イチジクと日本酒の相性2.

2007年8月29日

 今年もイチジクが店頭に並ぶようになりました。昨年は日本酒との相性研究をしましたが、今年も行ないました。

 生だけでなく、乾燥イチジクも診断してみました。乾燥イチジクならば、年中体験することができますもんね。

乾燥(大)

乾燥(小)

大吟醸
酔鯨-出品酒


それぞれ美味しい物同士だが混じりあわない。


酒の辛さが出て、イチジクの苦味が出る。


両者の苦味が出る。両者の良さが減る。

本醸造
国香-特本


酒の苦味が浮く。

○〜△
それぞれ混じらないが、それぞれの旨さは生きる。

○〜△
それぞれ混じらないが、それぞれの旨さは生きる。

純米
富士錦

△〜×
酒の苦味と辛さが出る。

×
両者の苦味が強調される。

×
両者の苦味が強調され、コクが苦味になる。

純吟生
君盃


香りと味の強さのバランスが合う。

×
酒独特であろうか、濡れた紙のような強い異臭を生じる。


変化なし。それぞれ単独で口中に存在。

古酒
古今

○〜△
酒が強く感じるが、後味が心地よい。


酒の辛さとイチジクのナッツ風味の甘さが合い、イチジクの酸味が気持良いアクセントとなる。


酒の辛さとイチジクのナッツ風味の甘さが合い、イチジクの酸味が気持良いアクセントとなる。
「相性診断」
 イチジクと日本酒の相性1.よりわかったことは、
 生のイチジクにはひやおろし、それも老ね香はしないすみれやブドウの香りが芳しい練れた感じの香りのものとは合った。熟成タイプにも良い相性でした。

 では、乾燥イチジクとはどうか? イチジクもお酒も熟成同士が合うのでは? このような推定に基づきました。ここでは乾燥イチジクとの相性をみてみましょう。

 はっきりと相性の良い◎がついたのは、予想通りに古酒でした。古酒自体にドライフルーツを思わせる香りがあり、乾燥イチジクのナッツのような香りと共鳴。さらに、お酒の辛さとイチジクの果実特有の酸味が加わり、それがアクセントとなって楽しませてくれました。

 今回使用した古酒は古今という木戸泉の長期熟成酒。10年古酒を14年自家熟成させました。かなり濃く茶色がでています。すごく美味しく熟成させた古酒となりました。

 乾燥イチジクにはうまく熟成させた長期熟成酒があいます。

 乾燥イチジクを食べる理由として、お通じに良い。確かにそうと妻も絶賛。この組合せで、便秘薬がいらないです。

 

 !今日の格言!

 乾燥イチジクは古酒に合う。便秘も解消の相性だ。

 

 

 

お酒とお料理の相性