘惑で呼び寄せるのか。花にもタイプがあるようです。

 香りの強さ=桃紫1、ピンク2

香り帳