果実とワイン2.フランス各地の赤ワインその2

2006年6月13日

 ワインの中には果実の香りが溶け込んでいます。果実との相性をみることで、どのような果実の香りが含まれているのかがわかります。

 似たもの同士が共鳴するわけです。

 フランス各地の赤ワインと果実の相性を探る2回目です。

 次の果実との相性をみてみました。ただし、できなかった組合せもありました。トマト、赤ピーマン、椎茸ソティー、フランボワーズ、ブルーベリー、カシス、カシスジャム、クレーム・ド・カシス、ドライ・プルーン、タイム、イチジク、黒豆煮、黒胡椒

1998 Vosne Romanee; Domaine Noellat

ヴォーヌ ロマネ

ピノノワール100%

トマト:
赤ピーマン:青臭い
椎茸ソティー:
フランボワーズ:
ブルーベリー:
カシス:酸っぱい

カシスジャム:
クレーム・ド・カシス:
ドライ・プルーン:
タイム:辛いがあう
イチジク:
黒豆煮:
黒胡椒:辛い

2001 Merlot Domaine de Florian V.d.P.O.c

メルロー ドメーヌ ド フロリアン

メルロー100%

トマト:
赤ピーマン:△〜×辛い
椎茸ソティー:ソティー強い
フランボワーズ:
ブルーベリー:ベリー強い
カシス:

カシスジャム:×苦くなる
クレーム・ド・カシス:
ドライ・プルーン:
タイム:辛い
イチジク:△〜○青臭い
黒豆煮:豆の甘味とあう
黒胡椒:

1996 Chateau Fourney, St.Emillion Grand crc

シャトーフルネ サンテミリオン グランクリュ

メルロー40%、カベルネフラン52%、カベルネソーヴィニオン8%

トマト:
赤ピーマン:
椎茸ソティー:◎◎
フランボワーズ:酸っぱい
ブルーベリー:酸っぱい
カシス:

カシスジャム:少し苦い
クレーム・ド・カシス:
ドライ・プルーン:△〜○
タイム:辛い
イチジク:◎◎
黒豆煮:甘味残る
黒胡椒:辛いが味的にはあう

1998 La Chapelle de Lafon Rochet

ラ シャペル ド ラフォン ロシェ

メルロー40%、カベルネソーヴィニオン55%、カベルネフラン5%、

トマト:
赤ピーマン:△〜○
椎茸ソティー:
フランボワーズ:
ブルーベリー:
カシス:△〜○カシス強い

カシスジャム:カシスの辛さとジャムの甘さが別々になる
クレーム・ド・カシス:
ドライ・プルーン:甘味残る
タイム:辛い
イチジク:◎◎
黒豆煮:甘味残る
黒胡椒:辛く胡椒が強い

1995 Chateau Pouget, Margaux 4e Grand crc

シャトープージェ マルゴー

メルロー20%、カベルネソーヴィニオン70%、カベルネフラン10%

トマト:
赤ピーマン:
椎茸ソティー:
フランボワーズ:
ブルーベリー:△〜○ちょっと青臭い
カシス:

カシスジャム:
クレーム・ド・カシス:辛い
ドライ・プルーン:
タイム:
イチジク:
黒豆煮:
黒胡椒:辛い

1999 "La Font d'Estevenas", Cairanne, Cotes du Rhone Villages

シャトー ラロッシュ ヴィエラ マディラン

グルナーシュ65%、シラー20%、ムールヴェードル15%

トマト:
赤ピーマン:辛くなる
椎茸ソティー:
フランボワーズ:
ブルーベリー:ちょっと青臭い
カシス:

カシスジャム:◎◎
クレーム・ド・カシス:
ドライ・プルーン:
タイム:辛くなる
イチジク:
黒豆煮:豆の甘味とあう
黒胡椒:辛く胡椒が強い

「相性診断」

・トマトは赤ワイン全般にあう。
・フランボワーズは色のうすいブルゴーニュとあう。
・カベルネフランは茹で小豆の香りがある。
・アルコール度の高いワインはジャムとあう。
・焦げ臭のするワインはドライフルーツなどのドライなものとあう。
・カシスはボルドーよりもブルゴーニュ、それもコートドゥニュイとあう。
・食は知的であるとすると、柔らかすぎる、辛すぎる、食べやすすぎるは×。

不思議なこと
・カシスはフランボワーズやブルーベリーよりも酸っぱいが、赤ワイン(シャトーフルネ)とあわせると、酸っぱくなくなる。

お酒とお料理の相性