ボージョレーヌーボーとカツオのお刺身

2006年11月

 赤ワインに魚があうのか?

 心配してくださる方もいらっしゃるでしょう。しかも独特の香りがあるカツオですからねえ。でもまあ、あわせてみましょうか。

 ボージョレーヌーボーは有機栽培の盟主マルセルラピエールを選びました。新酒らしい紫がかった色をしています。しかも濃いです。

 11月ともなると冷え込みますから、冷蔵庫で冷やさなくとも飲めます。

 もどりカツオはそろそろ終わりを告げるところ。ギリギリ間に合うように、お魚屋さんとも相談して御用意下さい。

 ボージョレーヌーボーとカツオ、醤油との相性はどうであるかみていきます。

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マルセルラピエールのボージョレーヌーボー

カツオ

:カツオの独特の香りとも反発することなく、カツオがやや硬くなり肉らしい触感も楽しめます。ただし単調な味なので、何かもう一工夫したい気にもなります。

醤油

:ボージョレーヌーボーの旨味が増えるようにあいます。

 次にカツオにしょうがと醤油をつけて、ボージョレーヌーボーとの相性をみます。

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マルセルラピエールのボージョレーヌーボー

カツオ+醤油

:カツオの意外な一面を見たとでも申しましょうか。カツオと醤油の香りがあうことに加えて、さらにボージョレーヌーボーが加わったことにより複雑になります。カツオも醤油もボージョレーヌーボーによって洋風になりますね。口の中でもカツオと醤油の相性の良さに加えて、ボージョレーヌーボーがからんでいく。この3つが揃うことにより、2つまでではあり得なかった美味しさが広がります。まるで別天地に来たような気にしてくれます。カツオとボージョレーヌーボーとでまずまずだった相性をより美味しくなるように、醤油が花を添えてくれているようです。

 ここで気になるのが、カツオにしょうがをつけるかどうかでしょう。ボージョレーヌーボーとしょうがの相性をみましょう。

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マルセルラピエールのボージョレーヌーボー

しょうが

:しょうがの辛さがワインで誇張されます。しょうがが勝ってしまう相性です。

 しょうがは薬味として使われます。味ではなく、風味として彩りを添える風のようなものです。ボージョレーヌーボーをはじめとした赤ワインに対して、しょうがを普通の食事程度に使ったお料理は辛くなり過ぎます。

 今回のような場合、わずかな量のしょうがを使うことにより、後味がピリッとして、次の一口を誘うこととなます。ピリッとさせたいなら少量のしょうがを御用意下さい。あくまで薬味で脇役の中の脇役ですから少量です。

 

!今日の格言!

 ボージョレーヌーボーのような赤ワインには赤身の肉があう。マグロやカツオの魚だっていいぞ!


お酒とお料理の相性 / 丸河屋