いただきます検定2006

 2006年11月26日(日)に富士宮市役所にて開催されました。市民共同の志しの元、富士宮市の他に他県からも受験者は集まりました。問題は50問で1問が2点の100点満点。すべて4答択一。まぐれ当たりでも25点は取れる計算。平均点は80点くらいと聞きました。

 私はこの検定は富士宮市が主催して、募集されたスタッフにより運営されていると思っていました。ところが市は助成しているものの、ボランティアスタッフにより運営されていることを後から知りました。スタッフはひとり2,000円をカンパして、準備とか当日の運営、また後片付けなどもしていたらしいです。私は2才の子供を託児してもらいました。市でやっているから、富士宮市はなかなかサービスがいいなあと思ったものです。

 いただきます検定の問題の云々よりも、運営について考えさせられた検定試験でした。

 後日静岡第一テレビのニュースでいただきます検定の模様が放映されました。私もインタビューを受けてちょこっと出ました。

 私はトップの98点。富士宮焼そばで頭がよくなっちゃいましたとカメラに答えました。こんな感じの様子がわかりますか?

 いただきます検定の問題は主催者のホームページからも見ることができるでしょう。私はいただきます検定上位20名が招待された「ごちそうさま検定」について報告します。

 場所は富士宮市下条にある「木の花農園」。

 2006年12月10日(日)10時 木の花農園さんの自宅に集合。木の花農園さんは自給自足をしている集団でもあります。そういう方々も実際いるのですねえ。脱帽、先入されそうです。

 挨拶と今日の日程を説明。富士宮は静岡市よりもちょっぴり冷えます。

 ごはんを釜で炊き始めました。中には今日のお昼に食べる赤飯が入っていました。

 まずは木の花農園さんの鶏舎に移動。ひよこ小屋と名がついています。卵から孵化させてひよこにします。普通鶏舎は独特の臭いがあって、ずっと入っているには苦しいものですが、ここでは乳酸ガスかなあと思われる臭いがするだけで、異臭はしていません。消毒とかできれいにするのではなく、微生物醗酵によって自然界に近い環境であるため、きれいになっているのだと説明してくれました。

 にわとりの餌も作ります。左写真はおからかパンのようでした。米も籾がらの付いたまんまで保管されています。食べているから生きているのではない。生命力があるから生存できる。生命力のある物を食べよう。

 ひよこ小屋を卒業したひよこ達はにわとり小学校へと入学します。にわとりが4種類はいました。自然なストレスのかからない環境の故、にわとりが人に寄ってきます。にわとりって意地悪なイメージでしたが、ここのにわとりは違っていました。たくさんいますが、喧嘩もしていません。写真右下は丁度私の目の前で生まれた卵です。温かくて濡れていました。

 木の花農園の卵は人気があって、予約が殺到しているらしく、目の前の卵も買うことはできませんでした。中でも一番人気は幻の青い卵。左の写真です。青みがかっているのがわかりますか?いつか食べてみたいものです。

 鶏舎の横にはヤギの舎がありました。ごちそうさま検定ではヤギの乳搾りも体験できました。私も手をきれいにして、ヤギさんのおっぱいをギュー。搾ってそのまま飲みました。ヤギの乳は青臭いと聞いていました。しかしこれは餌のせいらしく、ここのヤギの乳はまったく臭くありません。バニラソフトクリームのような味でした。もちろん温かいままですが。ヤギは嫌がっているみたいでした。緊張していて、後ろ足も震えてました。ほんとに嫌なら、蹴ってくるのでしょうが、そこまでではなかったようです。貴重な体験ができました。

 木の花農園さんの自宅に戻って、ごちそうさま検定のメイン。それはお弁当です。自給自足をしている木の花農園さんさんでは、260品目の食物を生産しています。米だけでも11種類。麦でも大根でもなんでもあります。すべてが無農薬栽培。ベジタリアンらしいです。木の花農園さんの作物から作ったお弁当からの出題です。

 講座のようなスタイルでお弁当をいただきました。自己紹介もしました。受講者さんの中には見覚えのある方も。2005年の夏の焼酎講座に来てくれた方もごいっしょしました。

 お弁当を食べ、その中に含まれる材料は何か? それが問題でした。普段は料理も作りませんので、美味しいかどうかを中心に考えています。食材については男性はうといですね。口でもぐもぐしても、まったくわからないものまでありました。私は100点満点中45点。下位です。トップは75点の小学生の女の子。家では料理も勉強もするのでしょう。私の実力のなさを思い知らされました。

 何が入っているかと探って食べると美味しさも半減してしまいます。これってきき酒にも通じるところがあります。次回までにはもう少し食べ物についても勉強しなくては。

 富士宮までせっかく来たので、帰りに井出牧場によりました。茶色の牛はジャージー牛。3種類の牛が飼われています。私らはクリームチーズとキャラメルのソフトクリームを食べました。想像していたよりも大きかったです。330円でした。

 帰り道の国道一号線。蒲原から由比方面にかけて、天使の階段が出現しました。車を運転しながらシャッターをパチリ。雲の隙間から光が差し込み、上に登れるようにも見えることから、これを天使の階段と呼んでいます。下が海なので、海面が光り輝いているのがおわかりいただけます。ここから上に吸い込まれていく。天に登るのです。

 この光景は珍しいものではありません。しかし、数分で見えなくなります。カメラに収めることは難しいです。この光景がいただきます検定のすべてを語ってくれているかのようでした。


実店舗  丸河屋