SBS学苑の講師になった経緯

 商人が先生をしてどうなのか?
このことでは悩みましたが、結局は講座の講師をしています。これに至までの経緯をお話しましょう。

 講座が開講したのは、2002年の10月であります。その半年くらい前でしょうか、1年くらい前でしょうか、学苑の当時の部長さんからお電話をいただきました。「SBS学苑で日本酒の講座をしてくれないか?」私は商売をしていることと、カルチャーセンターというものがどういうのか、わかりませんでしたので、気乗りせずに返事もちゃんとしませんでした。

 部長はうちまで説得にやってきてくれました。その内容は次のようでした。
 ・お酒の講座をしようと思って業界では有名な本までいくつも出されている方と企画したが、集客が思うようにできなかった。
 ・そこでしずおか地酒研究会の鈴木真弓さんに講師の打診をしたところ、ご本人はマスコミ関係者ということで、SBS静岡新聞社専属の仕事を引き受けるのは無理。実務経験のある河原崎氏が一番適している。
 ・日本酒講座をすでに続けている浜松校の講師ともあなたは仲がよいから、協力的にやってほしい。

 私の知り合いでは、日本酒学講師も数名いますし、こういうことが好きな方もいるので、私もだれか講師を探すべきかなあと思っていましたが、どうしてもと言われるので、半年間ということで承諾いたしました。

 以上が講師になるきっかけでありました。

 最初は半年限りだと思っていましたが、「どうして嫌なの?」「いや、別に嫌ではないけど。」の押し問答で続けることになりました。

 SBS学苑からはこの講座を運営して行くに当たって次のことを言われました。
 ・酒造組合とか蔵元さんにも協力を得てもらう。
 ・講座は飲酒はOKだが、宴会となっては困る。
 ・受講者からのお酒や食べ物の持ち込みは厳禁。
 ・講座中は和気あいあいの雰囲気を出す。

 私が考えるのに、できる範囲でボランティー精神で取り組むということでしょうか。それも日本酒の啓蒙ならばいいことではあります。

 現在7年目に入っています。20年、30年後の大輪の花を咲かすように、自分の意志で決定実行しています。


お酒の講座 / 丸河屋