2008年11月8日 相性研究の基本 不均衡

 お酒とお料理の相性研究の基本は「調和」「リセット」「平行」「不均衡」「反発×」とあります。今回は不均衡についてみていきましょう。これはお酒とお料理だけで生ずることではなく、ソフトドリンクと食べ物でも起こります。

 インスタントカレーとスポーツドリンクの組合せから不均衡をみていきます。スポーツドリンクを2本用意しましたのは、味比べの意味もありますが、私は水分を取るほうだからです。パンも水分がなければ、ごさごさしていてすすみません。

 水は一日1リットル以上。このようなスポーツ飲料やお茶を入れれば2リットルくらい飲んでいます。だいたい一回の食事に500mlでは足りないくらいです。

 スポーツドリンクは二アウォーターと言われていますから、味わいも淡白で個性がなく、水の代用になると思いました。

 と、ところがですよ。

 カレーを食べてからスポーツドリンクを飲みますと、水のように流してくれますが、そこからが問題です。

 後味にスポーツドリンクのミネラル分とアミノ酸のくっついた味が舌に残ります。スポーツドリンクだけを飲んでいただけでは気がつかない味が残るものですから、あまり気持ちの良いものではありません。

 カレーほどの香味が強いものでも、淡白なスポーツドリンクに負けてしまう。

 なぜか?

 カレーはスパイスが強烈であって、味よりも香りがメインな料理です。一方、スポーツドリンクはかすかに果実的な香りはありますが、アミノ酸やビタミンが豊富で自然界ではありえない数値です。ニアウォーターとの感覚はあるものの、味がメインな飲料であります。

 カレーよりも強い味のスポーツドリンクの本領がカレーの存在で明らかになる。このようなことが相性としてあります。

 カレーといっしょにラッキョウも食べましたから、ラッキョウともスポーツドリンクをあわせてみました。ラッキョウは酢っぽさが強烈ですね。スポーツドリンクはラッキョウの味わいと均等が取れているかと思えました。

 相性研究においては、どちらかが強くて勝ってしまう場合は、不均衡としてとしています。


お酒とお料理の相性