お客様からいただいた御質問です。
「梅酒用日本酒と梅酒用秘蔵酒で作った梅酒は、賞味期限はありますでしょうか?」
はい、お答えしていきます。
細かいことを申しますと、酒類すべて、賞味期限があり、消費期限はありません。
これは飲みかけは別としてです。
賞味期限とは、その味が継続して保てるかどうかの期間であり、お酒は熟成していくので、味が変化していく。
そういう意味合いでは、味の存続期限があり、賞味期限があると言えます。
ところが、お酒は熟成していって、味は変るものの、飲めなくなるものではありません。
それが消費期限がないということです。
つまり、
◯◯年物みたいに出来るということです。
ある程度の糖分(みりんなど)がありますと、雑菌が繁殖できません。
動けないという表現をします。梅酒はそこまでの糖分はありませんが、アルコール度数が強いワイン並みの14度くらいはありますので、大丈夫ということです。
飲みかけでほっといた梅酒は大丈夫か?
泡立つなどの見た目の変化がなければ、問題ないでしょう。
心配になったら、一度火入れ殺菌をすればいいです。
60度くらいの燗をするということです。
アルコールは蒸発させないで、雑菌を死活させる。
これで万全だと思います。