2009年5月8日(金)  「日本酒を破壊する食物」

 お料理との相性のよい日本酒。世界中のお酒で一番幅広くお料理との相性は良いのです。幅が狭いほど、決定的にあうのがあります。日本酒はお料理に対しては、八方美人であります。

 そんな重宝な日本酒ではありますが、あわない食物、あわせない方がよい食物があります。5つの基本味は「甘味」、「酸味」、「塩(辛)味」、「苦味」、「旨味」です。日本酒はこの5つの内の中で、もっとも特徴的なのは「甘味」と「旨味」です。

 食物の中には、この2つの「甘味」と「旨味」を味覚上破壊するものや、この2つの味覚が必要としていないものがあります。

 まず、甘味を破壊してしまう組み合わせです。

 牡丹餅・おはぎであります。

 小豆の甘さが特徴です。

 牡丹餅・おはぎを食べてから日本酒を飲みますとどうなるのか?

 日本酒が酸っぱくなります。美味しいお酒なのにもったいない。痛んだお酒と勘違いされそうです。

 これは、最初に口にした牡丹餅・おはぎの甘さの存在があまりに大きく、日本酒を口にしても、日本酒の持ち味の甘味は認識されません。日本酒から甘味を引いた味が感じられます。

 日本酒の甘味が牡丹餅・おはぎの甘味に破壊されているような味覚になります。

 どんな味か・・・・酸っぱいです。

 酸っぱさを演出する酸味とアミノ酸味が浮いてしまいます。

 日本酒 + 牡丹餅・おはぎ = ×

 

!今日の格言!

 甘味の多い食物と日本酒はあわせない方がいい。

 


お酒とお料理の相性 / 丸河屋