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ひやおろし、冷やで卸せるから、ひやおろしなのですが、どういうことかと申しますと、冬に仕込んだお酒が春に搾られます。ここで一度火入れをしてタンク内で貯蔵します。
夏を越え、涼しくなった秋になるとタンク内のお酒と外気温が等しいくらいになります。ですのでタンクに貯蔵したお酒がそのまま売れる、つまり冷やで卸せるということになります。これがひやおろしの語源です。
それはそれとして、肝心なのは味わい。
ひやおろしは時を重ねたと言うか、経験を積んだと言うか、角が取れて丸くなった大人の味になっています。香りを楽しむよりは味とこくで勝負、幅がでてのっているお酒です。
丸河屋が選んでおすすめするひやおろしは、フルーティーさもあり、まったりしたようなまろやかさがあり、枯れたような大人の雰囲気があり、秋の味覚にあうお酒です。
つまり、秋にばっちり美味しいお酒であります。
ひやおろしと言えども、乾いた椎茸のような老ねた(ひねた)お酒もありますが、こちらは本来のひやおろしの存在意義を満たしていませんから、丸河屋では選ぶようなことはありません。
丸河屋のひやおろしは、とにかく秋の味覚と相性がよく、飲みやすいお酒です。御安心下さいませ。
ひやおろしは秋だけの短い期間の限定酒です。この時期を逃すと、一年待たなければなりませんので御注意を!
2010年の私は次の4本をおすすめするに至りました。「白隠正宗-山廃純米ひやおろし」「君盃-もみじ」「萩錦-安倍川の恵み純米ひやおろし」「鶴齢-特別純米ひやおろし」
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