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イルカって食べたことありますか?
鯨は学校給食でも出ていたので、ご存知の方も多いでしょう。同じ海に住む哺乳類でもイルカは一般的でもないと思われます。動物愛護団体から怒られちゃいそうだし。静岡県の伊東では今でも伝統的な追込み漁をしています。
イルカが一般的でないのは、個性的な味だからでしょう。肉の横には分厚い脂があります。肉と皮の間に1センチ以上の脂です。この脂がくせもの。すっごく匂います。いい香りと表現する方は滅多にいないことでしょう。この匂いがマイナーな訳だと思われます。
我が家では冬になりますと、しょっちゅう出されます。母が作ってくれるので、半強制的。イルカとの最初の出会いは◎でした。私は独特の匂いが最初は好きでした。
ところが、何度か食べているうちに嫌いになってしまったのです。皮と脂をはがして、肉だけを食べていました。くせものってのは、どこまでもくせものなんですね。あんなに癖のあるのに、時々はすごく美味しく感じてくる。自分でも不思議です。
母の調理方法は、ぶつ切りしたイルカ肉を味噌で煮ます。こんにゃくと生姜を入れてであります。

ごはんといっしょに食べるのがお昼。夜は晩酌のおつまみになります。
とは言うものの、イルカの独特の匂いとあう日本酒は?
幾度となく挑戦しているものの、◎にはたどり着けません。お味噌がナコードしてくれても駄目なんです。
古酒もキモト・山廃系も樽酒もあいません。
そんな日本酒を横目に笑うある飲み物があります。それは芋焼酎なのであります。

イルカ独特の匂いに対して絡み合うようにあいます。焼酎らしく、全体の味わいを流し込んでくれるリセット効果がありすっきりします。
生姜の辛さが、さらにもう一杯、もう一口と焼酎もイルカもすすみます。芋焼酎からしてみても、こんなに相性の良い食べ物は珍しいくらい。
まあ、だからこんにゃくをいっしょに煮込んでいるのですね。こんにゃくは芋ですもんね。何だか母に教わった感じです。
イルカの味噌煮込み + 芋焼酎 = ◎
水割りでもお湯割りでも◎です。
!今日の格言!
「曲者には曲者で対抗。日本酒で無理なら焼酎があるさ。」
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