イチジクとワインの相性

2007年8月29日

 イチジクと日本酒の相性研究は2度しました。

 では、ワインとはどうか?

 やってみました。

 使ったワインはオーストラリアのジェイコブズの白と赤。シャルドネとカベルネです。熟成したグランヴァンではなく、デイリーなワイン。

 イギリスでは一番飲まれているワイン。ですので、一般的な代表となるはずと思います。

乾燥(大)

乾燥(小)


シャルドネ

△〜×
上顎に渋味が生じてしまう。


まるで梨とイチジクを食べているように旨い。


まるで梨とイチジクを食べているように旨い。


カベルネ

×
ワインの渋味が強調されてつらい。


両者の酸味同士が合う。


両者の酸味同士が合う。
「相性診断」
 生のイチジクとワインはあわなさそうです。両者の持つ渋味が強調されてしまう。切ない相性となります。

 乾燥イチジクとワインは、両者の個性が引き出されるように合います。ヴィンテージは2006年。1年しか経っていない若さです。シャルドネから造られたこのワインの香りは、梨やメロンやリンゴや白桃といった瑞々しい果実のようです。そして、樽に熟成させられて、わずかにナッツの香りがします。このナッツ香とイチジクが共鳴して、梨などの瑞々しい果実を食べている気にさせてくれます。

 一方、カベルネから造られた赤ワインは2005年のヴィンテージですから、2年の若さ。その若さゆえに、緑のミントの香りが隠れるように感じられます。主たる香りは、ベリー系の果実であり、黒すぐりです。渋味であるタンニンがほどよい強さがあり、全体的に軽くもなく、重くもなく、中間的な赤ワインとなっています。合わせやすいということですね。イチジクの酸とワインに感じられるベリー系の酸が共鳴して、渋味を抑え込み、さわやかに漂います。

 

 !今日の格言!

 ワインにイチジクの生は禁物。乾燥なら今日一日が救われる。

 

 

 

お酒とお料理の相性